東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

台風12号来襲の夜に移動【前編】

2011-09-24 20:20:50 | ムーンライトながら

快速ムーンライトながら@大垣往路:9月2日(金) 八O子  →立川   :中央線快速 立川   →東京   :中央特快 東京   →     :快速ムーンライトながら 運賃:¥1,110+¥510+青春18きっぷ+¥
昨夜降り続いた雨が、早朝には止んで、なんとなく蒸し暑い日中であった。

ここ八O子では、時折、強い風と大粒の雨に見舞われるだけで、台風12号が、間もなく四国に上陸するというニュースは、どこか遠い地方の事の様に思える。

それでも、夕方以降は、次第に風雨の頻度が高くなり、中央本線が甲府以遠で運転見合わせという情報を得て、台風来襲が小生の中で信憑性を帯びてくる。

それが、平日の出来事であるなら、さしたる気にも留めないのであるが、今宵小生は、旅人になる。

今宵の宿はムーンライトながらである。

いつもより、1時間も早く、東京宅を出発し、路線バスで八O子駅へと向かう。みどりの窓口で、ムーンライト信州の指定券の無手数料払戻を求めるためである。

今週末のムーンライトながらの指定を予約するタイミングが遅かったため、リスクヘッジとしてムーンライト信州の指定券も予約していたのであるが、予想に反してムーンライトながらの指定が取れてしまったため、ムーンライト信州の指定券が余ってしまった。中央本線が不通のおかげで、無手数料払戻を受けることができたのは、ラッキーだったのかも知れない。

特急券の払戻など、それぞれの事情を抱えた乗客が係員と折衝しているために、待ち行列は長くは無いのであるが、待ち時間は長い。いや、長く感じる。

漸く自分の番になって、予定通り、払戻完了。

でも、いつもいつも不安に思う。

本当に手数料無しで払戻されているのかどうか、非常に心許ない。ただが、¥510ではあるのだが。航空会社と違って、鉄道会社はどうも信用がおけないのはなぜか?

払戻が終わって、東京駅へ行くのに、中央線経由と、横浜線経由とどちらか早いか、係員に尋ねる。

随分と中央線をバカにした質問だとは思ったが、係員の○○さんは、場所を移して、別の端末の画面を確認してから、”東京方面は概ね、通常通り運行されていますので、中央線で”回答された。

先程まで、定時運行していたと思ったら、直ぐに止まる中央線。係員としても迂闊に答えることは出来ないのである

小田原までのきっぷを購入して、先程の係員の言葉を信じ、中央線上りホームへの階段を下りる。

ところが、列車はなかなかやって来ない。

下り列車のアナウンスが入る。只今、高尾駅ホームに列車が集中しており、次の高尾行きは、当駅で少々、時間調整のため停車いたします....

列車をマニュアルでさばくのに、苦労している様子は想像に難しく無い。折り返し運転なのだから、下りが遅れると上りも当然、影響を受ける。あぁ、またか。とため息の一つも漏れてこようもの。待ちくたびれた頃、高尾方面に光芒が灯り、次第に大きくなり、ホームに列車が現れた。定刻より、7分遅れである。先程の係員の説明は一体何??

なるほど、7分遅れは、概ね定時運行なのである。いやいや、台風が来ている訳だから、この程度は充分誤差範囲と言える。何となく、列車指令の担当者の苦労が忍ばれる

東京行きの中央線快速。空いているのは良いのだが、隣りに座ったオッサンが、無茶苦茶臭くて鼻が曲がりそうになる。

夏場は、偶にこのような不幸に遭遇する。

立川で、ホーム向かい側に、これまた遅れていた、青梅線由来の中央特快が入線してきたので、空いている事を確認の上、これ幸いと乗り換える。これで浮浪者臭から逃れることもできる。

ロングシートではあるが、やはり、中央特快は快適である。

車内では紀行文作成に専念していると、あっという間に東京に到着した。

時刻は、22時40分。

東海道線ホームに行く途中、駅弁屋で、美味しそうな弁当が安く手に入りそうなら、と思って物色する。

なんと、丁度、タイムサービスをやっており、店頭商品は¥200引きとの事。

でも、元の値段が結構するので、結局購入を見送って、コンビニNEWDAYSへ入る。

先週よりも、品数は豊富の様である。

ここで、サービスサンド¥180を購入する。なんか、最近、旅の度にサンドイッチを買っている自分が少し変。

22時50分頃、10番ホームに上がると、丁度、静岡始発の特別普通列車が到着した所であった。定刻だと、22時42分だから、8分遅れである。

やはり、東海道線も台風の影響を受けてダイヤが乱れているのか?

そう言えば、今宵、サンライズ瀬戸・出雲は運休である。

そして、23時前に、ムーンライトながらが入線する。

ところが、立派なカメラを持ったオッサン数名が、身を乗り出して、カメラを構えているものだから、ムーンライトながらは、怒りのタイフォンを鳴らしてホーム途中で停車してしまった。

そして、”撮影されている方、危ないから黄色の線の内側へお下がり下さい。お下がり下さい。”と、これまた怒りのアナウンスがホームにこだまする。

いいオッサン達が一体何をしているのか?

彼らにしてみれば、足はたしかに、黄色い線の内側にあるのだが、体を曲げているので、結局の所、体の大半は黄色い線の外側、そして、頭部と撮影機材は、下手をするとホームの端に達していそうな姿勢をしている。

撮影に夢中なのだろう。3次元空間上の己の座標を認識しているのかいないのか不明であるが、そんな状態だと、とてもじゃ無いが、列車は入線出来ない。

撮影に夢中になっているのは本当に幸せであるが、明らかに、迷惑行為。本当に事故でも起きてしまえば、ダイヤが乱れて、旅行プランが台無しになって、多数の乗客に迷惑をかけることになってしまう。

列車妨害として、鉄道警察に引き渡すなどの毅然とした対応を望む


さて、台風が近づいているため、旅行を中止した人が多いためか、今宵のムーンライトながらは、心なしか空いている感じがする。

東海道線のダイヤが微妙に乱れているためか、先発の平塚行きが出発後、信号が変わるのを待って出発するとのこと。

何時も通り、横浜手前で検札を受ける。

やや空いていることもあって、車内は、静かである。まったりとした空気が流れている。まさに、嵐の前の静けさであった。

間もなく小田原到着というタイミングで、なんとも信じられないアナウンスが流れてきた。

”8号車右よりのデッキに自転車を鎖錠しているお客様、
小田原駅では右側のドアが開きます。自転車のご移動をお願いいたします。”


一体だれだ。これは、開くドアが右か左か以前の問題。自転車を狭い狭いデッキにおくなんて、非常識も甚だしい。しかも、盗まれないように?鎖錠しているとは。

たった、一人の我儘のために、乗客全員が迷惑する。どうしても、自転車を持ち込む必要があるのなら、せめて、最後尾座席乗客に、丁重に丁重にお願いして、座席の後ろと壁の間空間に置かせて貰え


JRもJRである。

こんな輩はお客様扱いする必要は無い。なぜ、このような丁寧語でアナウンスするのか? 何処に鎖錠したのか知らないが、これこそ鉄道警察に通報すれば良いのではないかと思う。

さて、何時も通り、小田原過ぎてから、睡眠開始するが、あまり熟睡できていない様で、時々目が覚める。

その間、台風の影響でダイヤがとんでもない事になっているとは知る由もなかった。【後編に続く】

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