処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

孫文写真展

2016-11-29 16:28:34 | 社会

 横浜・中華街の同発新館での『孫文 中国民主革命の偉大なる先駆者』展を観てきた。入場無料。

 今年が孫文生誕150周年にあたることから、横浜・上海友好都市43周年のイベントも兼ねて行われたもの。

 上海市から借り受けた写真100点には、犬養毅や頭山満など当時彼を支援し続けた国士とのショットも数多い。

   

  ウィーク・デイのため土・日曜のような混雑にはあわずに済んだ。

  

  同発は老舗。普段は中華菓子の店舗が会場となっていた。来場者は華僑と思しき高齢が多い。

  いづれも入場時に署名をし、主催者側役員と言葉を交わす。よく知る間柄なのだろう。

    

  孫文59年の生涯のうち滞日は延べ6年。日本人は、彼の国の革命成就のため東奔西走、よく助けた。

    

   現チャイコム(中国共産党)は、この両国のかつての歴史を認めたくないのだろう。

    

  中華街は《大陸派》と《台湾派》があると聞いていたが、今はどうなのだろう。

  商売の前には、何の意味もなく、協力しての写真展なのだろうか。

 

   

 

  

  明治維新は、中国の共産革命を誘発した。

  亜細亜の民として、列強の植民地の抑圧から解放されよう、そのためにはいくらでも手を貸そう、我が国は、一国あげてその気風に溢れた時代であった。

 

  

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特別純米 不昧公

2016-11-23 18:57:15 | 

10月初旬、宍道湖を中心に旅し、一夜湖畔のホテル一畑に宿をとった。

夕食はホテル内のレストラン「カメーリア」。

生ビールの次に選んだのはお酒三種。利き酒スタイルで、味のバラエティを楽しむというよくある趣向のメニュー。

  

”不昧”とは、松江藩七代藩主「松平治郷」の号。これは、藩主が「伊佐幸琢」に師事して茶道の奥義を極め、無門関の「不落不昧」の語から取って号したというもの。


松平家の土蔵を仕込み蔵として譲り受けた国暉酒造の出雲杜氏がじっくりと低温で醸し上げている、説明書にある。

三種のうちでは、もっともまったり感があった。帰京して早速買い求める。この日の食卓は、 おでん、豚の角煮、野菜煮っ転がし、秋刀魚。

原材料・成分

アルコール度 : 15.5度   日本酒度 : +4.0   原料米 : 山田錦

国暉
容器の種類 720ml 瓶
原産国名 日本
原材料・成分 アルコール度 : 15.5度   日本酒度 : +4.0   原料米 : 山田錦
内容量 1
メーカー名 國暉酒造有限会社
産地 中国
県名 島根県
味わい 辛口
   
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日本と中国の絆

2016-11-19 19:02:15 | 

著  者  胡金定

出 版 社  第三文明社

 

     

著者は、1956年中国福建省生まれ、現在甲南大学教授。月刊『第三文明』の連載が単行本になった。

日中両国の友好往来の歴史を、特に近現代を重点に判り易く書く。

冒頭で著者は「自分は、中国で古くから《庚申の日生まれは大泥棒になる》と言われている申年である。我が子の将来を案じた両親は、名前に金を付ければ生涯金が着いて回るだろうと金定とした。同じ庚申の日生まれの日本の漱石も、我が子の厄除けを願う両親によって金之助と名付けられた」と微笑ましい逸話を紹介している。

両国民の相手への嫌悪感が最悪の今、その現状を何とか好転させたいとの強い思いが行間から伝わってくる。しかし半面、人によっては、習近平中国の言い分を正統史として、日本国民に理解させる意図ありとも受け取る向きもあろう。何はともあれ、両国友好ガイダンス本として一級である。

中国四千年の歴史は、王朝の歴史。現王朝(共産国家)は成立して精々67年。まだ若い。若さゆえのトラブルはつきものだ。そうした太っ腹の史観にたって、お付き合いをして行こう。

各章で取り上げている主な友好の人士やマターは次の通り。初めて知ることも数多い。

池田大作、内山完造、高碕達之助、岡崎嘉平太、朱鷺、魯迅、西村真琴、梅屋庄吉、呉清源、高倉健、遠山正瑛、鄭成功、隠元、武林唯七、楊貴妃、徐福、媽祖。

 

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長城 GREAT WALL

2016-11-16 08:02:32 | ワイン

《 長城 GREAT WALL 》

生産国 中国

地   域 河北省沙城地区

生産者 長城ワイン 

ヴィンテージ 2009

葡 萄 種 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

タ イ プ  フルボディ 赤 辛口

 

  

横浜・中華街を訪れた折に、久し振りに買い求めた。20年振りくらいかしら。

北京オリンピック(2008年)、上海万博(2010年)の、ワインメーカーとしてただ一つオフィシャルスポンサーとして選ばれている。

広大な国土ゆえ、もっと多くのワイナリーがあってよさそうなものだが、中国雑貨店のショー・ウインドウに並んでいたワインはこれだけ。中国にはワインが馴染まないか。

飲み口はよい。がコクはいまいち。

食膳は、チーズ、ギンナン、串揚げ、ロールキャベツ、焼鯵。

 

 

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津山まなびの鉄道館

2016-11-01 07:55:57 | 身辺雑記

出張で津山に赴く。

仕事を終えての帰途、1時間の電車の待ち時間を利用して観光する。

昭和、日本経済の発展を支えた鉄道網の拠点。転車台に機関車を載せて旋廻させて車庫に入れる扇形機関車庫。今は《津山まなびの鉄道館》となって、子供たちが、くらしにかかわって来た鉄道の成り立ちから、社会や地域とともに発展してきた鉄道の歩み・しくみを学ぶ貴重な博物館となっている。

     

 入場料は、高校生以上300円、中学小学生100円。

 

     

 転車台が設置されたのは1930年。

 

  

C57形動輪。直径1.75m、重量3480kg。最大の動輪。時速100km走行時には1秒間に5回転する。

 

                                                

           通称デゴイチ。日本を代表する貨物用機関車。1115輌が製造された。

 

     

 左:DF50形ディーゼル機関車。幹線用として日本で初めて量産された電気式デーゼル機関車。      製造138輌。

 右:DD13形ディーゼル機関車。貨物入れ替え作業に貢献した。製造418輌。

                                                      

        10t貨車移動機。入れ替え作業用として1950年代以降に量産。

        分類上、車輛ではなく機械として扱われる。

 

 

DD15形除雪用ディーゼル機関車。北陸本線などで使用。製造50輌。

 

   

 現存する扇形機関庫では二番目の規模と言う。この他にも旅客用のキハ形など全部で13輌の機関車が収蔵されている。

《見て、さわって、楽しく学べる 津山まなびの鉄道館》(入場時に戴いたパンフから)。

古き良き時代のノスタルジーに浸り、暫し童心に立ち返る、一種のパワー・スポットと言えるかも知れない、かつての男の子たちには。

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

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