やわらかい螺旋

徒然なるままに

2016-07

2016-08-01 16:27:18 | 
2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:70冊
読んだページ数:13966ページ
ナイス数:1236ナイス
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■([お]7-8)真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者 (ポプラ文庫)
カッコウ母はきっとそういうことになるんだろうな、と思っていたので、この部分に関してはそれほど衝撃は受けませんでしたが、 希実の出生の秘密に関して大勢が振り回されてることを、カッコウ母本人はどういう思いで見ていたのか。 本当の父親が誰かっていうのはもう決定的。 結果的にはそれを隠すためだけにこれだけの大騒動。 ちゃんと父親に望まれた娘にしてやりたい、って理由の裏を返せば、 望まれていない現状があるっていうことになるのかな。 榊と樹の兄弟がこれから良き道を歩んで行けますように。
読了日:7月31日 著者:大沼紀子
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■女を観る歌舞伎
歌舞伎のなかで生きる女たちに注目する。 戯作者は男性ばかり。 男性の目線で「こういう女なら」という思いを託されているんだろうけれど、 それを女性たちはどういう気持ちで観劇しているのか。 あまりの心中ブームを見かねて心中禁止のおふれが出るほどヒットした「曽根崎心中」は 実際の事件を題材にしていたんですね。
読了日:7月31日 著者:酒井順子
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■血管を強くして突然死を防ぐ!
あまり苦しまずに首尾よくぽっくり逝けるのは少数派。 ほとんどのひとは後遺症で不自由になった体を抱え、リハビリに励む生活に陥る可能性が高い。 突然死を引き起こす血管の病気を防ぐためには生活習慣を改める。 運動不足は普段から気になっているのでテレビを見ながらの踏み台昇降やってみようかな。
読了日:7月30日 著者:池谷敏郎
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■小さい“つ”が消えた日
日本語の促音は他の言語を母語にしているひとには発音が大変。 そのユニークさに気付いたのは日本語を母語にしている日本人じゃないからだったのかもしれない。 「っ」は音を出さないから文字でも何でもない、と言われて家出してしまったからさあ大変。 唯一、何の不都合もなかったのが政治家、っていうのは笑ってしまった。
読了日:7月30日 著者:ステファノ・フォン・ロー
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■信長政権 ---本能寺の変にその正体を見る (河出ブックス)
明智光秀が本能寺の変を起こしたのはなぜか? 「もっとも重要となる立論の根拠を二次資料に求めることは危険である」 という慎重な姿勢で挑む。 光秀のような有能な人物が個人的な感情から本能寺の変を起こしたとは考えにくい。 足利義昭か朝廷が黒幕とする説もとりにくい。 家康饗応の件とは無関係としつつも、それでも何かあったことは確か。 今後のさらなる議論が俟たれる。
読了日:7月29日 著者:渡邊大門
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■「イスラーム国」の生態がわかる45のキーワード
図書館で目についたので借りてきた本。 他のイスラム過激派からも忌避されるほどの残虐性はもう テロリストのイメージしかありませんが、あのひとたちはいったい何がしたいんだ。 知識ゼロの状態で読むには、最初に「自然環境」から入るっていうのがちょっとじれったい。 簡単にでいいから、先にイスラム国ってこういう感じ、っていうのを提示して、 それからじっくり解説してもらったほうが私には分かりやすかったかも。
読了日:7月29日 著者:中東調査会イスラーム過激派モニター班
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■記録された殺人 (講談社文庫)
短編集。 「バッド・チューニング」のレコード盤、「遅れてきた年賀状」の住所変更届などなど、 昔の作品なので、今はそれありえないよね、ってことがあったりするけれど、 そこのところの差を面白がれるなら楽しめるかも。 「記録された殺人」最後の増山慶子の証言をどこまで本当と思うかで、 彼女が感じた怖さとか苦しさが変わってくる。 果たして嘘か本当か。
読了日:7月28日 著者:岡嶋二人
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■ホワイトハウスの職人たち (新潮新書)
ホワイトハウスの日々を支える職人たち。 「大統領の料理人」を読んだのでシャイブのことは知っていましたが、彼がホワイトハウスを去ったあと、 半年後に決まった後任の料理人はシャイブの味を忠実に受け継いだアシスタント。 マイノリティ団体はフィリピンからの移民女性がこのポストを得たことを歓迎したが、 長い拘束時間と給料が釣り合わず、名の知られたシェフを獲得できなかった結果だと危惧する声もある。 大統領執務室にある机「レゾリュート・デスク」はイギリス・ビクトリア女王から贈られたもの。
