私信:

2010-04-04 17:41:46 | Weblog




Mんこさま(仮名になってねえ


「いっしょに死んでー!」にはワタクシもひっくり返りました
そして、ハゲしくました(ダメすぎるオトナですみません…


まさか少年漫画で少年が少年に心中を持ちかける展開を見ることになろーとは(笑)

しかも相手を抱きしめ自分のカラダと一緒にグッサーとかキケンすぎます、いろんな意味でキケンです
なかでもあっしの頭が一番キケンです(死)

やー長生きするもんですな ナムナム…(とりあえず祈っとこう…)

『激愛』前の記事で話題にしたながぶちつよしさんの歌)同盟、つくりますか(笑)


次の新刊、楽しみにしております
…ええ、もちろん『激愛』な方向で(笑)



王子とユウこりんvと、綺麗なお人形の悲劇

2010-04-04 01:42:34 | Weblog




 「ボクも…わかった気がします。多分、ボクたちの知ってる神田さんのYUは、生には執着してない。むしろ死にたい、眠りたい、と願ってる。『あのひと』との愛の記憶は壊れてて、どこの誰かもわからない女性に執着し、なんとしても生きていたいと思う気持ちは本来は薄い。だから自分を大切にしない、だから、無謀な戦闘パターンになる。そして更に… 心のなかに、『あのひとに会いたい』って、神田さん固有の記憶や思考回路とはまったく別のところから発する強烈な想いがあって、負けそうなとき、『戦うのをあきらめてしまったほうがずっと楽なのに』、あきらめてしまったらあのヒトに会えなくなるって、引くことをさせずに限界まで神田さんを戦わせてしまうから… 結果神田さんは、もっとボロボロになるんだ、多分、きっと…」

 「だニャ。他人に操られる『お人形のイメージ』――――― 星野先生がおっしゃった言葉通りの神田さんの姿がそこには見えるのニャ。せめて神田さんが、あのひととのしあわせだった記憶を持ってて、あのひとを愛してて、アルマよりもあのひとが大事で、あのひとに逢うことのほうがずっとずっと素敵なことだから、大切じゃないし、自分を殺してあのひとと逢うのを妨げるアルマを破壊することに決めた、って云うのならよかったのに… YUは、絶対あのひとに逢わなきゃいけないってプログラミングされた綺麗なお人形。愛の記憶もなく、アルマよりもあのひとを大切に思える思い出も気持ちもまったくないのに、『おまえは悪くない』って思う大切な相手を斬らなきゃいけないって以上に悲劇的なことって、あるのかニャあ」



                                                  (つづく)



王子とユウこりんvと、矛盾する『神田ユウ』の行動への疑問

2010-04-04 01:21:46 | Weblog



 「でも、ユウたんのヒトツの身体に2つの人格(片方はほぼ壊滅)って説は、今回のDグレのお話を読むと、大ハズレはしてない感じですね。ユウたんは、冒頭のシーンで、心地よい闇のなかで眠りたいと思ってて、目覚めたことに悪態をついてますよね。で、目覚める前の葛藤のシーンは、己のうちにある感情との対話と云うより、まったく別の考えや意見を持っている他人との言い争いに見える」

 「うむ。http://blog.goo.ne.jp/yukorinv/e/acaf249ed80a7ec13069319384cb80ab
とかでもちょこっと触れたのニャが、俺はいままで、神田さんが、『あのひとに会うまでは死ねない』と云うわりに、戦いの場でちっとも命を大切にせず、簡単に死ぬようなことばかりするのが不思議でならなかったのニャ。いくら再生能力があると云ってもそれには限りがあって、神田さんも、能力に限りがあること、そして、その限界が近いことを知ってるのニャ。あのニャ、もやし。ココロの底から生きて、誰かに再会したいと願ってたら、普通、命を無駄に削るような戦いかたはしないのではニャいかニャ? もう少し慎重にして、なるべく命を削らない方向で、って、戦うんじゃニャいかニャ? なのに神田さんの戦い方は、命大安売りの特攻戦ばかり、生きたいの死ねないの云うくせに、行動が矛盾しまくりニャ 神田ユウが、『あのひとに逢うまで死ねない』と云いつつ、実際は『逢えなくなるようなことばかりしている』のはなんでなのニャ? 俺はそれを長く超ギモンに思ってたのだけど、今回のお話で、なんとなく理解できた気がしたのニャ」



