食品と暮らしの安全基金が行っている「チェルノブイリ、子供の痛みを失くすプロジェクト」の帰国報告会が31日、さいたま市で開催されました。
低線量被曝地域のウクライナのいくつかの村で調査が開始され、それをもとに内部被曝を避ける食事の無償提供や保養の実施などが効果をもたらし、諦めていた辛い症状から解放された人たちの笑顔がとても印象的です。
今回の報告は体の痛みを取る治療に重点が置かれていました。昨年から成果のあった血液循環法の理論に基づいた押圧治療です。全身の「気血」の循環を良くして瘀血を解消する手技療法で、子どもも大人も押圧で痛みがなくなるという感動のシーンを動画で目の当たりにすることができました。
施術は大杉治療院院長大杉氏、斯界の権威です。このプロジェクトの成果が福島にも応用することができると、参加されています。
立つことも難しかったワジム君が安全な食の提供と押圧で歩行に期待が持てるようになる、ずっと苦しんでいたバレリーナの足首の痛みが取れ、祈りのポーズで感謝されるなど々、多くの人々が溢れるような笑顔を返しました。内戦状態にあって、国からの援助も減らされるなど、厳しい環境にありますが、ウクライナとフクシマの連帯も感じさせる希望の報告会でした。
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