一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

【News】ショック!! 白神酒造 全焼。 新酒10万リットル消失 【青森・弘前】1/30

2015年01月31日 03時50分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい

 夜中にショッキングなニュースが入って来た。

『 30日午前5時半ごろ、青森県弘前市米ケ袋の白神酒造(西澤誠社長)から出火。鎮火には約6時間半かかり、木造トタン張り一部2階建ての事務所や酒蔵約2000平方メートルを全焼した。けが人はいなかった。日本酒の銘柄「白神」の蔵元で知られる同社は、5代目の西澤社長(50)によると明治中期に「澤泉酒造」の名で創業。新酒約10万リットルが被害にあったという。弘前署などによると、午前8時の同社始業前だったため、出火当時は無人だった。火の気に気付いた通行人が119番した。


 火元から2軒西隣に住む農業、西沢武直さん(49)は「午前5時すぎ、戸外で騒ぐ声で目が覚め、窓のカーテンを開けたら、酒蔵から真っ赤な炎が立ち上り、夜空に黒煙があぶり出されていた」と話した。

 西澤社長によると、同社は1988年に現在の「白神酒造」へ社名を変更。鎮火を見届けた後に取材に応じ、「昨年12月半ばから新酒の蔵出しを始め、醸造タンクには30本中20本ほど、約10万リットルの酒があった。引取先が決まっていただけに言葉にならない」と落ち込んだ。また「夜間は無人で、事務所は火の気がなかった。酒蔵ではタンクの保温のため電球を使っていた」と語った。

 現場周辺の目屋地区では、稲作農家が地域起こしのため「目屋酒」づくりに挑戦中だった。昨年、水田50アールに目屋の酒米「華吹雪(はなふぶき)」を試験的に植え、白神酒造のタンク1基に仕込んでいだ。メンバーの農業、須藤勇一さん(63)は「来週、初めて原酒を試飲する予定だった。どんな味わいか、松山彦蔵撮影 楽しみにしていたのに」とがっかりしていた。【松山彦蔵、宮城裕也】 』

 

(所感) 

丁度5年ほど前 旭菊酒造(福岡)が全焼したことを新聞の片隅に見つけ、ショックだったあの日のことを思い出してしまった。 「火事は怖いな。でもなぜ火事?」「蔵を全焼し今後酒造りはできるのだろうか?」「もう旭菊は飲めないのでは?」 新聞を手に色々な思いが一瞬のうちに交錯した。

行き先が決まっていたタンクに眠る酒たちの焼失が、何とも可哀そうでならない。 是非、白神酒造にも旭菊酒造のような復活を期待したいが、まだ気持ちの整理がつかないはずの今、その言葉をかけることは酷だろう。 遠い地からしばらくは見守っていきたいと思っている。

神様はいったい何にお怒りだったのだろうか?

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(寅)


鈴の音に足を止めた博多駅 甘いもんで一献やりますか~ 【福岡・博多】1/23

2015年01月30日 23時55分55秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( さくら餅&やぶれ饅頭  いっぴん通り「鈴懸」)

 

■2014/1/23(金)の手記

以前ご紹介したことがある 航空会社のキャビンアテンダントの口コミから火が付いた首都圏でも人気の博多みやげが、博多の老舗和菓子店『鈴懸』 代表菓子は「鈴もなか」

「博多駅ぶら」のMyコースの中に 「いっぴん通り」なる通りがある。 その横を通り過ぎようとすると 鈴の音が聴こえたような・・・  

 

プラタナスの鳴る音に誘われるように ガラスケースを覗いたら

 

一足早い「さくら餅」と「やぶれ饅頭」を包んでもらっていた。 さてと ホテルに戻って飲みなおしといたそうか・・・

 

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(寅)

 


2月5日朝一番搾りの酒 「梅乃宿」一番汲み予約受付中!! 「エポック」 【奈良・葛城】

2015年01月29日 21時33分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 予約受付中「梅乃宿」一番汲み  エポックかつらぎ店)

 

 

■2015/1/29(木)

大雪注意報が出た奈良・葛城地方

明日は目を覚ますと一面真っ白な雪景色かもしれない。

冷えてる今夜は、燗酒でほっこりしながらブログを書いている。

あと2日と少しで一月ともお別れ。でもとっくに正月気分は抜けている。

 

帰りにエポックに立ち寄ると 2月5日の「梅乃宿」一番汲み をすすめられた。

エポックのタンクで、50%精米 (市販が60%だから)原価率が高いことが売り。

 

・山配仕込み ・50%精米 ・麹米は山田錦 ・無濾過生原酒

 

これで四合瓶が1300円+税 というからこれは安い!

