La vie en rose

食べログ化している元ロリバンギャのオタブログ

妄想セレクト 電波的なロマンス

2015-08-22 15:59:28 | 小説・漫画・アニメ
宝塚観に行きたいよー。
バレエでもいい。
定期的に美しいものを観ないと駄目だ。




さて。
読んだ本の紹介です。







中村明日美子「薫りの継承 」上下
ビーボーイコミックスデラックス



いやー、やはり明日美子センセはいいですね。
古き良き時代のBLというか、耽美ものですね。

現代が舞台なのが不思議である。
てっきりちょい前の時代設定かと思った。

息子さんイイね!
往々にして子供ウザッとなるし、こんな子供いねーよ
という現実感からの乖離半端ないはずなのに明日美子
センセだと許せる不思議。

ずっと顔が描かれていなかった奥さんが最後の最後で見せた
醜悪な表情が大変良かった。

明日美子センセは萌えポイントが共通しているのか…受の
性格及びビジュアルがど真ん中なんですよね。
この作品も申し分なし。
こういうタイプは攻にされがちですからね!
息子相手でもあくまで受っていうのがいいね。

近親相姦ものって男同士だと割とどうでもいいんじゃ…と
思ってしまうのは私だけでしょうか。

こういった作風の人ってどんどん柔らかくなってしまうものだけれど、
未だにこの手の作品を発表して貰えて嬉しい限り。

「コペルニクスの呼吸」新装版もやはり買わねばならぬな。







小野不由美「丕緒の鳥」
新潮文庫





王が出て来なくて驚いた。
陽子がチラと出て来たくらいか。
既存のキャラクタの登場を期待していのですが、
終始王の動向など確かな情報が入って来ない民衆の描写にとどまった。

王が登極したって民衆の暮らしまで即影響は出ないよね…
不具合はすぐに影響するのにね…。

雪の中枝を届ける話が個人的には一番辛かったです。
寒いのも歩くのも苦手な自分にとって最も苦行。
しかも最後どうなったか見届けてないって辺りがまたね。
救いようがあるんだかないんだか…






「東京五輪エンブレム問題に新たな展開がwwwwwww 」
http://hamusoku.com/archives/8915684.html