福島県南相馬市からブログと写真をアップしていこうと思ったのですが、
今回は、とにかくぎちぎちのスケジュールで、睡眠時間を確保することで精一杯でした。
11月7日、早朝5時半に起きて、6時25分鎌倉発の横須賀線に乗り、7時32分東京発の東北新幹線(やまびこ125号)に乗り、9時10分に福島駅に到着しました。
飯坂町の原真一さんが南相馬まで送ってくださるというので、原さんの車で南相馬に向かいました。
お昼前に南相馬に到着し、「南相馬ひばりFM」の担当ディレクター・今野聡さんと原ノ町駅ステーションホテルの近くにある「四季の味 華のれん」で「ミニ焼サバみぞれ和え丼と十割更科そばのセット」を食べて、
原町の「ゆめはっと」に移動して、臨時災害放送局「南相馬ひばりFM」でわたしが担当しているラジオ番組「ふたりとひとり」の収録を開始しました。
1)震災時、小高小学校の校長先生だった飯塚宏さん(61歳)と、PTAの役員だった鈴木優美子さん(33歳)のお二人。
2)小高体育センターに移動。「浮舟うきうきクラブ」の菅野精一さん(62歳)と清野久子さん(60歳)のお二人。
3)「ゆめはっと」に戻る。原町高校放送部1年生の梅田春菜さん(16歳)と伊藤さつきさん(16歳)のお二人。
4)鹿島の障害者の活動支援センター「あさがお」に移動。精神保健福祉士の西みよ子さん(61歳)と、介護支援専門員の伊達良子さん(62歳)のお二人。
夕食は、原町の「歩歩」で、今野さんと親子丼を食べました。
宿に戻り、午前1時半に就寝。
11月8日は、午前6時半に起床。
「ゆめはっと」で、「ふたりとひとり」の収録開始。
5)視覚障害者のための朗読ボランティアをしている佐藤喜美さん(64歳)と、岡洋子さん(69歳)のお二人。
正午に、鹿島の「かしま交流センター」に入り、南相馬市社会福祉協議会と「福島いのちの電話」の方々との打ち合わせ。
13時半~15時半、社協の佐藤和哉さんの司会で講演を行う。「福島いのちの電話 秋季公開講座~あの日わたしが見たもの」
会場は満席で、100人以上の方々が集まってくださいました。ありがとうございます。
6)「ゆめはっと」に移動。震災当日から道路啓開作業と行方不明者の捜索を行った石川建設工業の石川俊さん(54歳)と石川幸慶さん(49歳)のお二人。
19時から、社協のみなさんと打ち上げ。
宿に戻り、午前1時に就寝。
11月9日は、午前6時に起床。
9時~19時半、「ゆめはっと」で、ずっと収録。
7)原町の「尚っちゃんラーメン」店長の渡辺進さん(47歳)と、幼馴染の門馬伸博さん(47歳)のお二人。渡辺さんは、南相馬前市長の渡辺一成さんのご長男です。
8)鹿島の「タンポポ村」(スモークサーモンやハムやベーコンやウインナーを加工している工場)で20年以上働いている鈴木京子さん(60歳)と、高野彰子さん(55歳)のお二人。
9)原町の「黒潮海苔店」社長の小迫三晴さん(48歳)と、「丸上青果」社長の岡田義則さん(40歳)のお二人。
10)南相馬市社会福祉協議会会長の門馬秀夫さん(85歳)と、社協の黒木洋子さんのお二人。
門馬さんは、高校教師(国語)だった時代に、南相馬市原町区栄町にあったわたしの祖父のパチンコ屋によく通っていたということで、正確な場所と店名を教えてくださいました。これから、詳しく調べます。
11)南相馬前市長の渡辺一成さん(70歳)と、「相馬報徳社」副理事長の渡辺義夫さん(54歳)のお二人。
12)南相馬市消防団原町区団2分団副分団長で、相馬農業高校在学中にボクシングでインターハイ優勝し、プロボクサーとなってタイトル戦に出場した経歴を持つ高江浩司さん(41歳)と、高平小学校の給食を作っている奥様の高江恵子さん(40歳)のお二人。
19時半に鹿島区北海老の錦織祐美さんの車に乗って、鹿島区永田の竹島家へ。
竹島家のみなさん(プラス祐美さん)と夕食をごいっしょし、泊まらせていただく。
11月10日、竹島家のみなさんといっしょに午前5時に起床。
朝食をいただき、かずきくんとげんとくんが八沢小学校に出掛けるのを見送る。
ふたりの祖母・みつ子さんの車に乗り、近所の梨農園と、みつ子さんのご実家に立ち寄ってから原町へと向かい、竹島家(電子部品工場)の取引先である原町の工場で電子基板の入った段ボールを受け取った後、原ノ町駅前のホテル「丸屋」まで送っていただく。
控室で、「NPO法人はらまちクラブ」代表の江本節子さんと打ち合わせ。
9時半~13時半、「311から高齢者の健康と生きがいづくりフォーラム」で、参加者のみなさん(限定30人)の前で、近著『JR上野駅公園口』の朗読と講演を行い、みなさんと昼食をごいっしょし、みなさんからの質問に答える。
13)「ゆめはっと」で「ふたりとひとり」の収録。原発事故後、一度も避難しないで津波による行方不明者の捜索をつづけた、南相馬市消防団長の長澤初男さん(66歳)と、消防団鹿島区団第一分団長の伊佐見眞一さん(56歳)のお二人。
「南相馬ひばりエフエム」今野ディレクターの車に乗って、福島市へと向かう。
17時過ぎに、「ラジオ福島」のスタジオに入る。
14)アナウンサーの大和田新さん(59歳)と、八木志芳さん(30歳)のお二人に「ふたりとひとり」にご出演いただく。
19時~20時50分、大和田さんと八木さんの番組「月曜Monday」に、今野さんとふたりで生出演する。
詩人の和合亮一さんが飛び入り参加! 和合さんとわたしは同じ歳で、共通の友人(詩人の城戸朱理さん)がいるのですよ。
番組終了後、和合さんと握手して、タクシーに飛び乗る。
福島駅から(大荷物を持って)走る。
9時24分福島発、東北新幹線(やまびこ125号)に間に合う。
東京駅に到着して、また走る。
23時4分東京発、横須賀線久里浜行きの最終列車に間に合う。
11月11日
0時2分に鎌倉に到着。
改札まで迎えにきてくれた珍念さんの自転車の前と後ろの籠に荷物をのせて、歩いて帰る。
(節約のため、タクシーには乗りません)
午前2時半に就寝。
腰と肩の痛みが限界に達し、膀胱炎が悪化し、頭痛とめまいがひどかったので、午前10時に若宮大路の関口治療院に行きました。
関口良さんに治療(鍼とお灸と指圧)していただき、なんとか起き上がれるようになりました。
しかし、11日と12日は、仕事にならず――。
14日は岐阜、15日は豊橋で講演があるので、
今日、13日、『警戒区域』を書き進めます。
講談社の石井克尚さん、11月中になんとかします。
ごめんなさい。