そういえば、3年前に恵方呑みに使ったのもこの酒だった

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/65a14ce83e9c283476d2029678ff9700

「恵方巻は、大阪 道頓堀で始まった。」のがわかったでしょ )

 

恵方呑みに使ったこの3年の日本酒は下記の通り

3年前・・・  「梅乃宿」一番汲み

2年前・・・ 「義侠」滓がらみ

去年・・・ 「李白」おろち

今年(予定)・「山の壽」

 

もし安物のワインを買うくらいならこちらに切り替えるほうが賢明だ。

杜氏の北場さんがドーンとチラシに載っていた。

絶品の搾りたて! のフレーズ 

味は間違いないだろう

 

 

エポックさんから、「ブログでも紹介頼みます。」

ちらかっていた被写体周りを片付けてくれた。

 

ラベルが良ければ更に申し分ないが、

私も一本予約した。

「恵方呑み」の次の日は、立春大吉 そしてこの酒の搾りがその翌日

大吉を願って一献やるのに相応しい酒かもしれない・・・

なにしろ「神出ずる 清水の里」の酒だから

 

 

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(寅)

 


久々に鶴が飛来したような嬉しさ しあわせの酒 『比翼鶴』  博多阪急 【福岡・博多】1/22

2015年01月29日 00時38分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「比翼鶴」純米酒  博多阪急百貨店 )

 

■2015/1/22(木)の手記

博多駅ぶらのコースで「住吉酒販」は必ず回ると書いたが、博多阪急百貨店の地階も実はそのひとつ。

甘いものもあれば、辛い物も揃っているし、当然お酒も。だから時間があれば必ず売り場をチェックしている。充実のワインコーナーの隣が、日本酒と焼酎コーナー。

このフロアのワインコーナーには顔見知りの人もいたりして、ここを覗くのも博多の楽しみのひとつ。 売り場で「初しぼり」日本酒をずらりチェックした後、とある酒を発見して売り場担当の白い服着た小柄な若いお姉さんを呼び止めた。

「あ ちょっと聞いていい?  確か昨年秋に寄った時、この酒は置いてなかったけど もしかして取扱いを始めた? 定番?  もしそうだったら嬉しいけど」

「実はちょうど今 検討してるところなんです。」

「そう、ならば是非この純米酒を定番に入れてほしいな  リーズナブルで美味しい純米酒だし。お客さんに言われたと伝えといてよ」

「はい、伝えておきますね」  「頼んだよ 」

 

そうお願いした純米酒こそ ここ最近、久々名前を聞くようになった『比翼鶴』  大阪・長居のダイニングまつや」でお目にかかって以来だからおよそ3年ぶりになるだろうか。

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/0ad7faf67207a3e7fd78ba986f6eed68

以前から思っていた。 なぜ「耶馬寒梅」という名前にしているんだろう。 「比翼鶴」の名の方が、断然いいのに・・・  と思っていたのはきっと私だけではなかっただろう。「耶馬」とつくとまず大分を連想してしまうからだ。

唐の詩人 白楽天長恨歌という長い漢詩からつけられたこの名「比翼鶴」は、鶴の名が付く数多い日本酒の中でも 特に好きな名だ。実は、奈良にも似た鶴がいる 東生駒の銘酒「山鶴」純米 リーズナブルで美味しいところがなんだか似てる。

「天にありて願わくば比翼の鳥となり 地にありて願わくば連理の枝とならん」

まるで数年飛来がなかった越冬地に久々に 戻って来た夫婦鶴のようだ。もしかして私が売り場に来てくれるのを待っていたのか・・・この鶴は

城島(現在は久留米市)の日本酒通なら知っている「比翼鶴」 その別名は「しあわせの酒」  

いいじゃないか  お酒を飲んで幸せになれるなら

 

「博多で見つけた鶴一羽  今夜書いてる鶴一話」

 

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(寅)

 


今年の「恵方呑み」で福を呼んでくれそうな 至福の日本酒たち 1/27

2015年01月28日 01時00分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 至福の日本酒たち  「一個人」 )