読了日:7月28日 著者:マイケル・ユー
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■本棚からボタ餅 (中公文庫)
本を紹介している本を読むと、面白そうだから読んでみようかな、って気分になるのに、 これに限って言えば、自分が同じ感想を持つかどうか知りたいから読もうかな、って思いました。 なんとなく着物のイメージがあった平野恵理子の「山の温泉へ行こう」は絶版なのかな、図書館でも取り扱いがなく、 古本屋で探してみるか。
読了日:7月27日 著者:岸本葉子
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■犯行現場の作り方
国内ミステリ10作品に登場する建築を作中の記述に則り図面を作成し、あれこれ検証。 建築基準法やコストなど、目の付け所が一級建築士ならではの面白さ。 ありえないほどの広さを誇る豪邸でも、よくよく見れば使い勝手が悪く住むには大変だったりする。 土地の風習などを把握したうえで書かれた横溝正史「本陣殺人事件」の離れ家はリアルな作り。
読了日:7月27日 著者:安井俊夫
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■美しいバラを描く―ボタニカルアート・レッスン ステップアップであなたも描ける
バラをテーマにしたボタニカルアートの入門書。 バラは花びらが詰まってるから、どういう構造になってるのかよく観察しないとそれらしくならない。 色を塗るときには何度か重ね塗りすると立体感が出る。 巻末には転写用の原寸線画があるので、これをなぞり書きして練習してみるのもいいかも。
読了日:7月26日 著者:山田道惠
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■スソアキコのひとり古墳部 (コミックエッセイの森)
あちこちの古墳をめぐる。この感じは絵日記みたい。 大人数で行くのも楽しいけれど、時間が空いたときに自分ひとりで行く気軽さは魅力的。 東京にも古墳があるなんて意外でした。うっかりすると見落としてしまいそうだ。 国宝の武人のハニワがそんなに大きいなんて意外。
読了日:7月26日 著者:スソアキコ
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■彼岸の石 (幻想コレクション)
誰かの願いをかなえることは誰かの願いを打ち消すこと。 露華という名前はある意味、因果を連れてきた。 旅のはじめ、旅のおわり。名前をつけた女、一緒についてきた男。ふたりそろって「露華」には必要だった。 石は人間を見守り、カラスは言葉を忘れ石を見守る。ただ見守る。
読了日:7月26日 著者:あき
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■どんでん返し (双葉文庫)
復刊してることに今ごろ気がついて購入。 会話のみのミステリ。 昔の本なので 「~ですものね」「~だわ」なんて大人の女性の役割語まんまな話し方や、 会話そのものに古臭さがあるのは仕方ない。 オチも読めてしまうけれども、 意欲的なところは大いに歓迎。
読了日:7月25日 著者:笹沢左保
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■異国を楽しむ (中公新書)
ドイツ文学者が旅したヨーロッパ。 旅の支度をはじめ飛行機に乗り込み日本から離れる。 「海外旅行は異国へ旅するのではなくて、自分が一人の異人になることらしいのだ」 異人としてその国を眺めて歩き、得難い体験をする醍醐味。 自分はいまここで何をしている?とふと思う瞬間、ここにいて何もしていないそのことが旅行者の存在そのもの。
読了日:7月25日 著者:池内紀
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■山口恵以子エッセイ集 おばちゃん街道 ~小説は夫、お酒はカレシ~
人間、諦めなければ道は開けるものだなあとつくづく思う。 自分の人生をひとつも無駄にしていないこのバイタリティには頭が下がる。 食堂のおばちゃんが書いた「食堂のおばちゃん」ぜひ読みたいです。
読了日:7月24日 著者:山口恵以子
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■なぜ通販で買うのですか (集英社新書)
カタログハウスの社長が語る小売りジャーナリズム。 私は通販では水と本くらいしか利用していませんが、 街のお店では入手しにくい商品が通信販売商品の特徴。 発信者と利害関係の濃い情報ほど、信用性が低い。 好きな発信者からの情報は、信用性が高い。 広告を信用して欲しければ広告主が「好きな発信者」として消費者に認めてもらう努力をするしかない。 商売のために環境問題に取り組み信用を得て、消費者がそういう品物を買えば環境が守られる。
読了日:7月24日 著者:斎藤駿
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■現代ブータンを知るための60章 エリア・スタディーズ
