クリスマスが終わるとあっという間に正月モードである。もう少し間が空いて「12月上旬がクリスマスだと良いのに」と思う。最近気になっていることが一つある。写真をアップするまでもないと思うが、富士山頂が冠雪しておらず黒々としていることである。この時期に黒い富士山を見るのは初めてだと思うが、何かの前触れではないだろうか。気象庁もテレビも何も言わないが、テレビ局は烏合の衆なのでどこかが取り上げれば全社追従するように思う。
さて、私個人についてであるが今年は「勉強の年」だった。私は30年以上無線通信の研究開発に従事してきたのでその分野にはかなり自信を持っている。退職後に出てきた5GやLPWAというような技術に関しても、筋が良いかどうか、どういう用途に向いているかについてはかなり正確に判断できると思っている。しかし、最近は無線技術があまり面白くなくなってきた。技術が成熟してきて、将来を見てもあまり変化が無いように思えるのである。これからは「無線はインターネットを拡張するための部品」という位置づけになると思う。
その意味で、本筋と思われるインターネットの新しい技術をいろいろ勉強した。Deep Learning、NOSQL Database、Security、Block Chain、GPUなどである。セキュリティを除いて「分かった」という感触を持っている。もちろんプロのレベルには至らないが、自分なりに技術の筋と、どのような分野に有効か、将来性はどの程度あるかを判断できる程度に理解できたので、ニュースを見て動向だけから予測する人とは一味違う発言ができると思っている。
しかし、理解するだけではプロのレベルではない。その意味ではウィトラの事業は苦しくなってきている。来年のどこかで合同会社ウィトラは閉じて屋号ウィトラの個人事業主に戻ろうかと考えている。
このブログもこれで今年の締めとしたい。1年間、ご愛読ありがとうございました。良いお年をお迎えください。