国見町「佑武館」剣道場ブログ

佑武館は福島県曹洞宗長栄寺内にある剣道場です。朝内賢光教士八段を師範として尚光教士七段が代表をしています。

令和元年6月19日(水)佑武館稽古

2019年06月20日 | 稽古日誌
 今日の稽古は、試験前や体調不良で中学生の欠席が目立ちました。中学生は4名、小学生は8名の参加。
 体操、素振りの後は踏み込みの特訓。中学生にも先生になってもらい、兎に角しつこく繰り返しました。璃大には氏家先生がマンツーマンで指導!なかなかうまくできない小学生にはスリッパを使用。昔は両手を一緒に上げるために重めのボールを両手で投げたり、手首のスナップを覚えるためにボールを打ったり、足を出すために階段を使ったり、目付を直すために面金にテーピングを張ったり、引きつけがうまくいかない人には折れた竹刀を使ったりいろいろやったものでした。
 今回は20時まで約1時間踏み込み。
 面をつけてからは全体で切り返し、打ち込み、面打ちのみを短く行って約20分間の懸り稽古で終了しました。基立ちを行った中学生は最後に私と氏家先生と稽古を2回づつ行って終了しました。全体的に打ちが強くなっているのはいい傾向に感じました。私の右手は痣で赤黒くなっています。
 一般の部では、佑光、こはる、希美、珀大、らん、璃大と懸ってきました。6人ともいいのですが、ここの所こはると珀大が毎回懸ってきます。試合で活躍するにはもう少し時間は懸るかもしれませんが、今の気持ちを継続すれば必ず活躍できるようになると思います。
 さて、ここまでで疲労度はかなりあったのですがここからが稽古の本番。村木先生、遠藤さん、氏家君、奥寺さんと稽古しました。一番最後の奥寺さんとはやる前にもうおなか一杯状態でしたが、気持ちを振り絞っての稽古となりました。最後の最後でいい内容の稽古ができたのではないかと思います。
 4月くらいまでは自分なりにいい方向性で稽古ができていたのではないかと思っていたのですが、5月くらいから中途半端に試合の気持ちを入れて、結局は試合もいい結果が生まれませんでした。稽古も不調で構えの確認や鏡の前で素振り、空間動作と見直してきましたが、そういう部分よりも気持ちの面が大きかったのではないかと思いました。どうも攻めや打ち気が強すぎた気がします。4月くらいまではもう少し相手を引き出す努力をしていました。相面でもいいくらいの気持ちで相手を面に引き出して、我慢をして捨てきった打ちを心がけていたと思います。もちろん、打たれることも多かったのですが稽古の中で何本か会心の一本というか納得のいく打突がありました。大人同士の稽古で、上手に打ってやろうなんてやましい気持ちを微塵も出してはいけないと反省です。小中学生にひたすら打たせて、基立ちも汗だくになって相手を引き出して見えてくることもあるのだなあと思いました。
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