好きだなぁ〜♪この手法☆
ハリ天と私、
「鳩の撃退法」「月の満ち欠け」以来、
佐藤正午さんの「ちょっと回りくどい表現」や
「複数の時系列が行ったり来たり絡み合う手法」に
魅せられて、色々佐藤正午さんの作品を買い溜めてしまいました（笑）
伊坂幸太郎さんもこの手法を取り入れていらっしゃいますよね♪
今回読んだのはこれ♪
＜「アンダーリポート」って「報告されない犯罪」のことなんだそうです＞
15年前、自宅マンションの隣人が殺されたの事件。
父を殺された当時4歳の娘が主人公を訪ねてきたことがきっかけで、
その謎を解き明かそうとする検察事務官・古堀徹の視点からの話。
私は大方のあらすじ的なものを捉えてから読みたい派なので、
どうしても裏表紙の「あらすじ」を先に読んでしまうクセあり。
それがこれ。
つまり、この殺人事件は「交換殺人」のことを解き明かしていくんだろう。。。
ふむふむ。。。
って読み進むも、核心に到達するまで半分を要し（笑）。
話が行ったり来たりするので前を読み返すこと数回。
なかなか進まん（笑）
しかしっ！ここだっていう核心にたどり着くと、
次はどう展開するのか興味がどんどん先を読ませる。。
あとは一気（笑）。。
最後の最後に冒頭に戻る展開で。
う〜ん、そうくる訳ね☆
実に巧妙だっ！！！（拍手）
と、ここで話は終わらなかった・・・
最後に後日談みたいに付いている「ブルー」という題目の一話で・・・
凍りつきました。。。
女の執念って恐ろしい？！
