「うーん、するとつまり、シンメトリーでペアな嗜好(思考)の星野先生(仮説)の作品において、セカンドエクソシストのヒミツを予想するにあたっては、
どっかにセカンドと似たような(対象的な)設定がないかぐるっとDグレ世界を見渡してみて、それがどう扱われてるか参考にしてみるといいんじゃないかなって云いたいんさ?」
「お、流石ニャな、ラビっこ。うむ、例えばアレンと神田さんが
ペアになっている(腐女子的なラブラブモードの意味でなく・笑)とわかってたら、アレンについて判明してる過去から、早い段階で神田さんは過去に大切なヒトを失ってて(殺害してて)、且つ、自分じゃない別のなにかに侵食される危険性がある設定と予想できたかもしれニャいニャ?
(この点、北米支部にてアルマのことを忘れていたことなどから、今の神田さんは、既にアルマと親友だったユウたんではなく、『本体』に侵食された後って考える向きもあるニャが、現時点での神田さんが、蓮の幻影を見ている(もしも既に『本体』に侵食されてたら、『本体』が自分の過去の記憶を、幻覚として見るとは思えない) 子供時代の神田さんと今の神田さんの思考や行動パターンや言葉遣いが同じ(もしも既に『本体』に侵食されてたら、侵食されて別人格になっていることを表現するために、過去と今とで言葉使いや性格を変えるはず) バクちゃんが今の神田さんに、セカンド計画のことを謝っている(もしも既に『本体』だとしたら、死んだ自分を蘇らせ、『あのひと』にまた会えるかもしれない機会を与えてくれたセカンド計画を否定的に捉えるとは思えない)などと云ったトコロから、今の神田さんはまだ『本体』ではニャいと俺は予想するニャ) セカンドも同じで、別になにか対象となる設定があるはず、と過程して考えたら、意外と答えがみつかるかもしれないニャと思うのニャよニャ~」
「なるほどー
で? だとしたらユウは、なにがセカンドエクソシスト計画とペアになってると思うんさ。そんな風に云うからには、いくつか
ペア(になる)候補を思いついてるんだろ?(ユウのヒミツがわかるかもしないさ~~~
わくわくっ
)」
「うむ。まあ、俺の仮説が正しいとすると、候補として真っ先に考えつくのは、アクマかニャ~」
「アクマー
」