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ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

バドミントンの無気力試合は運営側の責任

2012-08-02 15:50:24 | 生活

オリンピックのバドミントン競技で4ペア8選手が無気力試合をしたとして失格になった。私もビデオを見たのだがわざとサーブミスをしたりして負けに行っているのは明らかだと思われた。しかし、失格にしたのはおかしいと思う。問題は協議の運営側にあって選手では無いと私は思うのである。

オリンピックの選手はアマチュアであってプロのように出演料をもらっているわけではない。彼らの目的は一つでも多く勝って、最終順位を上にすることである。負けたほうが最終的に順位が上になり易いと多くの選オ手が思うとすれば負ける方向に向かうのが選手の心理である。この場合、両方ともが負けたほうが有利と考えた訳で、そういう状況を作った運営側の責任である。それを選手に転嫁したのは許されない行為だと思う。

普通は負けるよりも勝ったほうが有利であるので皆勝とうとして努力をする。しかし、ルールを負けたほうが有利にしてしまえば皆負けようとする、それは当然である。今回の問題はルールというより運営の問題なのだが、負けたほうが有利という状況を作ったのは運営側の責任であることに変わりはなく、運営者は観客にわびるべきである。

サッカーなどでも優勢なほうがコーナーでボールをキープしてボールを奪いに来れば反則になるようにして時間をつぶし、時間切れの勝ちに持ち込もうとする行為が時々見られる。観客にとっては面白くない。ギャラをもらってゲームを見せる立場のプロですらそういうことをする。しかし選手に取っては変に攻めに行って逆襲されるよりも安全に勝てる方法なのであのようなやり方をする。あれがひどかったからと言って反則負けにすることはない。

バスケットではそのようになることを防ぐために、一定時間内にシュートをしないといけないというルールを作った。問題があればそのように次の大会からルールを改正すべきである。今回の措置に関しては国際バドミントン協会の傲慢さを強く感じる。

 


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