国民総幸福量GNHを掲げているブータンではあるけれども、 そう簡単に国民全員が幸せであると言いきれないところも。 地方電化プロジェクトで田舎の村に電気が入り、 昔ながらの素朴な生活で満足していたひとたちが、 メディア開放政策により購入したテレビで購買意欲が刺激され電化製品を買った結果、 電気料金を払うためにさらに現金収入が必要になる。 自然保護は国策ではあるが開発をしないと生活格差は広がる一方、難しいかじ取りを迫られる。
読了日:7月23日 著者:平山修一
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■妻の病気の9割は夫がつくる (医師が教える「夫源病」の治し方)
頭痛、耳鳴り、めまい、高血圧、うつ、不眠などなど、夫が原因で引き起こされるさまざまな心身の不調=夫源病。 女性ホルモンが減る更年期になるとストレスへの抵抗力が弱くなり、夫源病を発症しやすくなる。 プチげんかで夫の嫌なところが改まらなかったとしても、自分の本音を相手に言うことができれば、 それだけでかなり気持ちはスッキリする。 円満に離婚できれば、夫源病がウソのように解消するケースも多いので、 一概に離婚が最悪の選択とは言えないけれど、 うつ状態のときに重大な決意をしないこと。
読了日:7月23日 著者:石蔵文信
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■どちらとも言えません
雑誌「Number」で連載したスポーツエッセイ集。 スポーツ観戦にはヤジがつきもの。 愛のある毒でヤジってるなあ、と思いつつ読みました。 「空白の一日事件」もあって嫌いな江川卓の凄さを語れるほど、競技者へ敬意を払っていて、公正な感じ。 札幌オリンピックのときの「この選手は問題ありません」と言ったアナウンサーをけしからんと責めるひとなんかいなかっただろうなあ。
読了日:7月22日 著者:奥田英朗
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■塩レモンのチカラ: きれいと健康をつくる! (生活シリーズ)
国産ノーワックスレモンが手に入る時期になったら作ってみたいなと図書館で借りてみました。 粗塩はレモンの正味重量の30%、冷蔵庫で1週間ほど漬ける。 調味料、風味づけのレモンと思えば、そう気負うことなくいろいろと使えそう。 パンケーキのレシピには液だけ使ってますが、塩レモンをまぜたバニラアイスを添えてもおいしそうだ。
読了日:7月22日 著者:
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■パリの雑貨とファッション ~毎日が楽しくなる大好きな物~
巻末にお店のリストと地図が掲載。 フランスに限らず、お店の営業時間は必ずしもこのとおりとはいかないので、参考にする程度に。 アロマキャンドルのシール・トゥルドン、新宿の伊勢丹にまだあるかな?
読了日:7月22日 著者:とのまりこ
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■帰るには遠すぎて (双葉文庫)
単身赴任していた田舎の村から8年ぶりに東京の我が家に帰る柳沢。 もうここには戻ってこないつもりだ、と思いながら。 柳沢がまるで引き金になったかのように それぞれ事情を抱え後を追ってきた女たちと、東京を目指す。 ただ柳沢は自宅に帰りたいだけなのに、道中いろいろと騒動が持ち上がり、 自宅の妻にも不穏な気配。 彼女たちの言い分は自分勝手なものだったけれど、 そうせざるを得ないような、切羽詰まった気持ちも分からないではないかなあ。
読了日:7月21日 著者:赤川次郎
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■明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい
医師とがん患者の隙間を埋めるためのがん哲学外来。 副作用ゼロの言葉の処方箋。 「命よりも大切なものを見つけるために、自分以外のもの、内から外に関心を向けてください。 あなたに与えられた人生の役割や使命が見えてくるでしょう。 そうして見つけた役割や使命を人生最後の瞬間までまっとうする。つまり、 明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげるのです」
読了日:7月21日 著者:樋野興夫
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■パパの色鉛筆―精神科医ヤマトのつぶやき、その他。
児童精神科医のもとにやってくる患者たち。 世の中に生まれてきた人間すべてが社会に適応できるはずがない。 けれど患者側の「病気が治ったらボクじゃなくなる」の言い分にも納得できるところがあって、 どこからどこまでを個性と考え付き合っていくのか、難しそうだなあ。
読了日:7月20日 著者:山登敬之
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■離島の本屋 22の島で「本屋」の灯りをともす人たち
都会でも本屋は減っている。 住人の数が少ない離島なら本屋の経営はもっと大変なはず。 本屋なら本を置かなくちゃ、という当たり前のせりふの重さがずしんとくる。 沖縄県・北大東島には本屋がない。 年に一度、出張本屋が開催される。 お小遣いとか図書カードを握りしめて買いにくる子供。 子供の本を選んで残ったお金で買う大人。 これだけ真剣に選ばれる本はなんて幸せなんだろう。
読了日:7月20日 著者:朴順梨
