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知らなかった「九条の力」! 灯台下暗し?猫に小判?

2013年07月20日 | 日記・思い出
 今日、車でTBSラジオ「宮川賢のパカパカ行進曲」というのを聞きました。そこでは憲法九条について話していました。途中からの話でしたが、はっと考えさせられることがありました。
 それは、英会話や漫才で知られているパックンマックンのパックンが話したことです。彼はアメリカ人で1993年に来日したそうです。
 その彼が、憲法を日本人がどうこうすることについては日本人が決めることとしながらも、九条についてはこんなことを話しました。

・戦争国家のアメリカから見ると、戦争をしない国、日本はうらやましい。
・アメリカでは空港での厳重な検査でも分かるようにテロにピリピリした日常です。
・そのことを考えると、アメリカにこそ九条がほしい。
・日本がテロの標的にならないのはなぜかというと、日本が戦争をしないと憲法で決め ている国で、他国を侵略したことがない(戦後)、人を戦争で殺したことがないこと が知られているからです。
・それを変えてしまうというのは、戦争をしない国をやめてしまうこと、戦争をする国 になるということですよね。多くの世界からこう思われているのにもったいないと思 いませんか。こんな観点は今まであまり指摘されなかったと思いますよ。

と、おおよそこんな話でした。

 この話を聞いて、戦争をしないのも当たり前、徴兵制度がないのも当たり前という戦後の日本の平和のもとになっているのが憲法であることを再認識させられました。
 戦後68年になりますが、こんなに長い間、日本が戦わなかったのは明治以降初めてですよね。
 戦争に行っていない私、あなたも、子どもや孫にも戦争には行かせたくないですね。
こんな憲法の大切さを私たちが自覚しないでいると、「猫に小判!」などと言われそうです。手遅れにならないように選択しなくてはと思います。

 過日、石破幹事長が国防軍になったら「軍事法廷」を設けて、命令に従わない兵隊には死刑や無期懲役などを科すということを話していますよ。(今の自衛隊では懲役7年が上限)(東京新聞7月16日付)
 また、選挙終盤になって安倍首相はついに選挙後には九条の改定に取り組む旨を言い始めました。(7月15日長崎テレビ)
*二人の発言はネットにも載っていますので「石破・軍事法廷」「首相・九条改定」などと入力すると検索可能です。どうぞ確認を。
 圧勝?のニュースを見て、あきらめたり、しらけ鳥が飛んだりしないことを祈って書きました。


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