 

■2015/1/27(火) 曇~冷たい雨

 

日が沈むと降り出した冷たい雨 今夜は雨宿りではなく 雑誌「日経TRENDY」を

買うという目的で書店に入ったのだった。

 

「日経TRENDY」を探していると先日買った雑誌「サライ」の横に表紙に日本酒瓶が

数本踊っている雑誌「一個人」が高く積まれていた。

この積まれ具合、本日発売されたばかりのようだ。 そういえば思い出した・・・

阪神百貨店で会った李白の田中路子(室長)さんが「「一個人」3月号の掲載にOK出しました

から李白が載ってくると思いますよ。」と言ってたことを。

 

どれどれ ページをパラパラとめくれば、 凄いじゃないか! 純米酒部門で3位とは

これはちょっと自慢できるな。 蔵でも喜んでいるんじゃないだろうか。

 

(純米部門 「飛露喜」1位 「李白」3位 「旭菊・大地」4位)

 

李白は旨辛口の酒で、食事をしながら真価を発揮する酒だ。

最近流行のライトテイスティな日本酒は、それだけを呑むときにはいいが、どうしても

食事で味噌や醤油の味に負けてしまうのが難。

味噌で煮たもの、醤油で炊いたものなどに李白だとしっかりした味で食がすすむ。

 

実は私が燗酒として「その旨さ ひだまりの美味しさ」と称賛し燗酒イチオシにしている

「旭菊」大地を直下に押さえての評価だから大したものだ。

 

 

さて私の好きな ムロカナマゲン部門はどうなってるかな?

1位は「遊穂」だった。 なるほど・・・以前、杜氏の横道さんにお話を伺ったことがある。

OLをやめ 世田谷から石川県に移り住んだ女性社長の美穂さんにはいまだお会いできて

いないが、「遊穂」は一時期良く飲んだ酒、女性好きする酒でもある。

 

個人的には、ムロカナマゲンなら若竹屋「渓」の黒ラベルが一番好き。

 

それにしても沢山載っているし、基礎的な製造や酵母・酒米に関しても載っているから

最近日本酒に興味を持ち始めた酒女には参考になる雑誌かもしれない。

 

私は今年の恵方呑みは「山の壽」と書いたが、まだ恵方呑みの日本酒を決めてない方は、

この雑誌に載っている日本酒を参考にするのもいいかもしれない。

 

至福の日本酒たちは、まさに「鬼は外」した後に福を呼んでくれる酒だとも言えそうだ。

 

結局 書店から出た時 手にしていたのは「TRENDY」ではなく「一個人」だった。

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(寅)

 


モーニング モーニング博多の朝だよ~ 【福岡・祇園】

2015年01月27日 07時20分50秒 | 『食』べる門には福来たる

( モーニング )

 

飲んだ翌朝は、朝粥が定番 

左のお釜が白ごはん 真ん中がかしわごはん 右が朝粥

 

これに手前の明太子と海苔を入れる博多の朝ごはん

 

モーニング モーニング 博多の朝だよ~

 

(寅)


今年の恵方は西南西。『恵方呑み』の酒を早くも決めた! 「山の壽」 1/25

2015年01月26日 00時25分25秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「山の壽」 和酒ばる田村本店 )

 

 

■2015/1/25(日) 晴

節分の2月3日まで10日を切った。毎年この時季になると

今年の「恵方呑み」の酒をどの日本酒にしようかと

選び迷う楽しみがある。

それは、運気のシーズンのスタート

開幕投手を誰に託したものか!?を決めるプロ野球監督の気分

 

節分は、運気の大晦日

占い師にもし「来年からあなたの運気が上がるわよ」

そう言われた人がいれば、それは節分翌日2/4の立春からを意味している。

 

私は、ご商売されている方々にできるだけ「豆まき」をすることを

推奨している。 それは単なるパフォーマンスにとどまらず

豆まきをすることで1年最後の厄払いをする。

厄を追い出し 福を招くお願いをしたら

いよいよ〆は「恵方呑み」

 

今年の歳徳神は、庚かのえ( =西南西)にいるそうな

だからそちらを向いてお願いする必要がある。

 

商売が繁盛しますように・・・

仕事がうまくいきますように・・・

好きな人と結ばれますように・・・

家族全員が健康で過ごせますように・・・

 

