一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

恵方飲み!! 如月一日、「今年の節分は、恵方呑み」 北北西に盃をかざせ!   2/1

2012年02月01日 22時23分25秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 今年の節分酒を準備  梅乃宿「一番汲み」山廃純米吟醸) 2012/2/1

 

■2012/2/1(水) 雨~曇時々晴~寒風

 

とてもお寒い二月 如月(きさらぎ)の入り となった。

「明日はもっと寒くなりますので、できる限りの防寒をしてください。」

お天気キャスターのコメントもこの寒さを直に感じているだけに現実味を帯びている。

奈良・平城の女官が「衣更着(きさらぎ)とは、良く言ったものだ。

更にもう一枚、下着を着ないと この寒さは凌げないといったところだろうか。

 

さて先日29日の日曜日に 大阪の道頓堀で、第35回巻きずし早食いコンテストが行われた。

大阪海苔問屋組合の開催で、この10年全国に広まった「恵方巻き」で、起源は諸説いろいろ

言われているが、実は、1977年第一回目が開かれたこのイベントが、現実的な由来だと言われ

私もそう思っている。 江戸時代は・・・とか説もあるが、それは近代になって一旦廃れてしまったはずだからだ。

 

[恵方巻きの歴史] 

( 大阪海苔問屋組合が、新海苔の普及PRを目的に )

1977年(昭和52年)の道頓堀 第一回 女子大生巻きずし早食いコンテスト(恵方を向いて)

1983年 ファミリーマートが一部地域で展開

大阪の寿司屋の大半が参加し始めたのは、1990年代になってからだろうか

1998年 セブンイレブンが全国全店で「恵方巻き」を展開

ここから一気に全国に広まることになった。 

 

女性の口に巻きずしとは、まさに「如月」らしい始まりだったわけだ。

昔まで、「招福巻」とか「開運巻」と言っていたような憶えがあるし、20年前までは

大阪を中心とした関西圏から一歩でるとほとんどの人が知らなかった。

今年の節分では、大阪天満宮で千人恵方丸かぶりのイベントが開催されるまでになった。

菅原道真公(天神様)もさぞかし驚かれることだろう。

今年の恵方は、北北西だ!

 

そこで、私は以前から 「節分とは人生の節目 人生の節目に日本酒あり」

「節分には恵方に願いを込めて一献」  恵方巻きと共に『恵方呑み』をしている。

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/049f1398f62ed788956c4ac428594fef 

 http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/d/20100203

 http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/2a29e879512340aed2e0f7b6c8515f75

 

元旦でもそうだが、日本人が節目に飲む酒は、ウイスキーでも焼酎でもワインでもなく

日本酒をおいて他にない。 それは、我々が、瑞穂の国の民族だから

今後、清酒発祥の地、奈良の酒造組合で真っ先に取り組んでもらいたいイベントだ。

「節分は、豆撒き、巻きずし 最後は清酒で恵方呑み」

来年は、ポスターを作って是非キャンペーンをやってほしい。

 

今年の発表でも生産量を減らしてしまった日本酒

いかに一般の人まで 日本酒を親しみやすい処まで持ってこれるかだ、

それなりの努力を業界全体でする必要あり、そうすればまだまだ復活の活路はある

と私は信じている。  日本酒の活路を求めて・・・

まずは、今年の節分は、北北西に盃をかざせ!!

(寅)

 



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