鳩々日記

"After all, tomorrow is another day.(明日があるわ)" ― 『風と共に去りぬ』より

彩湖フル、良かったことと悪かったこと

2016年04月11日 | ランニング
彩湖フルマラソンから2日経った。まだまだ疲れが残っているので今日もランオフ。

今後の大会選びのために、備忘録として良かったことと悪かったことを書いておこうと思う。


■良かったこと

・スタッフがランナー1人1人のために毎回ゴールテープを張り、名前を呼んでねぎらってくださった

・荷物預かりもトイレも混雑は全くなし

・橋の周辺では桜舞い散る中を走れた

・参加費がリーズナブル(4000円、参加賞なしで3500円)

・スタッフが総じて親切

・交通の便が良い(武蔵浦和駅からシャトルバス)。駐車場も充分

・コースの3分の1くらい(たぶん)は木陰あり


■悪かったこと

・4月開催のため天気によっては暑い


■その他メモ

・周回コースなので、高速ランナーの場合は遅いランナーを何度も抜かなければならない

・それなりの上り坂が1カ所ある。周回なのでフルなら9回上ることになる

・エイドが豊富だった様子(私は全く立ち寄らなかったが、サンドウィッチやフルーツなど色々あった模様)

・コースが市街地ではなく湖沿いの遊歩道のため、観客は少ない。良くも悪くもメンタルを試される

・棄権しても最長で2kmほど歩けば本部に戻れる


と、こんな感じかな。大会の運営に関してはいいことばかりで文句のつけようがない。42kmを走ってきてようやくゴールが見えた時、自分のためだけにゴールテープが張られていたのには感激した。あの時だけ、オリンピック選手のような誇らしい気持ちになれた。

ただ、来年も出るかと問われれば、残念ながらそれはなさそうだ。とにかく暑さと日差しに弱い自分は、4月のフルマラソンには向かない。今回のように2.5kmおきに給水するのではタイムのロスが大きすぎる。

今回は昨年12月までハーフマラソンの記録を追いかけていたので、準備期間の都合でこの大会に出ることになったし、いい大会に出会えて目標も達成できたので良かった。でも、さらに上を目指すなら次回からはもっと記録を狙える大会を探したい。

4月上旬なんて走るにはいい気候じゃないですか?という人にとってはほぼ非の打ち所のない大会なので、是非ともお勧めしたい。

彩湖フルマラソン感想(2)記録を狙う楽しさ

2016年04月10日 | ランニング
35km地点を3時間40分で通過。なんとかキロ6分台を維持できている。こんな距離を走ったことがないのによくやっているなあ、と自分に感心する。このあたりでゴールまでのタイムを計算して、このまま頑張れば4時間半を狙えそうだと気づいた。俄然、気力が湧いてくる。ただ完走するよりも記録を狙う方が楽しいと気づいた。

しかし、南下する際の向かい風と正面からの日差しがつらい。体をぐっと前に倒し、首を縮めるようにして進む。足が棒のようになってきたが、ストライドが小さくならないよう、頭の中で「骨盤、骨盤」と唱えていた。

そんな状態だったが、最後の1周でスパートをかけた。まず、北上するコースでは飛ばせるだけ飛ばした。追い風を受けて、涼しい木陰を気持ちよく走った。これだけ疲れていても、まだキロ6分を切れる。やはりマラソンは冬にやるものだなと、つくづく感じた。

南下するコースは長く感じたが、目標だった4時間半を切れると思うと力が湧いた。競技場に入ると、ゴールではスタッフの方がゴールテープを張って待っていてくれた。さらに「ゼッケンナンバー○番、○○さんがゴールされました!おめでとうございます!」のようなアナウンスまで。もう嬉しくて、柄にもなく笑顔で両手を上げてゴールしてしまった。

2000人近いランナーが次々とゴールしてくるのに、1人1人名前を呼んで、テープを張って。なんというホスピタリティだろう。

完走証を受け取って安心すると、猛烈に喉が渇いてきた。預けていた荷物を受け取ってその辺に座り、持参していた500mlのスポーツドリンクを一気飲みした。少し休んで立ち上がろうとすると、膝が痛くて立てない。怪我した時の痛みではなく、「このまま立ち上がったら膝が壊れる!」という警告の痛みだ。しばらくストレッチをすると、何とか立てるようになった。

