ハリガネ -soap dish-

賃貸アパートは「家具・家電付き」。
空っぽの部屋に、冷蔵庫と電子レンジ、洗濯機だけポツンとあります。
着いたその日から、食器や衣類はもちろん、
台所や洗面のタオルを掛ける場所ひとつから悩むことに・・・。
でもそこは去年の長野での生活からすっかり要領を得ていて、
ツッパリ棒やビニールテープなどを駆使して、暮らしやすく工夫を凝らします。
引越しに、紐・テープ・針金・ドライバー・ペンチ・ツッパリ棒は必需品。
たいていのことは何とかなるのです。

そのひとつ。
ボディソープをのせるお皿を忘れたため、
ハリガネで作った「soap dish」。

ボディソープは石鹸派です。
子どもの肌にも良いし、手のひらでゆっくり泡立てるのも好き。
液体の方が使うのも、置いておくのもラクだけど。

石鹸置きなんて１００円ＳＨＯＰで買えばすむことですが、
１００円で買ったモノでも、不要になったからといって
まだ使えるモノを捨てられない性質の私。
できるだけ間に合わせの買い物をしないようにしています。

以前見た、かごの編み方を書いた本を思い出しながら
手持ちのハリガネで編んでみることにしました。
うろ覚えだったので、ほとんど我流。
ハリガネが細かったため華奢な仕上がりです。
（東京での数ヶ月限定使用になりそう）

次に作るときは、もう少し太目のハリガネがいいかも・・・。
ひとまずヌルヌルから開放された石鹸を泡立てながら、ひとりごちたのでした。


●以前に作ったカゴはこちら
　2006-01-06
　カゴ編み熱、再び。


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