「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

ブナ灰糠白釉の焼成テスト

2009年06月29日 | 釉薬


今回のブナ灰糠白釉は、まさに秋田の自然によって育まれた釉薬です。
糠白釉と称しながらも、釉掛けが薄かったのか?白濁は少なくガラス質の厚い安定した透明釉です。
とは言いながらも、部分的に釉だまりには何とも言えない妖艶な色調を見せてくれました。
釉調は秋田こまち釉とこまち糠白釉の両方の特性を持っているようです。
厚掛けを試して、その後で調整をしてみようかな!!


土は並信楽。二重掛けの部分には淡いパープルピンクの発色が!!秋田こまち釉と同じ釉調。







土は古信楽。まさに透明釉です。



土は混合赤土。ここにも二重掛けの部分には淡いパープルピンクの発色が!!
これも秋田こまち釉と同じ釉調。








土は信楽赤土。これはまさに秋田こまち釉。




土は赤御影土。





土は黒泥土2:古信楽1の混合土。




土は黒泥土。釉だまりにこれまで見たことがない妖艶なブルーが浮き出てきた。







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6 コメント

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Unknown ()
2009-06-29 20:34:30
ツヤがちょっといやらしい感じがするな。これから試行錯誤を繰り返してくれ!       追伸:皆さんポイントを入れてやってください。
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妖艶なブルー (維真尽(^.^))
2009-06-30 12:43:55
いいですね (^^♪

コ~ヒ~カップに
この色
いい加茂です (^_-)~☆
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Unknown (karwen16)
2009-06-30 21:17:22
コバルトやクロムの酸化金属の色ではなく、下地の鉄分とのコラボで出てきた色には深みがありますね。まさに人生のヒダを刻み込んだ妖艶な熟女の面影が。ただ、この熟女、追いかけるとソッポを向く、したたか・気ままなヤツだと思われ、くれぐれも ご注意のほどを。
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墨さんへ (ansyu)
2009-06-30 23:57:23
ずいぶん長い間マット調を追いかけてたんで、そろそろこの艶を待っていたんですよ!
一番下の黒泥土は貫入も入ってません。ガラス質の安定した釉薬ですよ(喜)
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維真尽さんへ (ansyu)
2009-07-01 00:00:13
私もそう思って喜んでましたがすぐ下の師匠のコメントには深追い注意!!との事。
こりゃー困りましたね(笑)
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karwen16さんへ (ansyu)
2009-07-01 00:18:01
師匠!御忠告が・・・手遅れです(爆)
悪女・熟女の妖艶な魅力の虜になった単純な弟子は、今回の数倍の厚さの釉掛けを終えて、今夕すでに窯焚き入っております。
さらにさらに妖艶な熟女に会えるのか・・・
はたまた化粧がとれて、化けの皮がはげたスッピンオバサンが出てくるのやら。
あ~~、こわい!こわい!
まんじゅう、こわい!
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