「赤川浦岳」に「シロバナアケボノツツジ」を見に行く！（阿蘇で「サクラソウ」なども！）

本当に忙しくなってきた。
といっても、仕事ではない。（なんのこっちゃ！）

背振山系の「エビネ」にも会いたいし、飯盛山にも行かねばならない！
さらに、井原のコバノミツバツツジのトンネルもくぐりたいし……（笑）

そういう中、昨日の３０日（日）はというと、
高千穂の「赤川浦岳（あかごうらだけ）」と阿蘇高原に行ってきた。


この時期、毎年五葉岳周辺に「アケボノツツジ」を見に行っている。
もうかれこれ、１５年連続になるかもしれない。（その頃は私もまだ若かった！）

日之影から仲村橋を渡って日陰林道の悪路を走り、大吹鉱山跡からの周回コース。
ピンクに染まった稜線！遠くに「大崩」「傾」を見ながらの絶景のランチ！
本当に何度も通ったし、これからも通いたいところである。


だけど、今年はちょっと違う道を選んだ。

山登りとしては軟弱コースなのかもしれないが、ここ数年ネット上で、
「シロバナアケボノツツジ」の記事が目につくようになってきた。

「へぇ！そんなのがあるんだ！」と思ってはいたが、
昨年くらいから、いつかはその山に行きたいという気になってきた。

そんな中、先週の初めに花友のＡさんからメールが届いた。
「『赤川浦岳』に行ってきたけど、２分咲き程度だった。
　紅白のアケボノを見るには今週末が良いかも！」、と！


そうなると、臨機応変といえば聞こえは良いが、
思いつくまま、気が向くまま的に山に登っている私たちにとって、
３０日に予定していた北部九州の山を変更するに何の問題もなかった！


ということで、「シロバナアケボノツツジがおいらを呼んでいる。」が整った。


自宅を５時５０分に出て、Ｋさん、Ｙさんと順に拾って高速に入った。


途中玉名パーキングでトイレタイム。
と、ここで、サプライズ。なんと、花友のＡさんとばったり！

お仲間４人で「仰烏帽子山」に行くとのこと。
同行されていたお二人とは初対面だったので、名のりあってご挨拶。

しばらく山のことや花談義をしてお別れし、それぞれへと向かった。

何ともこの世は狭いね！などと話してると、
俵山トンネル近くまでやって来た。


俵山トンネルはどうにか復旧していたが、



まだまだ至る所に地震の傷跡が残っている。
トンネルが復旧したことで、阿蘇の復興も早まるに違いない！


五ヶ所の「三秀台」にも立ち寄って


黒原越の新しくできたであろう駐車場に車を止めると
残念ながら黄砂の影響か見晴らしはイマイチ。


事前の情報でもいい感じだったが、登山口では
下山されてきた人によると、「最高！」とのこと。


少し進むと、早速「アケボノツツジ」が現れた！



「うん！よし！よし！」とうなずく！



とここで、「誰の行いでしょうかね？」とＹさんが宣う！



「勿論！それは……」と言いかけたが止めといた。
そんなことにウテアウ暇はないね！


なんて思っていると、突然目の前に、それは現れた！



これがあの噂の「シロバナアケボノツツジ」！



とんでもなく、「美しい！」



次から次へと下りてくる人の話に寄れば、紅白のコラボもあるとのこと！



気も焦り気味に先へと進む。



この地からは、「祖母山」もとても近い！



そして、「シロバナとピンクが合い並ぶところに！



少し離れているのを除けば、これも「最高！」



第一の目的は達成したので、一応頂上を目指す。



「アケボノツツジ」も最高の一時を迎えていた。



そして、１時間あまりで「赤川浦岳」にとうちゃこ！


私の諸事情により、あまり山に行けてなかったいつもの山仲間も大喜び！


頂上からしばらく戻ってきたところで、今日のいつもの豪華ランチ！



中々こんな好天には恵まれないね！



最後は、満開の「アケボノツツジ」にお別れをした。



体力的には、そんなに頑張らなくてもいいコースなので、
歳をとって高い山に登れなくなってもここならば受け入れてくれるね！

「その時にまた来よう！」と思いながら次の目的地へと向かった。


しばらく車を走らせて着いたところは、



「イチリンソウ」が咲いていた。



そしてここの目的はというとこの花！



先週、井原の水無で探したけど見れなかった「ヤマブキソウ」
それこそあたり一面に咲いていた。


そしてこれは「シラユキソウ」かな？



さらに場所を変えて、



こんな所に「サクラソウ」が咲いていたなんて！



この花は？



そして、阿蘇の大地でも大好きな「バイカイカリソウ」を見つけた。



と、ここは阿蘇だった！それならば……



そう！「ヒゴイカリソウ」が咲いてるんだよね！



最後の最後に、今日の締めくくりのような！



「ヒゴイカリソウ」との出会いであった！



本当に、今日は最高な１日だった！



Ａさん、とてもとてもいいメールでした。
お陰様で、ドンピシャな花散策になりました。


帰りには、奥黒川の「耕吉の湯」で汗を流し



小国で、美味しい赤牛ハンバーグセットを味わい



すべてにおいて大満足のなか、一路福岡に向けて車を走らせた。