まぁ、人によって歳徳神にしたい願い事が、いろいろあるだろう。

 

先日立ち寄った「住吉酒販」の女性スタッフの

山本さん・橋本さんの本・本コンビの女性二人に

「当然、恵方呑みで日本酒をすすめるよね?」と聞けば

「恵方呑み?  聞いたことないです。初めて聞きました。」と二人の返答。

 

「じゃ ライスミルクは?」

「 それも知らないです。」「ちょっと 聞いたことがあるかも・・・」

 

「日本酒を扱っていて、恵方呑みとライスミルクを知らないようじゃ

遅れていると言われるよん・・・(笑)」と そんな会話をした。

 

博多からそれも住吉酒販くらいの有名店から発信してほしいな・・・恵方呑み

 

そう言いながら橋本さんに地酒を三本、自宅に送る手配をしてもらったが、

その中に今年の恵方呑みで、恵方(歳徳神)に向かってお願いに使う

日本酒が入っていた。歳徳神のお願いに使う酒ということ。

 

下は、2年前の「恵方呑み」推進記事

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/11e92a9a9d8d28b9ca54e06a96e5e44b

 

今年は早々に決めた「恵方呑み」の酒。「山の壽」

ゼオライトの魔球に開運を託したい。

 

 http://blog.with2.net/link.php?1601745 

 

(寅)


花札五枚 九州のスター酒ずら~り  『住吉酒販』デイトス店 【福岡・博多駅】1/23

2015年01月25日 00時50分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( ずらり九州のスター酒  「住吉酒販」デイトス店)

 

2015/1/23(金) 曇~晴

 

アフター7  今週みたびJR博多駅を「駅ぶら」 

博多「駅ぶら」のMy定番コースに入っている「住吉酒販」に立ち寄る

 

 

 

関西に居て感じているのが、最近佐賀「天吹」の存在感が増していること。

花酵母使用に タンクの日本酒たちにラテン音楽を聴かせたりと

日本酒新時代を感じさせる蔵のひとつだろう

 

▼私の前にいた男女は。ワインの飲み比べ中 なかなかオシャレな感じだ。

 基本ワインは、日本酒の印象に近い(ドイツ)リースリングしか飲まない私

今夜ももちろん 今週三度目となる日本酒四酒飲み比べ

 

▼さて 今夜の日本酒四酒(イ・ロ・ハ・ニ)はどんな面子(メンツ)になるのか

 

▼会計は花札チケツト制で、飲み比べには3枚を渡し注文

「天吹」愛山追加に2枚 

 

▼今夜は、JUGEM・庭のうぐいす・鷹来屋・杜の蔵だった。

▼鶏皮ポン酢をアテにいただく

 

私はこの四酒の後に気になる「天吹」のクロビン 愛山大吟醸を追加。

 

後から私の横に立った男女二人の前に並べられた四酒が凄かった。

花札5枚だと四酒はこんなに凄い面子になるのか!

ラベルを眺めているだけで惚れ惚れしてしまう。

 

二人にお願いして、正面位置から撮らせていただいたのが最初の写真。 

「古伊万里・前」「六十余洲・金文字」「東一・金文字」そしてアンカーが

「若竹屋・饗」 の四酒 九州のスター酒のライン一例。

 

実際に味わいこそしてないが、ラベルだけでも味わい十分

関西に戻っても 九州の日本酒から目を放せそうにない。

「九州の日本酒」今年はこのブログに、よく登場する一年になりそうだ。

 

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(寅)

 


うまかもんの〆は、天神岩田屋地階 若竹の「栗ぜんざい」  【福岡・天神】1/21

2015年01月24日 06時00分30秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( 栗ぜんざい  福岡・天神岩田屋「若竹」 )

 

■2015/1/21(水) 曇

 

福岡だったら「十六区」のケーキ 「チョコレートショップ」のマカロンなんかもいいんだろうけど

どちらかと言えばチョコレートよりあずき派の私 やっぱり 「寒くなったらぜんざいに限る」

と菅原道真(天神様)ゆかりの福岡・天神で「ぜんざい」をいただくまでのストーリー

 

天神・岩田屋特設会場で本日より開催されている「博多うまかもん市」へ

 

▼日本酒も三酒試飲させていただいた。

 