着替えて帰ろうとする頃にまた喉がカラカラになって、500mlのミネラルウォーターを買ってまた一気飲みした。やっぱり、相当量の汗をかいていたようだ。2.5kmおきにコップ2杯の水分を取っても足りないという状態になった時、これは不安からくる錯覚なのではないかと思っていたのだが、本当にそれだけの水分が必要だったのだ。

参加賞はTシャツ。なぜか蛍光ピンクだった。私は気に入ったけど、ダンディなおじさまランナーなどにはつらい色かもしれない。


ともあれ、今年の目標であるサブ4.5を早々に達成してしまった。さて、これからどうしよう?

彩湖フルマラソン感想(1)とにかく喉が渇く

2016年04月10日 | ランニング
埼玉県戸田市で開催された「戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」のフルマラソンの部に参加してきた。

会場に向かう途中、まず驚いたのが武蔵浦和駅からのシャトルバス待ち行列。長蛇の列がロータリーの端まで続き、さらに折り返していた。しかしバスがどんどん来るので10分ほどで乗車でき、特に問題はなし。

大会本部は道満グリーンパークの陸上競技場だ。


荷物預かりもお手洗いも混雑はなくスムーズで、前評判通り。

スタートの位置取りはかなり前の方で、100人目くらいのところにいたのではないかと思う。スタート後の渋滞にはそれほど巻き込まれず、いいペースで走り出すことができた。

競技場を出て彩湖沿いの周回コースに入り、1時間前にスタートしていたウルトラマラソン(70km)のランナー達と合流した。この人達はこれから何時間走るんだろうか。私だって、これから4時間以上も走るのか・・・。走れるのか?この時はたぶん、ワクワク感よりも不安の方が大きかった。

1周は4.652kmで、フルマラソンの部はこれを9週して競技場に入ることになる。彩湖は南北に長く伸びる形になっていて、この日はやや強い南風が吹いていた。つまり追い風を受けながら北上、向かい風と戦いながら南下を繰り返す。さらに北上するコースには木陰があり、日差しをしのげる。

20kmくらいまでキロ6分前後のペースで来たが、向かい風で足が止まり始め、じわじわとペースが落ちてくる。ハーフだったらもうゴールに向けてスパートをかけているところだ。そう考えるとハーフって短いな。あっという間だ。今日はこれからまた20km以上を走るのか・・・。もう足に疲れが出ている。長い戦いになりそうだ。

とにかく暑くてのどが渇く。それほど汗に濡れている感じはないが、おそらく風と日差しでどんどん乾いているのだろう。実際にはかなり汗をかいていたと思う。2.5kmおきに給水所があったが、毎回飲まないと間に合わなかった。後半は1杯では足りず、2杯飲んだ。それでも1、2km走るともう喉が渇いてくる。

足がガチガチになって動かなくなってきたので、25kmくらいのところで一旦止まってストレッチをした。これで少し持ち直す。

さらに足がむくんでシューズがきつくなってきたので、30kmくらいで靴ひもを緩めた。

(2)に続く。

彩湖フルマラソン 結果

2016年04月09日 | ランニング
彩湖フルマラソン、完走ーーー!怪我もなく無事にゴールにたどり着くことができた。

タイムは4時間27分。今年の目標として掲げていたサブ4.5まで達成してしまった。

詳しいことは後日書くことにして、今夜は心置きなく飲みます。皆様さようならー!