王子とユウこりんvと、『神田ユウの記憶』

2010-04-04 01:09:44 | Weblog




 「ユウたんは、自分の脳にある麦畑さんが見たり感じたコトの記憶はもう壊れてて、最愛(だった)の人の顔すらおぼろげだってゆってる。つまりユウたんは、以前このブログでもちょこっと触れたのニャが、記憶喪失になった人とニアイコールなのだと考えればわかりやすいのではないかニャ。あのニャ、超悪人だったヒトが事故で記憶を失って、ものすんごい優しい神父さんになってたってコトがあったとするニャ。この場合、悪人と神父さんは、同じ人格だと云えるニャか? 指紋、DNA、声紋、掌紋。悪人さんと神父さんが同一人物なのは生物的には間違いニャいだろう。でも、思考回路は、記憶喪失によって、まったくベツモノになったと云えるのではないニャか? ふたりは、まったく別の人ニャんじゃニャいのか? 優しい神父さんは記憶を無くす以前は極悪人だったから、今の神父さんも、優しそうな顔してるけどきっと正体は極悪人だ、とは誰も考えないニャろ? 神父さんが記憶を無くす前は悪人だったと知って、かれを愛してた恋人が、神父さんのこと、大嫌いになったり出来るわけがニャいだろ? 俺はニャ、もやし。ユウたんの頭のなかには、胎中室で生まれ、アルマたんと友達になって、大切な一番の親友になった。そして、その友達を殺し、今は教団に所属してエクソシストやってるって『神田ユウ』の人生の記憶と、そのなかで生み出された物の感じかた、考えかたの思考回路がハマっていて、そこに、別人格(ユウたんとは別の人生を過ごし、そのなかで育んだ固有の思考パターンを持つ個人)の麦畑さんの、死ぬ直前の強烈な思いが影響を与えてる、と考えているのニャ」

 「2つの人格…かあ… まるで、アレン王子みたいですね。2月6日の記事( http://blog.goo.ne.jp/yukorinv/d/20100206)に書いた、星野先生はシンメトリー設定がお好き?な仮説と親和性がある理論ですね」



王子とユウこりんvと、網膜と脳細胞に焼きつけられた死者の記憶

2010-04-04 00:50:20 | Weblog



 「そう、神田ユウは、正体が明らかにはなっていないナゾの肉体に、エクソシストの脳を移植されたYUってイキモノなのニャ。では、そんなYUの人格は、一体誰のモノなのニャ? 移植された脳の持ち主だった、麦畑で死んだエクソシストさんニャか? それとも、イレモノになった子どものものニャか? 俺たちの知ってる神田ユウは、ホントに神田ユウなのか? ずっと前に死んだ、麦畑のエクソシストさんだったりしニャいのか?って問題ニャ」

 「今月号を読むかぎり、強いて云えば、ボクには麦畑で死んだエクソシストさんのものと云うより、なんとなくYUには、麦畑さんとは別の、神田ユウって個体独自の人格があるのかな、って気がしましたけど…」

 「うむ。俺もそう思う。今エクソシストしてアレンの仲間をやってる神田さんは、あくまでも今月号を読む限りニャが、麦畑で死んだエクソシストさんとはまったく別の物の見方、考え方をする(時に対立する)別人で、『あのひとに会いたい』と云う思いは、YUの人格の一部でなく、麦畑のエクソシストさんが、死ぬ間際に強く思ってYUの脳細胞に焼きつけて、今も消えない残留思念のようなもの、と考えるのが正しいのでは…と思うニャ」

 「殺人事件の被害者が、最後に見た犯人の姿を網膜に焼きつけてて、被害者の目を移植されたヒトが、殺人犯の幻覚に悩まされるって話し、聞いたことありますけど… そんなものなのかな」

 「だニャ。生前最後に見た強いイメージが網膜に残って…って話は、結構有名な話しだしニャ。俺には、星野先生は、そのあたりを意識されてるんじゃないかな、と思えたニャ」