こんなのできた!

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日々の小さな出来事の写真日記

2010/09/07 柱の持ち上げ工事

2010-09-07 21:30:02 | Weblog
ついのすみか【38】 柱の持ち上げ工事 
早めに起き、カーテンの取り外しと、


畳の上敷きを外し、


「Y木材」の大工さんを待つ。

先日、「Y木材」と「床不陸工事」契約をした。辞書で調べても出てこない難
しい工事名、簡単に云えば柱の持ち上げと床の水平工事。
きょうが工事日だ。予定の時刻に大工さん3名と、「Y木材」の営業がこられた。

大工さんはまず、道具・材料を積み下ろす。








7つ道具を見せてもらった。

きょうの作業を追ってみると・・・


まず、測量から。
これは各柱の高低差を測定している。
原理は、


女房殿は「宇宙船や」とケラケラ笑い出した。 
これはレーザ墨出器。各柱の見通せるところに設置し、レーザ光を発光さ
せ鴨居からの長さを計測する。


もし、L2が一番短ければ、一番沈んでいる(下がっている)ことになる。


これが計測結果。
この数値を基に、柱のバランスを考慮し、各柱を何cm持ち上げるか決める。


つぎに、工事のために畳を上げる。


          1988/11/28 日本経済新聞 
畳を上げると古新聞が出てきた。
この頃は頻繁に畳干しをやっていたが、この日付以降やってなかったようだ。


床板の取り外しと、敷居の取り外し。


取り外した敷居の裏には「台所部屋仕切下敷居」と書いてある。
76年前の大工さんのメモ書き。


問題の柱。
20数年前に別の大工さんに持ち上げてもらったが、当時は束石は見えて
いた。束石も補強材もこんなに下がってしまった。


中央の柱を2台の大型ジャッキで持ち上げる準備をする。


窓際の柱を上げるためもう一本の大型ジャッキを設置し、3本のジャッキで
少しずつ持ち上げていく。その度に「ミシッミシッ」と音がする。
大丈夫だと思うが不気味な音だ。


中央の柱は「石のパッキン2枚」と「防腐剤を塗った木材」でこれだけ上げて
もらった。


右の窓際の柱は木材1枚分上げてもらった。
大型ジャッキを弛めるときは、もっと大きな「軋み音」がした。
大工さんは上げる時以上に、注意深くゆっくりジャッキを弛めた。

次に敷居、床の水平調整・・・


古い丸太の「床束」を取り外し、


高さを調節しながら、新しい床束を入れ、金具で固定する。
前の丸太の床束は固定はされていなかった。
きょうの作業はここまで。



大工さんの昼休み中に「Oやま」で買い物をする。


【早生たまねぎ】の種まき
日が暮れてから種まきをする。


土を細かく砕き、鍬で押えて土を固める。


【たまねぎ】の種。
バラマキにし、土をかぶせ


土が流れないように手でたたき、


乾燥防止のため「切り藁」をおく。
水をたっぷり遣る。



2010/09/07 18:12

   のち