三酒の中では二日市 大賀酒造「玉出泉」生酒がタイプかな~

 

 

▼博多といえば  「あまおう」関連のお菓子も

  

 

▼私が買ったのは、初めて見る「白棒」

奈良に帰って 珈琲のアテに

 

▼佐賀牛を使った博多発のカレーもそそられる

 

▼博多といえば何と言っても「ごぼう天うどん」たいね

 

▼私の好きな「かさの家」の梅が枝餅も出店

うー 天神様 無性にあづき食べたくなってきた~

 

ということで・・・

 

夜の天神 岩田屋新館地階へ降下 「若竹」に向かい 栗ぜんざい

▼蓋を開けて栗をつまんでみた。

 

▼これ 抹茶ぜんざい

 

▼ここ食事なんかも できるとやね~  よか~ 

 

 

▼ そんなに食べたら 食べ過ぎばい

 

 

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(寅)


雨音が酒のささやきに聞こえる夜だってある。  『住吉酒販』DEITOS店  【福岡・博多駅】1/22

2015年01月23日 05時45分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  ささやく日本酒たち 「住吉酒販」デイトス )

 

■2015/1/22(木) 雷雨のち小雨

 

朝9時を過ぎた頃 いよいよ我慢しきれなくなったかのように、灰色の空からポツポツと冷たい雨

やがて本格的に降り始め、午前10時を過ぎる頃には雷を連れて来た博多の朝。

おととい20日は、好天の筑豊・飯塚。 昨日は、曇天の佐賀県・鳥栖

そして今日は、雷雨の中を筑後・久留米行きとなった。

 

ブログ読者はご存知のとおり、プライベートでは福岡に間々来ている私だが

意外なことに仕事で福岡支店に寄ったのは実に二十数年ぶり

顔を知る人からは「まだ 生きとったと?(笑)」といわれた。

「まぁ、何とかプータローして生きとりますばい」と応えた。

 

今日は、久留米市から佐賀県神埼市に同行、三瀬峠を経由し、午後7時に福岡に舞い戻ってきた。

 

スーツとネクタイから解放されたアフター7、クルーネックのセーターに着替え「駅ぶら」

雨が降らなければ、天神の屋台を三軒はしごする予定だったが、雨降りやまず

傘のいらない駅直結のビジネスホテルに連泊中の私は、「駅ぶら」に予定変更。

 

今回初めてパソコンをレンタルし、ブログを割とタイムリーに更新してみようと思った。

 

さて「駅ぶら」 やはり立ち寄ったのは、DEITOSの「住吉酒販」

通り過ぎるつもりが、なぜか日本酒たちが私を呼び止める。

「えっ 素通りするの? 冷たいわ」

「私を飲んでいってくれないの?」

さまざまな日本酒のささやき。

 

そんなささやきが、晩ご飯しに行こうとしている私の行く手の邪魔をする。

 

まいったな~ しょうがない・・・  ちょっとだけ覗いていくか

おとといここで飲んだばかりだけど・・・

 

店に入ると満席スタンディングのすき間なし。 私に気づいた女性スタッフ山本さんから、

「ブログに素敵にお店のこと書いて頂いてありがとうございました」とお礼を言われた。

「別に素敵に書こうとしたわけでなく、それは店が素敵だということ」

 

 

 

まもなく開いたスペースに立つと 私の前には日本酒を楽しんでいる若い女性が二人

ちょうど「六十余洲」や「万齢」などの長崎・佐賀の酒に関心を示していた。

少し「六十余洲」や「美田・穀良都」にまつわる能書きを話してあげると

「一般人ですよね?  なんでそんなに日本酒のこと詳しいんですか?」

一般人という表現が妙におもしろくて気持ちの中で吹き出していた。

 

そんな話をしてくれるとますます日本酒がおいしく感じられると言われた。

ただの透明な液体も能書き次第でどんどん輝きを増す、それも日本酒の良さかな

出張先でも旅先でも私の周りで飲んでいる人を日本酒ファンに変えるのが喜びのひとつ。

 

もちろん銘酒を揃えている住吉酒販の宣伝も忘れずしておいた。

店のブログのタイトルが 「酒に笑う人生」 (住吉酒販)

そういえば彼女たち日本酒片手に楽しそうに笑ってたな

 

