こんなのできた!

単調な生活に新発見を!  
日々の小さな出来事の写真日記

2011/05/09 松の手入れと庭木の刈込み

2011-05-09 20:30:30 | Weblog


昼前に畑の見回りと


買い物。
ちょっと動いただけで汗がでてきた。


暑いはず。
きょうの奈良市の最高気温は29.7℃(13:31)、7月上旬並みの気温。
今年の最高気温だった。


昨日(2011/05/08)の園芸教室は『庭木の手入れ』の第一回目で
『松の手入れと庭木の刈込み』 


          2011/05/08 園芸教室終了後の個別相談   

『松の手入れ』
整枝剪定: 年2回は行う。樹形維持だけでなく、病虫害の予防にもなる。
       日照・通風をよくする。幹、枝にも日をあてる。透かし剪定を行う。

もみあげ: 冬正月前に行う。古葉をとつて木の姿を整える作業。強すぎる枝、
       垂れさがった弱い枝、枯れ枝の除去。日照・通風がよくなるように。

みどり積み 4~5月ごろ行う。新梢の整理。放置するとまのびした枝になる。
       枝の密生を防ぐ。 
       新梢10cmまでに数本残し指で折る。残した新梢は半分に折る。

土壌改良: 冬に直径40cm、深さ60cmの穴を掘り、木炭を多量に埋める。
添え竹: 急激な骨格を作らない。枝の付け根に負担がかかり、枝枯れの
      原因になる。


『庭木の刈込み』
刈込に適した庭木 つつじ類、ツゲ、サザンカ、カイヅカイブキ、イヌマキ
刈込できない庭木 マツ、ウメ、サクラ、ジンチョウゲ、ボケなど多くの庭木

時期 花芽形成時期を知る。真夏と真冬は避ける。
    樹勢・樹木生理を考え刈込量を調整する。
方法 枝や幹が見える透かし剪定も行い、枝の付け根で切り取る。(刈込み
     だけでは樹冠内部が枯れ上がる、特に針葉樹で注意する)。

樹形維持 庭木を大きくしない。思い切つた刈り込みをする。
施肥 刈り込み後に窒素、リン酸、カリ等量の施肥をする。有機質肥料が土壌改良
    にもなる。
根切り 数年に1回程度根系の一部を切る。細根発生を促し、庭木の若返りを行う。

以上が講義内容。
わが家の庭木で『復習』をする。

復習 「松」の手入れ


これは雄花。
ちょうど今ごろ、新梢の整理。


指で折る。


これは雌花。1本の松に雄花と雌花が別々に咲く。
下の茶色いのは「松ぽっくり」で昨年の花が今年実を結ぶ。
これも新梢を指で折る。

復習 「土壌改良」


冬に直径40cm、深さ60cmの穴を掘り、掘った穴に、比率
木炭 : 堀上げた土 : 肥料(牛糞・堆肥) = 1 : 1 : 1 
の割合で入れる。

復習 「つつじ」の手入れ
思い切り刈込んでも芽が出てくる。


これは 2008/08/04 に思い切り剪定してもらった。


本日撮影 
2~3年で元の大きさになる。

復習 「ツゲ」の手入れ


枯れた枝は根元から切り取る。
2~3年で周りの枝が伸びて、抜き取った所が塞がると習った。