浪速おやじのつぶやき日記

川柳・都々逸・詩などでボケ防止

浪速夢見頃>小話25♪ホームシアター2002-7

2012-01-07 23:57:22 | 小話

浪速夢見頃>小話25♪ホームシアター2002-7
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 パソコンでのホームページ作り方
講座の講師の依頼をうけて前回は
「パソコンで何が出来るか講座」には
30人程集まった、受講者は団体ですので
大阪日本橋の電気街の中古展で
プロジェクターエプソンELP3500を
リモコン無しで税込み6万余で思い切って
購入しました、多分発売時価格は
60万余はしたと思います
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 パソコンだけと思っていたら、なんと!
ビデオにも繋がると聞き繋いで見ると
おお!大画面のスクリーンに写るでは
有りませんか、早速手元に有った
タイタニックを写して鑑賞してみると
我が家のマンションがホームシアターに
変身しました
 明日から自宅でビデオでの映画鑑賞の
楽しみが1つ増えて喜んでいます
 尚、プロジェクターとはパソコンや
ビデオの画像や映像を大きなスクリーンに
映し出す投射機器の事です
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浪速夢見頃>小話5♪タイムスリップ1999-12

2012-01-07 23:45:34 | 小話

浪速夢見頃>小話6
♪タイムスリップ1999-12

 最近は仕事を終えて帰宅する時は足が
重く体がだるく感じる日が多くなった。
特に今日は風邪気味で早く帰って薬を
飲んで早めに床についた。 うとうとして
いると何時の間にか生家の前に立っていた
家の中から母さんと祖父の話す声が
聞こえて来た

 突然玄関の戸が開いて兄が顔を出して
君はいままで何処に行っていたのか全員で
探していたと言った 家の中に向かって
母さんに私が帰ってきと大声でどなった
僕はランドセルを背負ったまま
しょんぼりと突っ立てる小学2年生に
なっていた  祖父が何故に学校帰りに
何処で寄り道していたのかと言い、既に
夜の8時だから早く家に入り
食事せよと言った

 家に入ると叔父も叔母もが僕の事を
心配して来ていた僕は頭が混乱して来た
既に祖父や叔父も叔母も早く死んで
いる筈だと叔母の顔を凝視した。叔母は
君は夢でも見ているような馬鹿な顔して
いると言った。
 次の日の朝に近所の友達が学校へ行く
勧誘に来た、来年に成ると川に溺れて
死亡したと思い観察すると彼は君は悪い
夢の中の顔に見える言った

 僕は2・3日前から風邪で寝込んで時に
白髪の大人に成って仕事もして夢に入って
いたのだ、早く夢から開放されて学校へ
行こうと思うと、宿題のしていない事に
気が付いた
 その1年後に友達は川に溺れて死んだ
予想した通りに近くの家に火事があり
あの家も引っ越した余り予想が当たる
ので他人に言うと変に思われるので
黙っている事にしている


浪速夢見頃>5小話♪モナリザの思い込み1999-7

2012-01-07 23:42:54 | 小話

浪速夢見頃>小話5♪モナリザの思い込み1999-7
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 ある町に子煩悩で夫婦が仲良く生活して
いた。婦人は何時も笑顔を絶やさない
モナリザのような美しい人で年齢は
三十代で、近所の羨望の的で親しまれて
暮らしていました。
 ある年の健康診断で小さな腫瘍が発見され
ました。大病院で精密検査の結果は軽い
胃潰瘍と診断され安静入院を勧められました。
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 婦人はてっきり悪性の胃の癌だと
思い込んで主人に本当の事を言って欲しい
と言い寄る日々が続いた、息子にまで
何かに付け大声で叱りつける事も
多くなりました。
 派手な洋服を買い求めては友達と夜
遅くまで食べ歩くようになり子供の食事は
主人がする役割に成ってしまいました。
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 婦人は病気の事が気になり病院に
出かけては同じ様な患者と話込む様に
なりました、その内に死亡する人も
出ましたが、どうも自分の癌の症状が
違うように思えて何カ所も病院を
変えて検査を受けましたが、どの医師も
軽い胃潰瘍だと診断しました。医学書も
読みましたが癌の症状が見あたりません。
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「モナリザの思い込み」4
 どうも自分が癌だと一人で思い込んで
いたと気付くのに丸1年を経過して
いました、今日も文句を言わずに子供の
食事を準備をする主人の後ろ姿を見て
涙が止まりませんでした、
子供の笑顔に頭が下がります。
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 痩せ細った自分の顔を鏡で見て、
間違った思い込みに恥じ入り家族への
償いの人生が始まりました、それ以後は
近所の人が羨むほどの笑顔の
モナリザ婦人に復帰して、仲の良い
家族に戻りました。
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浪速夢見頃>小話4♪超大国の末路1999-7

