ランチバイキング

姑も時々は　子供や孫たちと何か一緒にしようと考える。


数年前、２年連続で義妹一家も一緒にお正月に
ホテルランチバイキングに行った。

せっかくゆっくりしたいお正月。
１月３日にホテルのランチバイキングに行くのは
ちょっと勘弁してほしかったけど
姑が是非に　というから行った。

どうせ　こちらが何を言っても押し通されるんだし。

それに「出してあげるから」と言っていたので


姑とどこかへ出かける場合
誰がお金を出すのかが事前に分かっていかどうかは
非常に重要なことです。

こういうことがあるから。


姑は「ホテルでバイキングよ～」と
はしゃいでいたけど

実はうちの家族が住んでいるのは地方の小さい市ですが
観光地もあるので車で３０分も行けば
有名ホテルがいくつかあります。

で、子供たちが喜ぶので　私の両親がよく
ホテルバイキングに連れていってくれてました。

だから、いいことをしたと思っている姑には悪いけど
うちの子供たち、ホテルバイキングは
全然珍しくもなく…

でも、バイキングだし！！　と喜びました。



が、さすが姑、甘かった


なにがって？？


好きなものを好きなだけ食べていいのが
バイキングの良さ。


なのに…

「あれ食べなさい、これ食べなさい。」と言われ

カレーを取ってきたら

「そんないつでも食べられるものより
　もっと変わったもの食べなさい」って言われる。


「野菜も食べないとダメ」とか

「これも食べないと」とか

食べるものに　とにかくあれこれ口出しする。


「あっちにあるこれが美味しいから食べなさい」とか

「こっちのこれは高い食材だから食べなさい」とか


そんなに口うるさく言われたら食べたくなくなります。


あげくの果てに
「これ美味しそうだったから」とお皿に取ってくる。

残すわけにはいかないから　好みでなくても食べないと…



もうみんなうんざり。


息子は早々に食欲をなくし　終了！！


そしたら

「もったいない。もっと食べなさい」


あの～

誰のせい？？？



それでも周りの雰囲気が全く読めない姑。

次の年も張り切って　
新春ランチバイキングに申し込みました。


そして　事件が起こったのです。


つづく…