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■おとなの教養―私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書 431)
リベラルアーツとは「人を自由にする学問」ということ。 こういう教養を身につけていれば、人間はさまざまな偏見から、あるいは束縛から逃れ、 自由な発想や思考を展開していくことができる。 キリスト教もユダヤ教もイスラム教も、もとはと言えば同じ神様なのに対立していて、原因は土地や資源。 スペイン風邪はインフルエンザの猛烈なやつだったんだろうな、とぼんやり思っていましたが、 鳥インフルエンザ由来のものだったんですね。
読了日:7月19日 著者:池上彰
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■ニッポンぶらり旅 宇和島の鯛めしは生卵入りだった
ぶらぶらと一人旅。 土地のものを食べ、うまい酒を飲み、人情に触れる。 富山・高岡の大仏は、奈良・鎌倉の大仏とともに「日本三大仏」と言われてるんですね、知らなかったなあ。 つややかな青銅の肌のきりりとしたイケメン大仏、訪ねてみたい。
読了日:7月19日 著者:太田和彦
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■BREAKFAST ON THE PLATE 料理家たちの朝ごはん
料理家たちがどんな朝ごはんを食べているか、って本じゃなかった。 こういう朝ごはんはどうですかという提案。 前日から仕込みが出来るとはいえ、朝からフレンチトーストを焼き、付け合わせのサラダ類を作るとなると、 段取り云々を考えなくちゃいけないから、料理初心者にはちと厳しいかも。 マフィンはオーブンに入れて焼き上がるまで20分程度。出かける寸前まで寝ていたいタイプにはすすめられないけれど、 材料さえあれば意外と簡単、休日のごはんに良さそう。 作りおきできるグラノーラは実用的。
読了日:7月18日 著者:坂田阿希子,ワタナベマキ,中川たま,平野由希子,冷水希三子,福田里香,野口真紀
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■ヨーロッパの王妃・プリンセス200人 (新人物往来社文庫)
肖像とともに紹介される王妃やプリンセスたち。 オールカラーなのが嬉しい。 ロマノフ朝摂政、ソフィア・アレクセーエヴナの睨みつけてる肖像画がとても好きで、 これは修道院に幽閉されているときに描かれたものと知っていると納得がいく出来栄え。 女優だったグレース・ケリーとダイアナ元皇太子妃の幸せそうな姿はその後の事故を思うと胸が痛む。
読了日:7月18日 著者:
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■秘境国  -まだ見たことのない絶景-
コラムを書いた宮田珠己いわく 「観光客の私が辿り着けるようでは、秘境としてどうかと思う。秘境は、容易に辿り着けないからこそ秘境なのだ」。 秘境とはまさにそういうイメージ。 紹介されている国の半分くらいはアフリカにあり、内戦や政情不安で旅行者が行くには厳しかったりすることもあるんだろうなあ。 イモラ・サーキットでF1グランプリが開催されていたサンマリノ共和国はあんまり秘境な感じがしないけど、 絶景なことには違いない。
読了日:7月18日 著者:アマナイメージズ,ゲッティイメージズジャパン株式会社
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■小説家の休日 (集英社文庫)
軽妙な語り口で、日々の想いや創作の秘密、読書の魅力・文学の魔力を語りつくす。 読書はいつでも・どこでも・たったひとりで・出来ること。 本はまさしく「必要な人には莫大な価値を持つ。必要でない人には限りなくゼロに近い値打ちしか持たない」 そういうものだとしみじみ思う。
読了日:7月17日 著者:阿刀田高
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■生協の白石さん お徳用エディション
図書館で見かけて、お徳用じゃないほうを随分前に読んだっけな、と懐かしくなって借りてきた本。 白石さんの気が利いたコメントを読むのを楽しみにしていた学生たちは多かったはず。 「牛を置いて!」あれっ、農工大は牛いないのか。
読了日:7月17日 著者:白石昌則,東京農工大学の学生のみなさん
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■赤瀬川原平の今月のタイトルマッチ
本を読むのが苦手な赤瀬川さんがタイトルだけの書評をする。 石原慎太郎「弟」は中身を知らなくても 「この著者で、タイトルが「弟」であれば、まずよほどのことがない限りベストセラーだ。」 に頷ける。 本棚に並べたいのは「わからなくなってきました」「わかってきました」「結局わかりませんでした」の3冊。 そして見るたびにニヤリと笑ってるであろう自分が容易に想像できる。
読了日:7月16日 著者:赤瀬川原平
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■ミラクルガール
