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岩淸水

心を潤す

デフレ

2010年12月20日 05時00分00秒 | 言葉の説明

 

デフレ【岩淸水・言葉の説明】 デフレ ことばの説明

 

 

Deflation

 デフレーション(英: Deflation)とは、物価が持続的に下落していく
経済現象を指す。略してデフレとも呼ぶ。日本語では通貨収縮。
対義語に物価が持続的に上昇していく現象を指す
インフレーション(英: Inflation)がある。

(Wikipedia)

 

 

出鱈目な経済学者に、惑わされないためには、具体的なイメージで考えればよい。

自動車会社が車を無理にたくさん作り、それを安くても売ろうとするから、自動車の価格が下がりつづける。自動車会社は市場占有率を高めるために、コストカットなどで安く車作りをする。家電とか情報機器では、その安物作りによりいっそうの拍車がかかっている。商品が安く買えるようになるのは、消費者にとって結構なことだ。

しかし一部の経済通を自称する人々などは、物価が下がることを良しとはしない。物価が上がれば経済回復の指標だと謂う者たちがいる。左近尉は、40年前にトヨタのカリーナの中古車を 64万円で買って乗っていた。そして現在は、セルシオの中古を 40万円で買った。様々な要因があるが、車格は倍以上なのだが、値段は安い。この現象を経済学的に、こまかく解明してもたいした成果は生まれない。ただ云えることは、デフレ下では貧乏人にも高級車が乗れてしまう。

 今は むかし 今は むかし

勿論、これを新車で買うには、800万円とか、1000万円を用意せねばならない。

怪しげな金融取引に金持ちのボンボンを引き込んで、何億円と巻き上げられれば、これを買うくらいの報酬は得られるのだろう。

また車作りなどでは、支那などに安い部品を作らせて、それを日本の高級ブランドに組み付ける。ナンテぇ事が実際に出来れば、儲かるのだがナア。とか罪界人は夢想してきた。先進工業国は賃金が高い。支那とかインドシナ半島とかでは、労賃が安かった。こうした国際的な環境で生産とか貿易をすれば、安くモノが作れて売れる。この様な中で、物価上昇の目安を、2%とか言ったところで、只の念仏にすぎない。

企業はモノを安く作って安く売りたい。

そして現在は独占禁止法の適用が緩やかで、大きな企業ほど国際的な安定企業なのだ。とかの風潮も蔓延している。

             カルロス・ゴーン【人物】 カルロス・ゴーン 自動車産業

    労働者への労働分配率を下げて、

    起業家とか資本の出資者の

    取り分を最大にする。

 

このための支配層が打ち出している政策が、構造改革なのだ。ならば構造改革の旗を降ろさない、安倍政権にデフレ対策を期待するなど、まったくもって馬鹿げたことなのだ。

 大衆収奪機関【言葉の説明】 大衆収奪機関

金融改革で貸しはがし。

この影響がなくなるのには、一世代以上の年数、つまり 20年とか 30年の年月がかかるのだろう。世界史的な視野で経済の好況と不況を見れば、このようなサイクルで世界経済は推移してきた。

 欲張りすぎれば、仏様の鼻の穴を穿ちすぎるので、鼻めどがひとつに繋がってしまう。このお話は小学生の頃、興味深く聴いたものなのだが、どうもあまりメジャーなお話ではないらしい。ご存じない方も多かろう。【鼻かけ地蔵】

 

 

2016 04 08  ガソリン代を構造改革 わが郷

                 2016 04 08 ガソリン代を構造改革【わが郷・経済】

 

 

 

 

 

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