毎日新聞だけれども、ツイットできてブログ化できないというのもどうよ・・・と、思い切って引用してしまう。
校庭芝生化の問題は芝生のクセに根深い。
過去に失敗した芝生化が復活したのは、公金で外国周りをしてきた議員が「なんで日本は芝生じゃないの?」という無知発言が引き金になったと記憶している。
(ソースはちょっと調べていないので、記憶のみなのは失礼。)
環境問題に対するリアクションとしての話題性もあったと思う。
特に、都では石原の人気取り施策の一つだったと思う。
(今回は大阪の橋下の人気取り)
大昔の芝生化が大失敗した事例を知っていた校長などは、あえて手を挙げずに、せいぜい通路わきや屋上程度でお茶を濁した。
これを出世や予算獲得の契機にと考えた校長や教委などは、地域に大きな負担を与える施策と知っていて投下を決定した。
蓋をひらけば、養生期間の問題や手入れの面倒、全面に敷いたところは授業にまで影響を与えた。
私の友人がマレーシアの日本人学校にいたとき、芝生の校庭を体験している。
さすがに赤道直下。
芝生にペイントで白線を引いて授業を行い、芝生の先端を刈り取って白線を消したのだそうだ。
逆に、そうして使わないと、数日で芝自体が伸びきってしまい、困るのだという。
日本との環境の違い、適材適所としての芝の利用を聞いた。
私としては、そんあ事例も知っていたので、いくら成長がいいもの、踏みに強い種類を選んだとしても、それなりに手入れをしないとダメであるし、全面芝生での授業などはあり得ないと思っていた。
実際、白線は引けないからポイントマーカーなどを利用して、線を引かない前提での授業をしているところばかりだと聞く。
さて、今回は、そういった意味では典型例のようにみえる。
内実はそうでもないという部分があるかも知れないけれど、土のグラウンドのメリット、今までのノウハウの方が大きいわけで、そう考えると無駄な投資だった、人気とりだったと、ちゃんと反省した方がいい。
地域の人は、こんな首長を選んでしまったことを嘆くだけでなく、ちゃんと政治的に処分した方が後の世のためにいい。
子どもにこんな馬鹿なものは残さない方がいい。
できれば最初からなのだが、仕方がない。
(以下、引用)
岸和田・春木中:校庭芝生撤去、一部剥がして調査 PTA要望受け市教委 /大阪
毎日新聞 12月30日(金)12時24分配信
岸和田市立春木中のグラウンド緑化事業を巡り、保護者や生徒から芝生を剥がして元の土に戻すよう要望が出ている問題で、市教委は27、28の両日、試験的に一部の芝生を撤去し、整地などに必要な作業の調査を始めた。今月16日のPTA臨時総会で、「3学期の始業までに芝生を取り除くことを求める」とする決議が採択されたことを受け、市教委がPTAや学校側と対応を協議していた。
09年6月に府の「みどりづくり推進事業」を利用し、補助金約300万円と住民の寄付500万円を合わせた約800万円で約9000平方メートルを芝生化。学校側と住民、地元サッカークラブの関係者でつくる「春木中学校運動場緑化委員会」が事業主体となった。
しかし、芝生の一部が枯れたり剥がれたりすることで、表面にでこぼこが発生。スプリンクラーや散水栓なども配置されていることから、クラブ活動や体育の授業に支障が生じ、昨年12月には保護者が一部を剥がしたことが問題化した。
市教委は今後、具体的な撤去の工程とその後の整地作業について検討するが、財源手当てのめどが立たず、PTA側が求めている「3学期始業までの撤去」は難しい情勢。支出済みの補助金についても、返還が必要かどうか府と協議する。【山田泰正】
12月30日朝刊
校庭芝生化の問題は芝生のクセに根深い。
過去に失敗した芝生化が復活したのは、公金で外国周りをしてきた議員が「なんで日本は芝生じゃないの?」という無知発言が引き金になったと記憶している。
(ソースはちょっと調べていないので、記憶のみなのは失礼。)
環境問題に対するリアクションとしての話題性もあったと思う。
特に、都では石原の人気取り施策の一つだったと思う。
(今回は大阪の橋下の人気取り)
大昔の芝生化が大失敗した事例を知っていた校長などは、あえて手を挙げずに、せいぜい通路わきや屋上程度でお茶を濁した。
これを出世や予算獲得の契機にと考えた校長や教委などは、地域に大きな負担を与える施策と知っていて投下を決定した。
蓋をひらけば、養生期間の問題や手入れの面倒、全面に敷いたところは授業にまで影響を与えた。
私の友人がマレーシアの日本人学校にいたとき、芝生の校庭を体験している。
さすがに赤道直下。
芝生にペイントで白線を引いて授業を行い、芝生の先端を刈り取って白線を消したのだそうだ。
逆に、そうして使わないと、数日で芝自体が伸びきってしまい、困るのだという。
日本との環境の違い、適材適所としての芝の利用を聞いた。
私としては、そんあ事例も知っていたので、いくら成長がいいもの、踏みに強い種類を選んだとしても、それなりに手入れをしないとダメであるし、全面芝生での授業などはあり得ないと思っていた。
実際、白線は引けないからポイントマーカーなどを利用して、線を引かない前提での授業をしているところばかりだと聞く。
さて、今回は、そういった意味では典型例のようにみえる。
内実はそうでもないという部分があるかも知れないけれど、土のグラウンドのメリット、今までのノウハウの方が大きいわけで、そう考えると無駄な投資だった、人気とりだったと、ちゃんと反省した方がいい。
地域の人は、こんな首長を選んでしまったことを嘆くだけでなく、ちゃんと政治的に処分した方が後の世のためにいい。
子どもにこんな馬鹿なものは残さない方がいい。
できれば最初からなのだが、仕方がない。
(以下、引用)
岸和田・春木中:校庭芝生撤去、一部剥がして調査 PTA要望受け市教委 /大阪
毎日新聞 12月30日(金)12時24分配信
岸和田市立春木中のグラウンド緑化事業を巡り、保護者や生徒から芝生を剥がして元の土に戻すよう要望が出ている問題で、市教委は27、28の両日、試験的に一部の芝生を撤去し、整地などに必要な作業の調査を始めた。今月16日のPTA臨時総会で、「3学期の始業までに芝生を取り除くことを求める」とする決議が採択されたことを受け、市教委がPTAや学校側と対応を協議していた。
09年6月に府の「みどりづくり推進事業」を利用し、補助金約300万円と住民の寄付500万円を合わせた約800万円で約9000平方メートルを芝生化。学校側と住民、地元サッカークラブの関係者でつくる「春木中学校運動場緑化委員会」が事業主体となった。
しかし、芝生の一部が枯れたり剥がれたりすることで、表面にでこぼこが発生。スプリンクラーや散水栓なども配置されていることから、クラブ活動や体育の授業に支障が生じ、昨年12月には保護者が一部を剥がしたことが問題化した。
市教委は今後、具体的な撤去の工程とその後の整地作業について検討するが、財源手当てのめどが立たず、PTA側が求めている「3学期始業までの撤去」は難しい情勢。支出済みの補助金についても、返還が必要かどうか府と協議する。【山田泰正】
12月30日朝刊