17歳で甲状腺ガン、26歳で再発、30歳で首に腫瘍。 自分自身の大変な経験があるから患者さんたちに心から寄り添える。 リンパドレナージって言葉は知っていたけれど、リンパ浮腫の患者さんのケアには欠かせないものなんですね。 石巻赤十字病院のHPを見たら「※平成27年6月より、リンパ浮腫外来担当者不在のため、新規受け入れを制限しております」 となっていて、いまはどこで仕事されているんだろうか。
読了日:7月16日 著者:大塚弓子
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■海妖丸事件
月輪と蘭子は新婚旅行、杉山は上海出張のために乗り込んだ豪華客船「海妖丸」で起きた事件。 宝石盗難に恐喝に殺人。 神戸警察の掛井警部と協力して捜査する。 佐々木が殺されたあとの事情聴取で、月輪が美山を「つまりふたつの面を使い分け一人二役を演じたのだと」 と挑発する場面、違っているけどなかなか鋭い。 読み終わった後で巻頭の登場人物一覧を見ると、変だなあと思ったけどそういうことかと膝を打つ。
読了日:7月15日 著者:岡田秀文
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■旅鞄いっぱいのパリ・ミラノ —文房具・雑貨のトラベラーズノート
名前ではピンと来なかったんですが、顔写真を見て、ああ堤さんってこの堤さんか! 朝の情報番組をよく見ていました。 文房具とか紙がお好きなんですね、あんまりそういうイメージがなかったなあ。 紙類は意外とかさばるから収納が大変そうと思いましたが、古いトランクを使うとはおしゃれなアイデア。 フルカラーじゃないのがとても残念。
読了日:7月15日 著者:堤信子
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■O型自分の説明書
O型はこういう傾向で、こんな風に見られていたりするんですね。 うーん、自分としては当てはまってるところのほうが少ないなって気がしますが、これはこれで面白かった。 でも、食べ物をくれた人にはなつくし、お腹がすくと急に無口になり、すきすぎると動かなくなる、ってのはその通り。 最後の童話で爆笑。とくに三匹の子豚。オオカミをチクチクといびり倒したい。
読了日:7月14日 著者:JamaisJamais
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■『酒のほそ道』宗達流 日本酒入門
日本酒が一番好きなのに、醸造アルコールを添加している本醸造酒は香りが引き立って味がシャープ、とか、 そういうことを全く気にしたことがありませんでした。 お酒自体の味を楽しむなら「冷や」か「燗」がベスト。 でもロックで飲んでもいいじゃないか。カクテルの素材にしてもいいじゃないか。 うまいものはうまいんだ。 枡酒のときは、飲み口の角にややずらして塩をおき、塩もろともお酒を飲む大町さんパターンです。
読了日:7月14日 著者:ラズウェル細木
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■薬は5種類まで 中高年の賢い薬の飲み方 (PHP新書)
人間は年を取るほど個人差が大きくなる。見た目の若さだけでなく、薬の代謝能力にも差が開いてくる。 生物学的な老化度や個々の人が持つ病気など体の状態を踏まえた上で、薬の量を「さじ加減」する必要がある。 たくさん薬を飲んでいるなら優先順位をつけ、低い順位のものはいったん中止して様子をみることで 「多剤併用」のリスクを避けられる。 けれど、自分で勝手に薬をやめたりしてはいけない。必ず処方している医者に相談すること。
読了日:7月13日 著者:秋下雅弘
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■恋する石膏像―つめたい石膏像とあつく語ろう
美術のデッサンでお世話になる石膏像。 デッサンするときのポイントを交えつつ(実際にデッサンする過程があったりもします) 石膏像の人物紹介。 アポロンの頭、どうなってるのか分かってなかったんですが、 レディ・ガガみたいに髪の毛をリボン結びしてたんですね。
読了日:7月13日 著者:
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■ゴーヤーバンザイ!―ゴーヤーをもっとおいしく、味わいつくす本 (ハッピィタイムブックス)
夏になると、緑のカーテンを設置できる場所が欲しいといつも思う。 基本的には苦いものはあんまり得意じゃないのだけれど、時々、食べたくなることがあるので、 わたの量で調節してみます。 わたも種も食べられるんですね、かき揚げにして食べてみたいな。 かき揚げのときには破裂防止のために種は半分に切ること。
読了日:7月12日 著者:
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■ダンボールハウス
やむをえず路上生活することになったひとたちが住まう空間。 どうやって家を建てるのか、どこから材料を手に入れるのか。 定期的に足を運び聞き取り調査を行う。 ダンボールハウスは居住者と施工主が必ずしも一致しない。 なんと賃貸物件まであるのだ。 びっくりしたのは、所持金が500万円ある家主が、 金に糸目はつけないと可能な限り贅沢に建てたオーダーメイドのダンボールハウス。 家主がどんなひとなのかとても興味があります。
読了日:7月12日 著者:長嶋千聡
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■スーパー!
