中国小話 上海編2

上海の空港から市内に向かうタクシーはおんぼろフォルクスワーゲン、運ちゃんは愛想無くて（言葉が通じないから仕方ないかな・・・）、ラジオをガンガンかけて高速道路をビュンビュン飛ばしてました。
『そう言えば上海のタクシー運転手は星で評価されるってこばちゃん（今回お世話になった友人の小林さん）が言ってたな・・・
ん？この運転手は二つ星か、大したことないなっ！（笑）』なんて思いながら乗っていました。
上海のタクシーに乗るとその運転手の評価が星で表示されています。最高は三ツ星。タクシー運転歴の長さや無事故無違反、必要以上にクラクションを鳴らさない、文句を言わない（お客さんに文句を言う運転手、結構いるんだそうです。日本じゃ考えられないですよね。）対応が丁寧・・・などだそうです。
でも、ぶっちゃけ無星から二つ星までは大差ありませんでした。とにかくみんな運転が乱暴！いきなり車線変更するわ、平気で割り込むわ、必要もないのにクラクションは鳴らしっぱなし、スピード出し過ぎ・・・それからこれは車じゃないのですが、人が道路のどこでも渡っちゃうんです。信号は当然無視。上海の交通事情はそれは恐ろしく、私も何度か死にかけました！（笑）
そんな訳で空港から市内のホテルまでの小1時間の道のりで三半規管が弱い私は完全に車酔いしてしまい、タクシーを降りたとたんに座り込んでしまいました。
その後なんとかチェックインはしたものの、しばらくロビーでヘタってました。
翌日からの行程に不安を抱いて一日目の夜は更けていくのでした。。。


ちなみにタクシーの運ちゃんはお釣りも出し惜しみしてました!（笑）

つづく・・・