「大人の工作時間」風力発電機づくり 製作者来訪 9/9山形山

　朝夕は気温もぐっと低くなり過ごしやすくなった山形山。風力発電機作りも回を重ね４回目、栃木県在住の「自分で作る風力発電機」の製作者に教えを乞いに伺ってからひと月余り、基本のブレードづくりまで進みました。

　中村式風力発電機が天童でも廻ってくれたらうれしいと、この日、製作者の中村さんが颯爽と車を駆って栃木から実地指導に来てくれました。迎えるメンバーは米山、鳥海、菅野、です。少年の頃の夢を今期は風力発電機づくりに託して週末工作を楽しんでいます。

　タータンチェックの半袖シャツがラフで若々しい、精悍さを感じさせる陽に焼けた顔に少年のような眼差しの中村さん、早速製作機の点検をします。「自分は８ヶ月かかったけど、失敗や工夫を全部教えるので今年中には仕上げたいですね。」と先生から発破がかかります。

　何度も々失敗してようやく実現した風力発電機、図解だけをみて作るのは難しいでしょうと製作中の発電機一式も持参してくれました。製作を始めた頃のコイル、コイル受けを見本に「最初はこの程度、このゴテゴテした手触りと現段階のものを比べてみて」と、何回もの試作を重ねて精巧になっていくさまが一目瞭然。この日は秘伝中の秘伝を開示してもらい製作にはずみがかかりました。
　いまは公私共超多忙の中村さん、活動の輪も広がっています。