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なにげに4年目。
結構続いてます。

有馬記念考察

2007年12月20日 12時16分13秒 | Weblog
2007年の中央競馬を締めくくる、グランプリ・有馬記念の出走予定馬が出揃った。

ジャパンC優勝後に引退したアドマイヤムーンの名前が無いのは残念だが、3歳牝馬としては、史上初のファン投票1位に選ばれた日本ダービー優勝馬ウオッカを筆頭に、天皇賞春秋連覇の偉業を成し遂げ、前走のジャパンC3着からの巻き返しを狙うメイショウサムソンもエントリー。また、ダイワメジャーとダイワスカーレットの兄妹対決からも目が離せない。年度代表馬の行方も、この有馬記念の結果が大きなカギを握っているといってよいだろう。現役屈指の好メンバーが顔を揃え、2007年のフィナーレを飾るにふさわしい、話題に事欠かない大一番となりそうだ。

前走のジャパンCでは、単勝オッズ1.8倍という断然の1番人気に支持されたメイショウサムソン(牡4・高橋成忠)。3~4コーナーでインをぴったりと回ったアドマイヤムーンに対して、同馬は大外を回って3着に差し込んだ。着差がわずかアタマ+クビ差だった事を考えれば、負けてなお強しといえる内容だった。この有馬記念を勝利して、“現役最強馬”の称号を獲得し、年度代表馬の座も手中に収めたいところだ。

そのジャパンCで、メイショウサムソンに先着を果たし、2着に入ったのがポップロック(牡6・角居勝彦)。いまだにGIは未勝利だが、昨年の有馬記念では、O.ペリエ騎手とのコンビで、ディープインパクトの2着に入っている。前走後の回復も早く、他のジャパンC出走組に先駆けて、12月2日から坂路で時計を出し始め、9日には栗東CWコースで5ハロンから67秒3―38秒8―11秒7(馬なり)をマーク。大接戦を演じたジャパンC時の体調をそのまま保っている。

今秋は、度重なるアクシデントで思うように目標とするレースに出走できなかったウオッカ(牝3・角居勝彦)だが、前走のジャパンCでは最後方から追い上げ、勝ったアドマイヤムーンから0秒2差の4着に食い込み、“ダービー馬ここにあり”を満天下に示してみせた。ファン投票1位の3歳牝馬が、再び競馬シーンに鮮烈な新風を送り込むか。

一方の3歳牡馬勢は、菊花賞1着のアサクサキングス、同2着のアルナスラインが残念ながら回避したものの、同3着のロックドゥカンブ(牡3・堀宣行)がエントリー。デビュー以来の連勝は4で途切れたが、菊花賞で見せたメンバー中最速の上がり3ハロン35秒4(推定)の末脚は、次走への期待を抱かせるものだった。南半球産の遅生まれで、菊花賞時より2キロ軽い53キロの斤量を味方に、鞍上に、欧州の名手M.キネーン騎手を配して、一挙の世代交代を狙う。

ダイワメジャー(牡6・上原博之)とダイワスカーレット(牝3・松田国英)の兄妹対決にも注目が集まる。兄のダイワメジャーは、前走のマイルチャンピオンシップでGI通算5勝目を挙げた。昨年の有馬記念は3着に惜敗したが、引退・種牡馬入りを前に、ここで有終の美を飾りたいところだ。妹のダイワスカーレットは、ウオッカと並んで“最強牝馬世代”の一翼を担う3歳牝馬。秋華賞、エリザベス女王杯の鮮やかな勝利は記憶に新しい。ライバル・ウオッカのジャパンC4着を物差しにすれば、メイショウサムソンやポップロックといった古馬勢に対しても、能力的には遜色ないだろう。

今年の有馬記念は、ダイワメジャー、ダイワスカーレットの他に、ジャパンCで果敢に逃げたチョウサン(牡5・清水利章)、ホッカイドウ競馬のコスモバルク(牡6・田部和則)、サンツェッペリン(牡3・斎藤誠)と強力な先行馬が揃い、レース展開が勝敗の行方を左右することになりそうだ。ハイペースの展開になれば、差し・追い込み馬の台頭も予想される。

前走のジャパンCでは、3番人気に支持されたものの10着に敗れたインティライミ(牡5・佐々木晶三)だが、今回は一瞬の切れを生かしやすい中山コース。今秋の朝日チャレンジC、京都大賞典連勝時に見せた、鮮やかな瞬発力を見直す手はあるだろう。

ドリームパスポート(牡4・松田博資)は、約8か月の長期休養明けだった前走のジャパンCで14着に敗れたが、昨年の皐月賞でメイショウサムソンの2着に入り、ジャパンCでもディープインパクトの2着に迫った実績の持ち主。今春の阪神大賞典(2着)のレース内容を見る限り、古馬のトップクラスに位置しているのは、間違いないだろう。

