「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

息子の昼ション

2006年03月08日 | 笑い話

昨日のことである。
だいぶ以前に、「息子の朝シャン」で主人公になった二男の話しである。

翌日に高校入試を控え学校は昼まで、徒歩15分の道をチンタラチンタラ40分ほどかけて帰宅中のことである。
家に着くなりゲラゲラ大声で笑いながらしゃべりだした。

「途中でションベンのしとーなってさ、前ば押えて来よったばってん、我慢しきらんごとなって、
○○ちゃんちの横で、立ちションベンばしゅうでしたら、間に合わんで学生ズボンのジュックリぬれた。
上着の学生服もぬれっとっとさ」ゲラゲラ笑いながら学生服の上着のすそを見せる。

ズボンはともかくどうすれば上着がぬれるのか?よほどあわてて○ン○んを出したのだろう。

幼稚園か保育園のレベルである。
これが高校入試を翌日に控えた息子かと思うと情けなくなった。

「だいも見よらっさんやったや?」親も親で期待する。
「だいも見よらっさんやった」と惜しそうに言う。そして付け加えた。

「最近、オヤジと一緒でおいも頻尿さ、一緒に泌尿器科に行こうか」

間違いなく私の息子である。笑ってもらえるなら、どんな犠牲もいとわない。
私も今、皆さんに笑っていただくために、我が家の恥を書いている。

「明日、試験になんば着ていくとや?」
「あ、そうか・・・・」と言ってしばらくして洗濯機の音がしだした。

ところで今頃、高校入試の真っ最中、
以前、「その都度」を「そのみやこのたびに」、「盲目のピアニスト」を「もうがんのピアニスト」と読み、
昨日は「ケアレスミス」は「ケアレ・スミス」さんと言う人の名前だと思っていたと言う。

一緒にいた友人家族もひっくり返って笑い転げた。
小さい頃からこの手のエピソードは山ほどある愉快な息子である。

昨晩は、「闘魂」と書いた黒い鉢巻を頭に巻いて、空回りの気合を家族に誇示し
夕食の準備をし、夕食後も一向に机に付くこともなく寝てしまった。



「どうぞ、神様、試験中にションベンを漏らしませんように!」

親の願いも落ちる一方である。




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コメント (4)
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