彩湖フルマラソン前夜の心境とレース予想

2016年04月08日 | ランニング
いよいよ明日、初めてのフルマラソンに挑む。とにかく怪我せずゴールにたどり着きたい。

「Yahoo!天気情報」によると明日の戸田市は最高気温が21度、終日晴天。マラソンには厳しい気候になりそうだ。

この暑さと最近の練習での調子の悪さからして、想像するレース展開はこんな感じ。

スタート~25km:キロ6分前後をキープ
25km~35km:キロ7分以内をキープ
35km~ゴール:破れかぶれでとにかく前進

5時間以内にゴールできたら、今の実力には合っているのかな、と思う。

補給食をブドウ糖タブレットにするかスポーツようかんにするか迷った末、手っ取り早く多くの糖質を摂取できそうなスポーツようかんにした。少々重さはあるが、片手だけで簡単に開封して食べられるなど、うまくできている。

これを10kmごとに1本ずつ、さらに20km地点では顆粒のアミノバイタルも摂る。

ナンバーカードと計測チップも、それぞれウェアとシューズに装着済みだ。シューズはもちろん、ピカピカの「Kinvara 7」。

丼とパスタでカーボローディングも順調。

何より、膝・足首・脛、どこにも異常がないのがありがたい。明日も最後までもってほしい。

無事にゴールできるのかという不安はあるけど、今まで一度も経験していないことに挑戦すること自体が素晴らしいことだと思える。だから、明日はどんなに駄目でも誇りを持って、ゴールまでの道のりを精一杯楽しみたい。

通勤電車で吐きそうになった朝

2016年04月05日 | ランニング
今日は何故か体調がすぐれず、朝の通勤電車で気分が悪くなり、乗換駅までの2~3区間は手すりにしがみついて吐き気を我慢という尋常ならざる状態になってしまった。しかし何とか耐えきった!

ちなみに二日酔いではない。お酒はもう1カ月近く飲んでいない。キラキラ

終日お腹の辺りが気持ち悪かったが、ランニングを休むのは精神的な面でやはり気持ち悪いので、帰宅後にフォームを意識しながら5kmだけジョグしておいた。それなりに飛ばしたつもりなのに驚くほど遅かったが、今さら焦っても仕方ないので気にしないことにする。

あとは木曜朝まで糖質をできるだけオフにしつつ、きちんと食事と睡眠を取ろう。それと大会当日には曇って涼しい気候になるよう、天に祈る。


走るべきか休むべきか、それが問題だ/ゼッケン到着

2016年04月04日 | ランニング
どうも疲れが取れていないような気がする。先日はキロ5分半のペース走が少しつらく感じたし、1日休養して臨んだ1km×5本のインターバルでも足が全く動かない。3本目以降はジョグ程度のスピードに落ちてしまい、息もほとんど上がらず。何の意味があったのか疑問だ。

3月に何度か20~30kmを走った辺りから、ベストな状態で練習できたことがない気がする。いったん完全に回復させた方がいいのかもしれない。といっても全く練習しないのも不安だ。気持ちだけが先走っているのかな。

右のふくらはぎに少し突っ張るような感覚があるのも気になる。少し前には右脛が痛かったし、左右のバランスが悪い走り方をしているのかもしれない。あるいは脛に負担をかけるまいとしてふくらはぎに力が入ったか。

とりあえず、ごちゃごちゃ考えても彩湖フルマラソンまであと5日。あとは1日あたりジョグ5km程度の練習量に抑えておこう。42kmという未知の距離を走ることを考えると、あと1回くらい30kmを走っておきたかったが、その反省は次のシーズンに生かすことにする。

ゼッケンも先日届いた。今まで受け取った中で断トツで無駄がなく簡素な郵送物で、好感が持てる。



まず、封筒は大会名も印刷されていない汎用の透明ビニール製。計測チップは使い捨て。ゼッケンは小ぶりで四隅に穴もなし。パンフレットはよくあるA4版よりも一回り小型のB5版で、最低限の情報だけが記載されておりかなり薄い。

こういうところの無駄を省くことで、フルマラソンで4000円(参加賞なしで3500円)という割安な参加費を実現しているのだろう。

近年のマラソンブームで参加費がじりじり上昇して1万円を超えるような大会も出てきているけど、派手さはなくとも庶民が気軽に参加できるこのような大会も開催を続けてもらいたいと思う(私は1度の大会に1万円払うくらいなら、5000円の大会に2度出たい。だって、やることは同じだよね?)。