生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

大阪城公園・自然観察

2022年01月11日 | 日記

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大阪城公園は今、商業化推進により、これまで維持されて来た都市公園の緑地機能の低下の危機に晒されているのではないか。

との認識のもと、大阪城公園事務所や大阪城公園パークセンターとのコミュニケーションの場を模索しています。

そして、昨年の12月から始めた大阪城公園の自然観察です。

個人の観察に、一緒に歩いて貰える人を呼びかけて、この日は8人で歩きました。

歩いたルートです。

市民の森の辺りです。この森は、世代が交代していない印象です。

ケヤキの木は、樹皮に隙間があるため、虫が隠れている事が多く、この日の最初の虫は、樹皮の下のクモでした。

朽ち木の枝が落ちていて、クマバチの巣だった事が確認されました。

この朽ち木には、ヒメフナムシが隠れていました。

クスノキにハラビロカマキリの卵が見られました。

この木の窪みには、ヨコヅナサシガメの幼虫の集団越冬も見られました。

広場に大きな石があって、ここに餌をおいている様で、野鳥撮影をしている人が、かなりおられました。

ここでは、メジロ、シジュウカラが見られました。

この場所には、アオバトが、この1ヶ月ほとんど毎日来ていると、野鳥撮影をしている人が言っておられました。

この後、またケヤキの木を観察。

ツヤアオカメムシ、フユシャクの交尾、ノミゾウムシ、白いクモ、などが見られました。

観察風景です。

カニグモです。

フユシャクは、成虫が冬に見られるとの事だですが、交尾している場面は珍しい様でした。

雌は翅がなく、飛ばずに、卵を産むことにエネルギーを使う様にしているとか。

ツヤアオカメムシは、暖かいので、木の汁を吸いに出てきている様でした。

続きます。


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