こんばんは。
湘南OWSの続きです。記憶もかなりあやふやで,
誤解や脚色が混ざっているかも。
【当日 5km~ゴール】
必死の思いでゴール、いや、まだまだ5km給水船。
波のせいで体が安定せず、水が上手く飲めない。
立ち泳ぎをちゃんとマスターして、
OWS検定を受けようとか、考える余裕は、まだある。
クロールしかできないと3級が限界かぁ・・・凹む。凹む余裕も、まだある。
さて。
5km給水所に到達した時点で、ほぼ1時間40分かかっていた模様。
(船の人に確認したのですが、記憶が曖昧・・・)
給水船から離れて、海パンの右尻側に挟んであったshozを補給。
上手くチュウチュウできず。半分ほど残してしまった。
ゴミを海パンに戻す際、誤って海パンの前のほうに押し込んだので、
なんかアレだなぁ。残りが滲み出てきたら、
海パンの中でアレがあんなことになってアレだなぁと不安になりながらも、
一刻を争う状況ゆえ、再スタート。
さきほどよりは泳ぎやすく、
疲れは感じていないので、黙々と腕を回し続ける。
たまぁに抜いたり、一気に集団に抜かれたり、1人になったり。
途中執拗に足の裏を触り続ける泳者がいて、
なぜこの大海原で・・・と、流石に我慢できなくなって止まってみれば、
10人ほどの集団が俺の後ろに・・・。
疲れも感じず、冷えも感じず、
制限時間が気になる以外は、例年以上に快調なのはどうしてだろう。
(※快調=速いことではない。きちんと泳げている<錯覚含む>こと)
カーボローディングと称して、
数日前から炭水化物食べ続けたのがよかったのか、
もともとブーだから大丈夫なのか、
前日から絶え間なく補給食を体に流し込んだのがよかったのか、
前日の風邪薬が功を奏したのか、
なにが効いているのか、効いていないのかは不明。
ただ、途中でゲップが出てきてね。これが辛い。
朝飲んだ正露丸の、あの匂いが口のなかに充満して気持ち悪いことこのうえない。
俺は何と戦っているのだろう。
右呼吸な俺は、例年は岸(稲村ガ崎~腰越あたり)の景色を見ながら、
苦しいながらも楽しく泳げるのですが、
今年は波のせいか、いまいち景色がよく見えない。
見えるけど、クリアに見えない。
確か7km付近だと記憶しているのですが、
ふたたび海上で遭遇したS木さんが、俺に気づくなり
「泳ぐ方向がわからん~」と言いだし、ビックリ。
何回も出ているのに、江ノ島は見えているのに、何を言い出すのだ?
俺よりはるかに泳力のある人だから、てっきり冗談かと思って、
しばし並泳して、のち離れてしまいましたが・・・
8km給水艇手前付近、かなり沖を泳いでしまったのかな、
ライフセーバーからもっと右へ、とお言葉をいただく。
給水して、今度はsavasを補給。補給のタイミングが遅い?
気持ち的には相当泳いだと思うのですが、いまだ海の中。
かなり精度のいい俺の腹時計が、制限時間オーバーを伝えている。
スタート前のサブスリーの話はどこへやら。
9km付近だと思うのですが、
ゴールの片瀬東浜に向けて直進する集団と、
船に沿ってやや沖を目ざす集団が見えるのですが、どっちが正解?
ライフセーバーは、どちらの集団にも添っています。
この世に正解はないのか?
確か9.5km付近のブイを右に曲がってからゴールを目ざすはずなので・・・、
と思うのですが、逗子湾周回コースの変更のこともあり、迷う。
しょうがない、両集団の真ん中を泳ごう。
カヤッカーのオッサンに励まされ、ライフセーバーに見守られ、
泳ぎ続けて泳ぎ続けて最後のブイをターン。
もうレースは終了したのだろうか。
沖から見るゴールはいつもの夏より寂しい。。。
なんとか浜に到着。
ゴール誘導の方の笑顔を見て安堵するものの、
電光時計を見て悶絶。
最後まで泳がせていただき、
ありがとうございました。
完泳メダル(ルール上は微妙だけど)を頂けて嬉しいと思ったのは、今年がはじめてです。
OWS界の神・守谷さんにハイタッチできたので、また来夏に向けてスタートです。
湘南OWS2015まで、340日?・・・(長い~、けどあっと言う間だね)。
<つづく>