魔女っ子映画の実写版

この映画を観たのは、もうすぐ春休みが終わるという頃の平日。
上映時間が午前中の１回のみ、ものすごく混んでいて、もう観るのは無理かと思ってしまったよ。
やっとの事でチケットを買って観れたその映画は…、『魔女の宅急便』!!
アニメも良かったけど、私は実写の方が好きかな。
原作に近い感じがする。
河馬のマルコさんやサキちゃんやタカミ・カラさんなどのキャラや、結婚式や洗濯物のエピソードは原作ファンにはたまらないと思う。
アニメも勿論、原作のエピソードはあるけど、実写を観ると何だか物足りなさを感じる。
確かに実写もコリコの町のシンボルである時計台がないのが残念だけど、でもこれからもキキの成長が見れるんじゃないかと思わせる期待感があった。
もし続編が創られるなら、モリさん・オレくん姉弟やヨモギさん、ララ・オーパさんのエピソードを観たいし、公園で合う杖を持つお爺さんの代わりに杖を持って散歩するエピソードなども映像にしてほしいなぁ～。
タカミ・カラさんもまた再登場してほしいし、キキとトンボのこれからも知りたい。

キャラクターもエピソードも多少のアレンジがされていたけど、原作と違う所はあまり気にならなかったかな。
文章をそのまま映像にするのは難しいだろうし、多少のアレンジは仕方ないのは解る。
文章と映像の差を如何に少なくするか、映画監督の腕の見せどころ何だろうなぁ。
私は、文章と映像は伝え方が違うのだから多少変わっていても仕方ないと思うんだけど、あまり映像の方が原作からかけ離れているとガッカリしてしまうんだけど、この『魔女の宅急便』はとても良かった。
時計台がないのには、ガッカリだけど…。
続編ができたら良いなぁ、と期待してしまう楽しい作品だった。