こんなのできた!

単調な生活に新発見を!  
日々の小さな出来事の写真日記

2011/05/22 イングリッド・バーグマンをもっと知る

2011-05-22 20:53:52 | Weblog


8時半頃から雨が降りだした。

風邪のセキは軽くなり、体調は少し回復してきた。
一方、女房殿は私と同じ症状になり、私の薬を飲んで寝込んでしまった。


雨はだんだん激しくなってきた。


女房殿が寝込んでしまったので


買うものに丸をつけて買い物に。

主婦が寝込んで大変だ。
食事、母の世話 ・・・


イングリッド・バーグマンをもっと知る  


          2011/05/14 NHK BS 「わたしを演じる孤独~イングリッド・バーグマン~」 
カサブランカ』 『ガス燈』 で「飾らない素顔の美しさ、ただよう気品」
で1940年代
イングリッド・バーグマンはハリウッドの頂点で輝いていた。

人気絶頂での不倫スキャンダル、娘と夫を捨てたという烙印を押されアメリカから
追放された。7年後再びアメリカに戻ることができた。
「後悔はしていないか?」の質問に「後悔はしていない
。いつも自分の心に忠実に
生きてきたから」

『秋のソナタ』
『カサブランカ』から35年、最後の映画1978年『秋のソナタ』に出演することになる。
監督は巨
匠イングマール・ベイルマン。
物語は家庭を省みない母親に娘が復讐するというもの。

この作品でバーグマンとベイルマン監督は激しく戦った。
監督にズケズケもの言うバーグマンに現場は凍りついていた。
バーグマンは監督の演出に疑問を持った。バーグマンはハリウッド流で自分の解釈を
入れて台本を越えたかった。一方、ベイルマン監督は台本を貫く。 
スタッフは「また始まった」と固まった。

クライマックス、娘が母親を責め、さいなむ、真夜中の場面は親子の心理的な対決を
描いて
バーグマン最高の演技と賞賛された。

この場面の撮影はバーグマンとベイルマン監督の衝突はピークに達したといわれる。
バーグマンは「こんなセリフ云えない」。ベイルマン監督は真っ赤になって怒り、
バーグマンは真
っ青になり、二人は激しく口論しながらスタジオから出て行った。

バーグマンは振り向きざまにベイルマン監督に平手打ちを食らわせて「どんなシーン
なのか説明し
て」
ベイルマン監督は「何か演じなければと思うのは素人の考えること。何も考えなくていい」
こんな会話を繰り返した。

監督の「強制収容所に入れられて助かるためにならどんなことでも云うだろう」に
バーグマンは全
てを理解した。
二人は顔を見合わせ笑い出しスタジオに戻り、台本どおりの撮影が再開した。


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