昼前に畑の見回りと
買い物。
ちょっと動いただけで汗がでてきた。
暑いはず。
きょうの奈良市の最高気温は29.7℃(13:31)、7月上旬並みの気温。
今年の最高気温だった。
昨日(2011/05/08)の園芸教室は『庭木の手入れ』の第一回目で
『松の手入れと庭木の刈込み』
2011/05/08 園芸教室終了後の個別相談
『松の手入れ』
整枝剪定: 年2回は行う。樹形維持だけでなく、病虫害の予防にもなる。
日照・通風をよくする。幹、枝にも日をあてる。透かし剪定を行う。
もみあげ: 冬正月前に行う。古葉をとつて木の姿を整える作業。強すぎる枝、
垂れさがった弱い枝、枯れ枝の除去。日照・通風がよくなるように。
みどり積み: 4~5月ごろ行う。新梢の整理。放置するとまのびした枝になる。
枝の密生を防ぐ。
新梢10cmまでに数本残し指で折る。残した新梢は半分に折る。
土壌改良: 冬に直径40cm、深さ60cmの穴を掘り、木炭を多量に埋める。
添え竹: 急激な骨格を作らない。枝の付け根に負担がかかり、枝枯れの
原因になる。
『庭木の刈込み』
刈込に適した庭木: つつじ類、ツゲ、サザンカ、カイヅカイブキ、イヌマキ
刈込できない庭木: マツ、ウメ、サクラ、ジンチョウゲ、ボケなど多くの庭木
時期: 花芽形成時期を知る。真夏と真冬は避ける。
樹勢・樹木生理を考え刈込量を調整する。
方法: 枝や幹が見える透かし剪定も行い、枝の付け根で切り取る。(刈込み
だけでは樹冠内部が枯れ上がる、特に針葉樹で注意する)。
樹形維持: 庭木を大きくしない。思い切つた刈り込みをする。
施肥: 刈り込み後に窒素、リン酸、カリ等量の施肥をする。有機質肥料が土壌改良
にもなる。
根切り: 数年に1回程度根系の一部を切る。細根発生を促し、庭木の若返りを行う。
以上が講義内容。
わが家の庭木で『復習』をする。
復習 「松」の手入れ
これは雄花。
ちょうど今ごろ、新梢の整理。
指で折る。
これは雌花。1本の松に雄花と雌花が別々に咲く。
下の茶色いのは「松ぽっくり」で昨年の花が今年実を結ぶ。
これも新梢を指で折る。
復習 「土壌改良」
冬に直径40cm、深さ60cmの穴を掘り、掘った穴に、比率
木炭 : 堀上げた土 : 肥料(牛糞・堆肥) = 1 : 1 : 1
の割合で入れる。
復習 「つつじ」の手入れ
思い切り刈込んでも芽が出てくる。
これは 2008/08/04 に思い切り剪定してもらった。
本日撮影
2~3年で元の大きさになる。
復習 「ツゲ」の手入れ
枯れた枝は根元から切り取る。
2~3年で周りの枝が伸びて、抜き取った所が塞がると習った。