( 白牡丹酒造 )
■2012/1/31(火) 快晴なれど依然寒し
年が明けて早くも1ケ月が過ぎようとしている。
丁度酒の一升瓶が一箱6本入りだから 十二分の一は
二箱納品された箱の中から一本の一升瓶が引き抜かれた感じになる。
今時点では、まだ十一本もあると思うわけだが、これが11月も末を迎えると
あとたった1本しかないという気分になる。 同じ一か月でも自分の気持ちの持ち用で
早くもなり、遅くもなるのが人生の中の時間の流れというものなのかもしれない。
「人生萬事酒盃乃中」とは良く言ったものだ。
あと丁度四十日で東北大震災から丸一年となる。
その傷跡は、1年などでは癒えるはずもなく
それぞれの人の人生に
悲しみの影を落としたはずだ。
今年のみちのくは、いつもに増して大雪に見舞われていると聞いた。
日本人、全員が元気を出さないといけない時だと思う。
昨年から毎月末に発表してきた
「私の酒 五傑」
▼今年最初・私の酒五傑(2012年1月度)の発表である。
今月も発表したいと思ったが、残念ながら これといった印象に残る酒と出会わなかった。
※ 前にも書いたが、大吟醸・純米大吟醸 又小盃1杯程度はここには入れない。
だから 今月も、美味しいきき酒をする機会に恵まれたが、対象外
そして一蔵一銘柄としている。
日頃常飲する酒として長く付き合えるもの
春夏秋冬 日本の食事と共に楽しめる日本酒の良さを一人でも多くの人にわかって欲しいと思っている。
評価の基準は、印象度。 ( いかにまた次に飲みたいと思ったかの思いが強い順。)
言葉を変えてみれば、「別れてもまた会いたくなる人の順」 みたいなものだろうか
自分としては、いたってシンプルな尺度だと思っている。
▼『2012-1月度』 酒五傑
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( 該当なし )
書評
唯一、『仙禽』愛山に〇を打つか迷ったが、もう3度目だから入れなかった。
純米大吟醸だから加えられなかったが、芳村酒造『稲戸屋』は◎レベル
『鷹長』菩提元も〇レベルだ。
梅乃宿 一番汲みは、開封していたらきっと〇以上だったろう。
来月に期待しよう!
ちなみに先月 2011年12月(月間) 酒五傑
http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/ec814941f80f494c7b811bdc07a6bc19
そして昨年一年 2011年度(年間) 私の酒十傑
http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/3b51dff1dd94eaecd8a6bca7655e05e6
名前や人気に左右されず、必要以上に高いお金をかけず、いかに自分好みの酒を1つでも多く見つけるか。
それがせ喜びであり、楽しみでもある。 気づけば今年もまた「酒の細道」を旅しているがごとくである。
(寅)
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