小さい写真がごちゃごちゃとしていて、そういう雑多な感じはスーパーマーケットっぽい。 写真についてるコメントがいちいち面白い。 ドイツの歯ブラシ「隣国フランスに比べ、色味も少なく、面白みには欠ける。歯ブラシが面白くなくてもいいけど」 「オランダはドイツよりさらに色気がない。歯ブラシに色気がなくてもいいけど」 ずっとカラーページを堪能してきたのに、この期に及んで二色刷りだと・・・?
読了日:7月12日 著者:渡部千春
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■黒龍荘の惨劇
伊藤博文邸のときの月輪龍太郎はアレだったので、本当の意味で、探偵としての資質を読者に問われる事件。 書生だった二人はそれぞれ独立。あれから10年後、探偵になった月輪に持ち込まれた黒龍荘での殺人。 警察も探偵もいる中で次から次へと住人が殺され、どうやって解決に持ち込むのかヤキモキしました。 科学捜査が発達していない時代、被害者は誰なのかを特定するのは大変。
読了日:7月11日 著者:岡田秀文
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■シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫)
あらゆるシチュエーションでぶつかる問題のベストの対処法。 トラウマを克服するには、心の傷に行き当たり、そしてその上で、忘れようと頑張らず、敢えてじっとその傷を見つめる。 時には、思い切って塩をすり込んでみる。 パニックを鎮める必殺技はひとり実況中継、そのときの自分の状態を自分で詳しく「ひとり実況中継」すること。 苦しい症状から逃げずに、逆に詳しく言語化することがポイントなのだそうで、 今度パニくったらぶつぶつ小声でやってみます。
読了日:7月11日 著者:植木理恵
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■パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫)
パリに住む10人の日本人にインタビュー。 来るだけなら簡単、だけど、外国人が職を得てメシを食えるようになるには大変。 どのひとも自分とか世間とか、妥協しないようにあえて厳しい道を選んでいるようにも思えてきますが、 大変だったんだ!と大声で叫んでいない。 日本人のコミュニティにいればラクできるけれど、そこに頼り切っていない感じ。
読了日:7月10日 著者:川内有緒
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■隠れフードアレルギー (IDP新書)
食後6時間~12時間で症状があらわれ、その症状も多様な遅延型フードアレルギー。 治療としては検査で陽性が出た食品を除去する。 でもこれ、 IgG抗体が関与する遅延型食物アレルギーというのは海外では否定されているし、 日本アレルギー学会は検査の注意喚起をしている。 それなら除去食で改善した患者さんがいるのはどういうことなんだろう。 アメリカで朝昼晩と3食サーモン漬け合宿があるそうですが、鮭は 「過去に一定の頻度で健康被害が見られた20品目」に入っていて、そのあたりも謎。 サーモンと鮭は違うということ?
読了日:7月10日 著者:上符正志
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■ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア
暗黒卿の威厳は娘のレイアには通用せず、 息子ルークのときとはまた違う心配をする父親のダース・ヴェイダー。 思春期の女の子は色々と大変、ってのがきっと身に染みていると思うw 「やめろぉぉぉぉ!」は世界中のパパたちのリアルな叫び。
読了日:7月9日 著者:ジェフリー・ブラウン
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■深海世界
深海に住んでる生物は普段見かけることがないから余計に興味深い。 面白いカタチだなあ。神秘的だなあ。 プランクトンを食べるために口をがばっとあけてるみたいに見える「オオグチボヤ」が 陸上とか浅瀬とかにいなくて良かった。遭遇したらきっと怖いぞ。
読了日:7月9日 著者:
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■おいしい! カンタン! 玄米ごはん105レシピ―やせる! 美肌 デトックス
カレーライスのときには玄米にしています。 ちょっと硬めに炊き上がるなあと思っていたら、どうやら水に浸す時間が短かったらしい。少し長めにしてみよう。 マクロビを意識するとどうしても地味なおかずになりがちですが、 体にいいものってだいたいそういう感じだよね。
読了日:7月9日 著者:石澤清美
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■昭和天皇のお食事
「宮中晩餐会では伝統的で正統的なフランス料理を、ご日常のお食事ではさんまやコロッケなどを召し上がり、 健やかで長命であった昭和天皇。 その食生活を紹介し、宮中の味と陛下の食卓を美しいカラー写真で再現する」 朝はほとんどが洋食。お昼は洋食と和食が一日交替。昼が洋食なら夜は和食、和食なら洋食と、一日に洋食は2回。 「陛下のご希望で」朝食にシリアルが出てくるのが意外でした。お好きだったんですね。
