鳩々日記

"After all, tomorrow is another day.(明日があるわ)" ― 『風と共に去りぬ』より

Mixiから当ブログへのリンク削除します

2010年04月28日 | 生活
Mixi経由でご覧いただいている方へ


GW明け頃に、Mixi日記ページから当ブログへのリンクを削除することにしましたので、あらかじめお知らせします。

今後もご覧いただけると嬉しいのですが、その場合はお手数ですが当ページをブックマークするなどして、直接お越しいただけますようお願いします。


リンク削除の理由;

・記事UP頻度を上げたいが、設定によっては毎回マイミクの皆様に通知されてしまうのが申し訳ない

・語学関係の仕事や勉強をされている不特定多数の方に向けた内容もUPしていきたい



このブログを始めた当初は、遠方の友人への近況報告や自分の思い出用メモといった、あくまで個人的な位置付けでした。今後はそのような内容に加えて、人に参考にしていただけるような情報もUPしていきたいと思います。

私も翻訳だけでなく趣味や日常生活におけるありとあらゆることについて、ネット上で情報を得ているので(何かあれば即Google)、自分でも少しは発信していけたらと考えるようになりました。


これからもお付き合いのほど、よろしくお願いします。

JTFほんやく検定結果出ました

2010年04月21日 | 英語・翻訳

2月に受験したJTFほんやく検定の結果が出ました。
なんと2級に合格しておりました。
提出した訳文を読み返しても、やはり訳語の選択ミスや前後がいまひとつ噛み合っていない部分などがあり、とても実務に通用するものとは思えないのですが。
こんなんで2級にしちゃっていいんでしょうか??

とはいえ、思ったより良い結果が出たことは素直に嬉しい。
決してお話にならないレベルではないってことですよね。
これからも頑張ろう、と思います。



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“A Prayer for Owen Meany (オウエンのために祈りを)”

2010年04月20日 | 

おススメ小説、第1弾。原書でも、日本語版でも。
米国の人気作家ジョン・アーヴィングが1989年に発表した作品です。

父親を知らない少年Johnと、極端に小さい体と異常な声を持つ親友Owenを取り巻く物語。2人の周囲ではいくつかの奇妙な出来事が起こるのですが、それらは一見、互いに何の繋がりもなく、Owenの体や声についても、最初は単にそのように生まれついたということしか分かりません。

ところが、実は全てのことに意味があり、1つの崇高な目的のために用意されたものだったということが結末で明らかになります。それまでに描かれた他愛のないエピソードの1つ1つの意味を知った時は、「そうだったのか!」と、まさに頭をガーンと殴られたような感じでした。Owenだけが自分の使命を悟っていて、周囲の制止を聞かずに1人で突き進んでいくのがせつない。

衝撃的なストーリーもさながら、信仰とはどういうことかについてのヒントもあり、反戦のメッセージもあり、なかなか読みごたえがあっておススメです。登場人物が皆、個性的でやり取りが面白いのも◎。

使われている英語はハリーポッターなどのヤングアダルト小説よりは難しいけれど、特に凝った言い回しはなく、表現が豊かで勉強になると思います。





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下田の旅

2010年04月01日 | 

伊豆半島、下田に行ってきました。
学生時代の友人と、女三人旅です。

下田と言えば、開国の地。200年以上にわたる鎖国が終わり、箱館とともに開港されて外国との窓口となったのが下田港です。吉田松陰が海外渡航を企て、黒船への乗船を試みて投獄された地でもあります。

まずは石碑が残る「吉田松陰拘禁の跡」、かつてペリーが歩いたという「ペリーロード」、下田条約が調印された「了仙寺」などを見学しました。

お昼は鰻のお店「小川屋」へ。
風情のある素敵な外観です。


お味の方はというと、最高!でした。これまで食べた鰻の中でダントツです。口に入れた途端にとろけるように広がる感じ。お値段は松竹梅の竹で確か2,200円。東京にこんなお店があったら何度でも行ってしまいそうです。




食後はぶらぶら散策しつつ、小洒落たカフェ「邪宗門」でコーヒーを。コーヒー好きな友人によると、かなり美味しい部類に入るようです。私が気に入ったのは独特のインテリア。店中が骨董品だらけ、しかも和洋折衷。いきなり旧型の郵便ポストが立っていたりして圧倒されます。
そして、その奇抜さの中でも何故か長居したくなる不思議な落ち着きがありました。





下田駅から遊覧列車?「黒船号」で蓮台寺駅へ。

今回お世話になった旅館「蓮台寺荘」は、作家の山本周五郎ゆかりの歴史のあるお宿ということで、造りも立派で、宿泊客への対応も丁寧でした。山本周五郎の本がロビーの本棚に大量にあり、部屋に拝借することができました。私が手に取ったのは短編の「人情裏長屋」。正義感の強い剣豪の侍が、貧しい庶民を助けながら長屋で暮らし、最後に1つの決断をするという爽やかな話でした。

宿の温泉については大浴場も素敵でしたが、私は貸切の半露天風呂が贅沢感があって良かったです。食事は美味しく量もあって大満足。特に金目鯛しゃぶしゃぶが最高でした。

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2日目は蓮台寺周辺を見学。

まずは密航を画策中の吉田松陰が身を隠したという「吉田松陰寓寄処」へ。当時の造りがそのまま残っており、松陰が使ったという風呂や2階の部屋も見ることができます。

桃の花は丁度見ごろ。桜とはまた違う美しさがありました。






下田駅前からロープウェイで寝姿山山頂へ。

展望台から望む下田港。


山頂と言えども整備された遊歩道があり、花壇や(何故か)迷路などがあり、結構楽しめました。


下山して、了仙寺「宝物館」へ。
開国当時の様子がイラストと分かりやすいコメントで紹介されており、期待以上の面白さでした。初めて外国人や外国文化を目にした当時の日本人の驚きが伝わります。通りを歩く外国人を興味津々で取り囲んだり、写真は鏡のように左右対称に写ると考え、着物を左前にし刀を右側に差してカメラの前に立ったというエピソードなど。


街のあちこちで「なまこ壁」が見られました。形がなまこに似ているからこの呼称になったらしい。



遅めのランチは2度目の邪宗門で、コーヒーとチーズケーキだけ。前日から食べ過ぎて全然お腹が空かなかったので・・・

その後、駅でお土産を買ってから、踊り子号で帰途につきました。

今回の旅は食、温泉、観光にプラスして歴史の勉強にもなり、なかなか有意義でした。色々ありましたが何が一番良かったかというと・・・

迷うことなく、小川屋の鰻です。



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