前走のジャパンCで5着に入り、復調をアピールしたデルタブルース(牡6・角居勝彦)は、上り調子でこの有馬記念に参戦する。脚部不安で長期休養を余儀なくされたが、前走の鳴尾記念で見事な復活を遂げたハイアーゲーム(牡6・大久保洋吉)は、2004年の日本ダービーで3着に食い込んだ実力派。ゴール前、二転三転の激戦になれば、大仕事をやってのけても不思議ではない。

JRA引用


個人的な考えとしては、

まずメイショウサムソン。これは外せない。安定感も抜群で、間違いなく馬券に絡んでくる。

次にポップロック。なぜこれほどの馬がGIを勝っていないのか不思議である。2500mの成績は7戦4勝複勝率100%の距離適正。

ウオッカ、ダイワスカーレット辺りの軽い牝馬も侮れない。特にダイワスカーレットは男馬との初対戦で、期待も高まる。

残るところは、実績的にいけばダイワメジャーだが、距離の壁が厚いと見て、ここは新鋭ロックドゥカンブにかけてみたい。

そこで、いつも通り3連複フォーメーションでこの5頭でいこうかな

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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2007-12-20 20:36:49
枠順



1枠1番メイショウサムソン

1枠2番ドリームパスポート

2枠3番マツリダゴッホ

2枠4番ダイワメジャー

3枠5番レゴラス

3枠6番ポップロック

4枠7番ダイワスカーレット

4枠8番ロックドゥカンブ

5枠9番サンツェッペリン

5枠10番フサイチパンドラ

6枠11番コスモバルク

6枠12番インティライミ

7枠13番デルタブルース

7枠14番ハイアーゲーム

8枠15番チョウサン

8枠16番ウオッカ

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Unknown (去年の5着だった馬の当時の鞍上と同名字)
2007-12-20 20:49:15
枠順決まりましたな・・・



◎メイショウサムソン

○ポップロック

▲ドリームパスポート

△ロックドゥカンブ

×デルタブルース





当日の天気は雨らしいのでそこらへん(枠順も)も考えて予想しました



でもだいたい実力で決まるかな



とりあえずメイショウサムソンから馬連の総流しすれば高確率で当たるでしょう(こういう買い方は好きではないが)



個人的にはドリパスを応援(CMでも「応援よろしくお願いします」って言ってたし)

高田Jで悲願のG1初制覇っていうのはなんかドラマチック
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Unknown (管理人)
2007-12-20 23:02:32
実績、データ、条件からいってもメイショウサムソンには死角がない。
安心して軸にしていいかと。

レゴラスなんて馬が登録してきたけどよく出走できたなぁ…
500万下勝って来ただけじゃないか・・・

あとはロックドゥカンブ鞍上キネーン騎手はやっぱ有馬キネーンを勝つのかななんて・・・
そんな期待も込めて連下に入れた。

ダイワメジャーを切り捨てるのにも迷ったが・・・
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Unknown (去年の有馬記念で5着だった馬の当時の鞍上)
2007-12-21 08:37:21
まあサムソンは鞍上がJCみたいに失敗(岩田さんがうまく乗っただけかも)しない限り確実に連に絡んでくるでしょう



まあ心理としては石橋さんに戻して欲しい



ポップロックは秋4戦目だけど去年遠征帰りであの結果なので大丈夫かなと思う

ドリパスは応援心理もあり

来たら嬉しい



まあ個人的にはこんなところ
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Unknown (管理人)
2007-12-21 12:57:41
思えばダイワスカーレットも2500の距離は未体験なんだよな…



2200であれだけ強い勝ち方してれば大丈夫だとは思うが
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Unknown (去年の有馬記念で5着だった馬の当時の鞍上と同名字)
2007-12-21 15:57:04
前残りになれば複勝~掲示板は十分圏内ではある



少なくとも同世代牝馬のウオッカよりは先着すると思う
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Unknown (管理人)
2007-12-21 21:44:03
ウッオカは大外枠が吉と出るか凶と出るか

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Unknown (去年の有馬記念で5着だった馬の当時の鞍上と同名字)
2007-12-21 22:28:02
16番枠の成績は最高が89年スルーオスダイナー、92年ライスシャワー、00年メイショウオウドウの8着(これまで11頭が出走)



ウオッカの力(ちから)だとこれらを覆すことは難しいかも
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Unknown (管理人)
2007-12-21 23:44:09
ウオッカの

良い所
・斤量が軽い
・大外のため他馬の影響を受けにくい
・日本ダービー上がり3F歴代最速33.1
・JCで古馬との対戦をし、4着と健闘

悪い所
・展開に左右されやすい
・重馬場苦手
・早熟疑惑


オッズ(23:43)見たらダイワメジャーの倍率が思ったより高かった
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Unknown (kefir)
2007-12-22 00:33:25
メイショウサムソン
ポップロックの馬連で
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