2012-01-07 23:40:03 | 小話

浪速夢見頃>小話4♪超大国の末路1999-7
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 かって理不尽なNATO軍の空爆が原因で
両親と家族全員を亡くした少年は今では
優秀な技術博士に成人して秘密の軍事
プロジェクトの責任者に成っていた。
 兵器の電子誘導操作の特殊技術の開発により
発射されたミサイルの誘導装置を瞬時に解除
すると同時に復帰させて発射装置を自爆させる
画期的な技術で有る敵国の軍事衛星も駆使して
予想外のマイクロ波とレーザー光等を組み合わ
せた革命的なもので航空機や戦艦・軍事基地等
にすべてに応用出来るものであった。
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 第三次の超大国の湾岸戦争を予想して
綿密な計画が準備されその時を待った。
そして西暦2010年の某日にミサイル攻撃と
同時に航空機や戦艦を含む軍事衛生や
超大国の本国の軍事施設と工場も全て
破壊された。 まもなく超大国に暴動が
起こり国家分裂して崩壊の一途をたどり
壊滅した。
その後は世界に平和が訪れた。
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浪速夢見頃>小話3♪ハッカーの金持ち1999-7

2012-01-07 23:37:02 | 小話

浪速夢見頃>小話3♪ハッカーの金持ち1999-7
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 小学生の時にパソコンを習い中学高校で
インターネットを使いこなして大学生
になったM青年は世界中のハッカー仲間
の最高にランクされており今ではどんな
企業や政府機関のパスワードは簡単に
手に入れる事が可能に成った。
 M青年はまず日本国内にパソコンソフト
販売の会社を設立してインターネット販売で
実績を上げて世界の5大陸に会社を設立して
まずは第1段階の下準備を1年間で構築した。
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 次に本命の金融ハッカーの手始めに、
政治資金の闇送金ルートに標的を絞って
得意のハッカー技術で、数百億円の送金先を
世界に配置した ダミー口座に転送して
何カ所も順送りにして最終的には海外の
自分のペーパーカンパニーに振り込ませた。
その資金を元手に海外の商品相場につぎ込
んでは資金を膨らまして資産の分散管理を
するシステムを確立した。
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 ハッカー対象も巨大なオイルマネーも
標的に加えて2年間で実質資産も数10兆円
を蓄積して、今迄のハッカーの痕跡は
全て消去してしまった。  今度はその資金
で世界の優良大企業の株主になって
世界の闇の金融王として成功しているが
誰もその実体を知るものは無い。
 M青年の表面的な日常生活は、ただの
パソコン青年として質素な学生生活を
送っている。その青年は貴方の息子さんか
又は近所の青年かも知れないです
日頃の付き合いは大切にする事です
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浪速夢見頃>小話2♪健太の波紋1999-7

2012-01-07 23:34:13 | 小話

浪速夢見頃>小話2♪健太の波紋1999-7
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 「健太」少年が湖のほとりを散歩して
いたときに、ふとした拍子に小石を蹴飛ばして
しまったら、小石は転がって湖に落ちた。
 すると綺麗な波紋がどんどん広がって行く
なんと美しいと見とれていると他にも
多くの人達が寄って来て同じように見とれて
いた、夢の様な出来事だった。
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 「健太」青年が大地震で目覚めると部屋の
タンスの隙間に挟まれていた、何とか外に
這い出して見ると、周り一面は瓦礫の山で
有った、ふと気付くと両親や兄弟が見あたら
ない、あわてて家の瓦礫を取り除いて全員
無事に助け出す事が出来た。
 しばらくすると近所で火災が発生して
どんどん燃え広がる、ほとんどの人はただ
呆然と眺めているだけだった
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 健太はバケツを探し出して近くの川から
水を汲んで来てはかけ始めた、次第に波紋の
ように協調者増えて長いバケツリレーが延々
と続き、襲って来る火災に勇敢に立ち向かい
類焼を止める事が出来た。
 「健太」親父が大飢饉の時に多くの人が
ばたばたと餓死し始めたのを見て少しづつ
米の募集をして、近くの大きな公園で
無料の雑炊の炊き出しを初めた、
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 その内に協力者が波紋の様に広がり、
雑炊を待つ長い行列が整然と続き全員が
生きる為に食料を分かち合って
食いつなぐ事ができた。
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 「健太」老人は毎朝起きると自分が出来る事
をしたいと思って塵の袋を持って散歩に
出かけ塵の収集を始めた次第に塵の袋を持った
散歩者が波紋の様に広がり、その内にタバコや
空き缶を捨て無くなり街は常に美しくなり
全員が気持ちよく暮らせる様になった。
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 「健太」老人の葬式には、波紋の
ように伝え聞いた人々が数多く
集まって焼香の長い列が出来た、
その後に「健太」を賛美する石碑が
建てられ健太の功績が波紋の様に
伝えられ続けている
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浪速夢見頃>小話1♪がま吉1999-7

2012-01-07 23:30:38 | 小話

浪速夢見頃>小話1♪がま吉1999-7
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 カエルのがま吉が冬眠からふと
目覚めるとそこは人間のすむ鉄筋
コンクリートの大きな住宅団地だった
周りには緑がほとんど無く自分が
冬眠に入った時期の広々とした湿地
草原とは程遠い風景に変わり
果てていた。
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 しまった冬眠から目覚めるのが早かった
んだ、くすんだ太陽と濁った水と空気では
いち早く再度冬眠に入らないと殺されて
しまう危険を感じる、湿地草原にいた仲間の
動植物は今でも元気に居るのだろうか!
 まあいいや、もう数千年か数万年も冬眠
を続ければ、この地球にも大きな天変地異が
起こり人類も自然淘汰されて元の緑豊かな
湿地草原に戻るだろう、そのとき迄は地中
深い安全圏で、静かに眠っておろう。
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 多分その時は生き残った
一人の人間がこの場所で、
昔この湿原に人間団地が
存在した事を懐かしむだろう。
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