カメラの話。
高画素、高感度耐性がすっかりノーマルとなった
高スペック(しかも廉価)なデジタルカメラ全盛の時代においても、
いまだ2007年に発売された
オリンパス E-3を愛用している。
仕事でシビアな状況のときには、
こっそり
EM-1ですが。
さて、そんなE-3。
購入したのは2008年の夏。
当時としては数少ない防塵防滴、
否、一部では、海に落としても不死身といわれるほど、無駄に頑丈なカメラ。
ただ、もうゴムパッキン類は劣化しているでしょうから、
そこまで丈夫ではないでしょう。
が、そんな愛しい愛機も、
ついにシャッター部分が自壊してしまった。
嗚呼、なんてことでしょう。シャッター耐用回数を超えたか?
数年前に製造中止の機種だが、修理できるのだろうか。
石垣島で、前触れもなく逝く。
崩壊した部品の影が撮像素子に映り込み、
コバルトブルーの海を黒く染める。合掌。
またね。