読了日:7月8日 著者:板垣信久,小西千鶴
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■大人の流儀
理屈じゃなくて悪いものは悪い、とあっさり切り捨てているようなところがあって、わりと辛口なエッセイ。 あ、夏目雅子って、このひとと結婚してたんだ。 「あなたはまだ若いから知らないでしょうが、哀しみにも終わりがあるのよ」 時間が解決してくれる。だから生き続ける。
読了日:7月8日 著者:伊集院静
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■伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)
書生の杉山潤之助と月輪龍太郎が伊藤博文邸で起きた殺人事件に首を突っ込む。 ここは「謎に挑む」じゃなく、あえて「首を突っ込む」にしておきたい。 書生がどういう扱いなのかをよく知らないので、新人なのになぜ厚遇なのか、というのを不思議に思わなかった。 月輪が杉山に読んでみるといいよと薦めていた「盗まれた手紙」はそういう意味だったのか。 この先の史実のことを思うと、表紙の、明かりがともっていない主の部屋がなかなか意味深。
読了日:7月7日 著者:岡田秀文
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■日本ザンテイ世界遺産に行ってみた。
世界遺産の暫定リストに登録されている場所、その暫定リスト入りを目指している場所をめぐる。 「私個人の趣味による世界遺産先取り観光旅行記といったほうが内容にマッチしている」 とはいうものの、案内人がついて説明をしているので、そう無茶なことにはなっていない。宮田珠己らしさもないけどね。 熊本・阿蘇が人の手により森林化を防ぎ維持されてきたというのがすごいなあ。 牛を100グラム食べると約4畳半分の牧草地が守られる、ってどういうことだろう。
読了日:7月7日 著者:宮田珠己
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■伊太利のコイビト (新潮文庫)
トラットリアのように気さくなイタリアでの日常、そしてクルマとイタリアの美味しい関係。 イタリアから日本へ引っ越すことになり、ずっと乗ってきた車チンクエチェントをどうしようか、という 家族会議をまるで聞いていたかのように、次々とやらかしたその車。 鼻ぺちゃの子ブタみたいにフロントが潰れたティーナの姿が表紙になっていますが、絵を描いたのはなんと宮崎駿。
読了日:7月6日 著者:松本葉
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■地元の名店「にんじん食堂」の沖縄ごはん
沖縄・にんじん食堂の料理のレシピ。 「伝統料理はおいしいからこそ、すたれずに残っているのです。 しかし、日常的に作らないと、料理は味もその心も忘れられてしまいます」 青パパイヤとか田いもとか、この辺の普通のスーパーじゃちょっと買えないだろうな、っていう材料があるけれど、 そこが沖縄料理らしさ。 いまは宜野湾から京都の太秦に移転してるみたいです。
読了日:7月6日 著者:実方藤男
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■秘境駅III
図書館で目について借りてきました。 利用者が少なくて人の気配のない駅の佇まい。 臨時駅となっているのに電車が止まらない駅があったり、 ほとんどの写真に人間が写っていないので、こういうのって確かに秘境な感じがするなあとしみじみ。
読了日:7月6日 著者:
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■百歳までの読書術
「もうしばらくすると私は消えてなくなる。そんなギリギリのところで、たいていは偶然のきっかけから 過去の経験を新しい目で見なおさざるをえなくなる。 ちょっとしんどい。でもその一方で、じぶんの経験をもうひとつ複雑なしかたで深めることができた、よし、 なんとか間に合ったぞ、という苦いよろこびもある。齢をとると、そんなたぐいの読書も、けっこうしばしばあるのですよ」 時間はあっというまに過ぎてゆき、若いと思っていた自分はいつのまにか老人になる。 その日がきたらこういう心境になるのかな。 楽しみなような怖いような。
読了日:7月5日 著者:津野海太郎
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■きもの・ゆかたヘアアレンジ
かんざしのまとめ方を見たくて図書館で借りた本。 モデルさんの髪色が暗いことと写真が小さくてちょっと分かりにくいかなあ。 これならいっそ全部イラストのほうが良かったかもしれない。
読了日:7月5日 著者:
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■校閲ガール ア・ラ・モード
「皇帝の宿」は既読。 本編はオシャカワ・河野悦子の視線で語られていたけれども、 こちらは脇役のひとたちの視線。 本編のあのとき、彼ら彼女らはどんな状況だったのか。 ややこしい弟を「俺が見られなかった世界を見てきてくれ」と送り出す米岡さんのお兄さんの言葉が印象的。 そして、堅いともろい、のところで、笑いを堪えて肩を震わせているほかの部員のひとたちと同じ心境になる。 おまけマンガでも言ってますが、次、でますかねえ?