その二人の楽しそうな感じの写真を撮ってあげたが、

樹奈さんと千佳さん ブログへの掲載はNGとのこと 残念

とてもいい感じで撮れていただけに日本酒ファンが増えそうだが

「これ以上デートの誘いが増えたら困りますから」と私には聞こえたが・・・

 

さすがにここは、関西とは違って知られてないだけに

「あなたが、寅さんなんですね 掲載OKです」と簡単に快諾を得るのは難しいか。

 

 

「雨音は、雫酒(しずくざけ)の調べ」と雨にかこつけたわけではないが、

日本酒に呼び止められた夜は、 なかなか楽しい夜でもあった。 

 

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(寅)

 


寒さ満ちた夜は、博多おでんと三千盛  『葱鮪屋』 【福岡・別府】1/18

2015年01月22日 23時25分25秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 三千盛にごり酒  「葱鮪屋」)

 

■2015/1/18(日)

夜になるとさすがに吐息だけが白く、空気が冷え切っているのは、九州でも変わらない。

その夜私が向かった店は、およそ三年ぶり今度が二回目となる

 福岡・別府の「葱鮪屋」(ねぎまや)

 

さすがに三年の月日、女将さんは私のことは憶えていなかったが、

この夜、私が感じたお店も女将さんも三年前の印象そのまま

本当に三年もの月日が流れたのだろうかと

昔と同じ席に座り、思っていた。

 

玄関口に飾ってある綺麗な花も昔から

 

 

この店に寄った目的のひとつが、三千盛(岐阜)のにごり酒

席につくなり「「三千盛」のにごりをください」と注文

 

▼やがて前に置かれた三千盛にごりと博多おでん盛

 

私が知る飲みたいにごり酒の五指にはいる。

ここでもサラを開封 今年になってまだ20日経ってないのに

行くところ行くところ サラの一升瓶の開封に遭遇するのは10本を超えた。

きっとこの酒も私の来店を待っていたのかもしれない・・・

 

店の名物 おでん盛をいただいた。

以前ここの大将が、 「うちのおでんの味は、岐阜・白扇酒造の本みりんなしではできない」

そう言われたことを思い出していた。

 

その関係もあるんだろう 岐阜の酒 三千盛をおいているのは。

 

今夜は「長崎・大村湾の赤生なまこ」が入っているというので、それを食べて〆た。

 

 

それにしても 斜め前で若いご夫婦が〆に一杯をとり分け食べていた

黒いおでんの出汁を使った「おでんちゃんぽん」が

妙に美味しそうだった。

 

温かいを通り越し 少し熱くなってきた・・・

 

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 (寅)

 


春はシューッとやって来るわけでなく、そんな夜こそ「あまおうシュー」 【福岡・別府】1/19

2015年01月21日 23時55分30秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

(珈琲(コロンビア)&あまおうシュークリーム   福岡市別府「そふ珈琲」 )

 

 

■2015/1/19(月)

 

午後9時過ぎに訪れた「そふ珈琲」 この時間帯の住宅街の小道は

空気が冷たく人影少なく、店から漏れる淡い柑橘系の明かりを

遠くから確認できる距離になると何だか救われた気になる。

 

 (そふ珈琲)

 

薄いグレーで統一された内装の空間には

遅い時間にもかかわらず、カウンターには男性客が二人

 

私が席に座るとマスターから「先日はありがとうございました。」

お礼を言われた。、「はて? 何のお礼なのか?」気がつくのに少しかかったが

私が奈良土産として先日渡した 中川政七商店の大判「蚊帳ふきん」に対してのお礼だった。

 

「いえ、いいんですよ。是非この店でこそ使って頂きたいと思って・・・」

「うちの奥さんと使うのもったいないから」とまだ飾っているのだそうだ。

 

 

頼んだのは、コーヒー(コロンビア)とショーケースの中で1つだけだったが、

何かを主張しているように感じられた

「あまおうのシュークリーム」

 

 

この店のケーキ類に質のいい果物は欠かせないが、

とてもよくしてくれる果物店があって助かっていると

マスターは私に「あまおう」を取り出して見せてくれた。

まい あるい おきい まい  博多あまおう

 

そして 店に置いてあった日本酒の雑誌を見ながら

「日本酒を好きになると 書道展や焼き物展に足を向ける回数が多くなって・・・」といえば

マスターが戸棚を開けてお気に入りの唐津焼の粉引き湯のみ(写真は撮らなかった)を見せてくれた。

 

