ゆるっと読書

気ままな読書感想文

【道をひらく】上がりっぱなしもないし、下がりっぱなしもない

2015-06-18 07:58:11 | Weblog



波乱万丈の人生と、平々凡々の人生、

選べるとしたら、どちらがいいですか?

私個人は、平々凡々を選ぶ気がするけれど、

時々、思い切ったことをする側面もあるので、

実は、波乱万丈に憧れているのかもしれません。

平々凡々だと思っている人生にも、

小さな山や谷はあると思いますし、

他人から、波乱万丈な人生だと思われても、

本人は、心穏やかに過ごしているかもしれません。

松下幸之助さんの「道をひらく」の中に、次のような文章がありました。

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人の歩みには、大なり小なり浮沈がつきまとう。

上がりっぱなしもなければ、下がりっぱなしもない。

上がり下がりのくりかえしのうちに、

人は洗われ、磨かれてゆくのである。

たまたま上にいたとて、おごることは少しもないし、

下にいたとて悲観する必要もない。

要は、素直に、謙虚に、そして、朗らかに、希望をもって歩くことである。

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結局は、自分自身が、どう生きていくか、その姿勢なのだと思います。

素直に、謙虚に、朗らかに、希望をもつ。

日々、これを実践できたらステキ。がんばろう。



【考具】まず 「わがまま」になること 「わがまま」とは「我が」「思うまま」

2015-06-16 21:40:35 | Weblog



まずは、「わがまま」になってください

今、目の前の課題に対して、あなた自身はどうしたいのか。

「わがまま」=「我が=自我」「まま=思うまま」

最初から、周りがどうの、状況がどうのという 条件付けから始まるのでは、つまらない。

そこから、良いアイデアや企画は生まれない。

まずは、「わがまま」になること。

自分が「こうしたい」という思いを、アイデアとしてぶつける。

調整は、その後からで間に合います。

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加藤昌治さんの著書「考具」に書かれていた言葉です(一部改変)

10年以上前に出版されて話題になった本なので、 ご存じの方が多いと思いますが、

改めて目を通して、 なるほどと思います。

目の前の課題に対して、自分がどうしたいのか?

「わがまま」に考えているようでいて、 実は、そうなっていないことがあります。

根拠のないことを心配したり、 不安に駆られたりして、 「わがまま」に考えていなかったりする。

加藤さんは、 「わがまま」から生まれたアイデアを、 具体的な企画に落とし込んで実行するうえでは、

「思いやり」が必要と指摘されています。

「わがまま」⇒「思いやり」と位置付けています。

「思いやり」も大切だけど、 あくまでスタートは「わがまま」ということ。

まずは、 自分が「こうしたい!」という思いを抑えつけずに、

「わがまま」になってみるということだと思います。 でも、 「わがまま」って、簡単なようで、むつかしい。

むつかしいようで、実はシンプルということかな。

 


【コトノネ】 働ける自分が好きです

2015-06-05 08:11:29 | Weblog



働ける自分が好きです

前は働くことができなかったんですから

季刊誌「コトノネ」http://kotonone.jp/

Vol 14 で取り上げられていた

JAおきなわ 津波古広樹さんの言葉です。

津波古さんは、30代のはじめに統合失調症を発症。

入退院の後、JAおきなわに就職。

職場の同僚の「おかげ」で、仕事と自分がつながり、

現在はいきいきと働いているそうです。

「働ける自分が好き」という一言。

響きました。

働いていると、それを「当たり前」と思うようになり、

仕事の内容や、職場について、

「もっと、こうしたいのに」とか、

「もっと、こうだったらよいのに」と不満をもつこともあります。

足りないことに気付くことは大切ですし、

改善や向上を目指すことは、悪いことではないけれど、

それが実現しないとき、気持ちが不平や不満をこぼすほうへ

向いてしまうのは、少し残念なことかもしれません。

「働ける自分が好き」

お給料をいただく仕事について「働く」にとどまらず、

世の中で何らかの役割を担うことを「働く」だとすれば、

年齢問わず、誰もが皆、「働ける自分が好き」だと思います。

「働ける自分が好き」という原点を

心においておくこと、大切ですね。

「コトノネ」Vol.14 は、沖縄特集。

読みたい方は⇒ http://goo.gl/4F2cdX

ゆっくり旅にいきたいです。