読了日:7月4日 著者:宮木あや子
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■ニューヨーカーはどこまで強欲か (扶桑社新書)
アメリカの建国時代からの精神は、自給自足と自助努力、政府には頼らないかわりに税金という形での貢献もなるべく避けること。 とにかく自分がよければよく、好きなだけ好きな物を消費することを是とする文化。 たとえ無駄になり捨てることになっても、大きくて多ければそれでよし。その姿は資本主義とは何かを考えさせられる。 この本が出版された2009年に就任したオバマ大統領はまもなく任期終了。評価はどうなんだろうか。
読了日:7月4日 著者:ブロノフスキー村中智津子
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■インコちゃんオウムちゃん
まるで肖像画みたいなオカメインコの表紙に目が釘付けになりました。 ピンポイント狙いなパイインターナショナルらしい本。 写真元のサイト「アフロ」を見るより、一冊にまとまっているほうがじっくり眺めて楽しめます。
読了日:7月3日 著者:監修:池渕万季
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■三つ編み HOW TO BOOK ラウラとマリエ LAURA&MARIE
三つ編み、編み込みのバリエーション。 すごいなあ美しいなあ。 ヘリンボーンはひとにやってあげたことがあって、あれは私でも出来ましたが、 自分で自分の頭にするとなるとちょっと大変かもしれない。 ねじり編みならやれそう、不器用なのが恨めしい。
読了日:7月3日 著者:ラウラ・クリスティーネ・アーネセン,マリエ・モエスゴー・ヴィヴェル
http://bookmeter.com/cmt/57417821

■ジュマンジ
図書館で見かけて借りてきました。 映画の原作が絵本だとは知っていましたが、こういう感じなんですね。 モノクロの写実的な絵は静かで迫力があります。 玄関ドアから外に飛び出す後ろ姿のピーターの表情まで分かりそう。
読了日:7月3日 著者:クリス・ヴァン・オールズバーグ
http://bookmeter.com/cmt/57417804

■χの悲劇 (講談社ノベルス)
過去に書かれ時間を忘れたようにずっと存在している「古典」を引っ張り出してくるなんて強烈な皮肉、あるいはメッセージ。 まさか島田さんがドルリー・レーンみたいな芝居じみた狂言回しをつとめるの?と思っていましたが、 なるほどそういうことなのね。 事件そのものの真相は、ああやっぱりね、な感じで、どうしてそうなったのかが分かればバカげているけれども、 それは三人の現在を知るための布石。加部谷ちゃんとラヴちゃんはどうしているだろう。 オリエント急行の乗客全員がロボット、につい笑ってしまった。
読了日:7月2日 著者:森博嗣
http://bookmeter.com/cmt/57393853

■ひたすら面白い小説が読みたくて - 文庫解説コレクション
日本と海外の作品の文庫版に寄せた解説をまとめた本。 読書の楽しさはどういうところにあるのかを思い出させてもらいました。 好きな作家の本をアメリカから取り寄せ原書で読み、そのうえで日本語への翻訳が見事と褒めていて、 これほど熱心に読まれた数々の本はさぞ幸せだろう。 読んでみたい作品が増えました。
読了日:7月2日 著者:児玉清
http://bookmeter.com/cmt/57393838

■奥薗壽子のスープジャーのお弁当 手づくりスープはカラダにやさしい!
あったかい汁気のある食べ物ってほっとします。 これにサンドイッチかおにぎりがあればもう充分な感じ。 最近は冷房の寒さにやられてしまうので、夏でもスープジャーっていいじゃんと思う。 作ってから6時間以内に食べきること。
読了日:7月1日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/57375518

■ご当地グルメコミックエッセイ まんぷく横浜 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
横浜市民のディープなグルメ。 広域地図なので分かりにくそう、大雑把に場所を確認してから地図アプリを頼ったほうが無難。 さんまがのってないのにサンマーメン、もはや鉄板ネタな扱いなのかしら、他県民の方に良く言われますw 野毛はハシゴ酒するのが当たり前、0次会でぜひエンジンかけて下さい。 戸塚アンダンテ懐かしいなあ、場所を移転していたんですね、知らなかった。 ハングリータイガー保土ヶ谷本店は結構な登り坂の上にあります。歩くとちょっと大変かも。 時間帯によっては混むので、できれば予約したほうが良いです。
読了日:7月1日 著者:山本あり,笹木理恵
http://bookmeter.com/cmt/57375499

■重曹生活のススメ
重曹、家にあることはあるんですが、ずっと死蔵していて使っていませんでした。 それはいかんだろうと図書館で借りたその日にホーロー鍋を焦げ付かせてしまい、 重曹水で煮て取りました。ああ良かった。 洗剤類はたくさん種類があって、汚れの種類ごとにそれを使わないといけない錯覚に陥るけれども、 重曹とか石鹸とか、そういう昔からあるもので綺麗になるならそれにこしたことはない。
読了日:7月1日 著者:岩尾明子
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