瓜形をした粉引唐津 ここでもセンスの良さの一端を感じることができた。

 

「福岡の手みやげ自慢」にここのシュークリームは、

マスターの似顔絵付でしっかりと紹介されている。

  

 

時計を見れば午後9時40分 まもなく閉店時刻だから たぶん私がこの日の最後の客

明日の大寒 春までに、少なくてもあとふた山は寒さを越さないといけないと思う。

 

一足早く 春をおいしく頂いた夜。

 

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(寅)

  


大寒の夜 アイスクリームのような豆腐で若竹屋「渓」 『住吉酒販』 【福岡・博多駅】1/20

2015年01月21日 06時50分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

 (「渓」と「三原豆腐」)

 

■2015/1/20(火) 快晴

暦の上の大寒が信じられないほど快晴・穏やかな空の下、

この日、篠栗を抜け実に二十年以上ぶりとなる筑豊・飯塚市に行った。

 

夜は、再び博多に舞い戻り駅ぶら、住吉酒販で日本酒片手にくつろいだ。 

(住吉酒販 博多デイトス店)

 

博多に来て時間があれば、ここでスタンディンクで有料試飲し、

好きな四号瓶をみつくろって 自分用のお土産を宅急便で送っている。

 

▼この夜頂いた四酒 「JUGEM」「田中六五」「綾花」「天吹」

 

この日は、旭菊「綾花」を味わっていた女性と向かい合わせになり、

お酒の話しをする機会があった。

「最近、日本酒を好きになってきている男の人がいて、その人に贈る酒を

能古見にしようか東一にしようか迷っているところなんです」とのことだった。

 

あくまで私の意見と前置きし、「贈る相手が男性なら「東一」

女性なら「能古見」がいいかもしれませんね」とコメント

もっとも 「東一」は、女性にも十分その美味しさが

伝わる 腑に落ちる酒。 東一にされたようだ。

  

▼ずらり九州の珠玉の銘酒たち

 

 

今回私は、試飲とは別に、前回タッチの差で買い損ねた「山の寿」

それと「庭の鶯」生酒を購入。 「古伊万里」前(サキ)も気になるので追加

計3本を購入、自宅宛に送った。

 

▼思わず「アイスクリームとか頼んだっけ?」と言った。特製冷奴

▼もろみも鰹節も有名な物とのことだ

 

女性スタッフ、山本さんは私が写真を撮っているととても協力的で

アイスクリームのような自慢の「三原豆腐店」の特製豆腐

ふりかけ・もろみも撮影に用意してくれた。

 

ちなみに彼女のおすすめ日本酒は、「東鶴」とのこと。

もちろん「このお店に置いてある日本酒はどれも美味しいものばかりですけど」

というひとことも忘れてなかった。

 

 

「山の寿の味わいは独特で、まるでゼオライトが水を瞬時に吸収するような

喉を通り過ぎるとスパッと蒸発するような・・・同じ感じがあるんだよね」

「そんな表現をされたお客さん初めてです」と言われた。

 

もう一人の女性スタッフ橋本さんに前回に続き送りをやってもらったが

 前回タッチの差で買い逃した「山の寿」を今回ゲット

「山の寿 めちゃめちゃ美味しいです」と絶賛

2月に出る山の寿「バサラ」がとても楽しみと言っていた。

 

気づけば、まもなく閉店

若竹屋「渓」白ラベルが美味しかった。

ものすごく 寒くはなかったけど 大寒の〆酒 「渓」

 

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(寅)

 


機会を見つけ一度は寄りたい喜界島  飲んで嬉しい喜界島

2015年01月21日 04時50分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 黒糖焼酎  喜界島)

 

 

私のブログに登場することは極めて珍しい焼酎ネタ

喜界島酒造の宮田さんにお伺いした。

 

「日本一美しい村」のひとつに選ばれているという喜界島

奄美大島からだと飛行機で7分で到着するそうだ。

島の特産は、もちろん さとうきび。

私の目的はもちろん焼酎

「喜界島」

 

遠い昔、俊寛が流された島がここ

そして キャプテンキッドが宝物を沈めたのがこのあたり

 

南海の島で自分の宝物が見つかるといい

機会を見つけ一度は寄りたい島

「喜界島」

 

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(寅)