鳩々日記

"After all, tomorrow is another day.(明日があるわ)" ― 『風と共に去りぬ』より

テニス再開

2014年12月29日 | テニス
戸田マラソンで予想外の手ごたえがあった。それまで、一時は「自分にはマラソンは向いていない、そもそも運動は向いていないんだ!」という心境に陥っていたが、ある程度の達成感を得て、このまま頑張ればタイムを縮めていける、目標を達成できると思えるようになった。

それをきっかけに、マラソンと並行しながらも、何年もご無沙汰だったテニスを「もう一度やろう!」と思えるようになった。

うまく説明できないが、私には適当に月1回くらいスポーツを楽しむという感覚がない。
それは、ある程度スポーツの才能がある人の感覚だと思う。
私のような運動音痴には、やるならとことんやる、やらないなら一切やらないのいずれかしかない。
数週間も空けてしまうと、もう前回の練習で学んだ感覚は取り戻せないし、なかったことと同じだ。
適当な気持ちで挑んでも全く上達しないし、意味がないのだ。

そういうわけで、テニスを再開するにもそれなりの覚悟が必要だったわけだが、もう一度挑戦してみようという心境に再びなれた。

で、色々探した挙句にテニスオフで初心者参加OKのところに参加させていただいたわけだが、
初心者・初級者のプレイを見ていて、中級以上の人との違いを明らかに感じるところが1つあった。

フットワークだ。

スイングの形は個性的なフォームのままで中級レベルまで行く人もいるが、中級以上でベタ足の人はいない。
裏を返せば、ベタ足のままでは上に行けないということだ。
かかとまで地面に付いたままペタペタと動き、ボールを打ったらそのままの位置に留まるというのは、
ある程度以上のレベルでは見たことがない。

テニスは、「足ニス」なのだ(宮本輝「青が散る」より)。

やはり、ちゃんとしたフォームで打てるポイントまで自分が移動すること。これが大事なのかな。

マラソンに向けて練習してきたことが生きてくるといいのだが。
コメント
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