いーちんたん

北京ときどき歴史随筆

第36回北京胡同会 --魯迅博物館から白塔寺へ

2015年12月02日 15時16分21秒 | 北京胡同会
11月28日に第36回目となる北京胡同会の定例会があり、
数年ぶりとなりましたが、参加させていただきました。


胡同会は、北京在住の作家・多田麻美さんが発足された
北京の古き町並みを歩きながら、その歴史を感じるための会です。



今回のコースは、以下のとおり。

阜内大街 →魯迅博物館 →宮門口胡同 →宮門口西岔と宮門口東岔(青空市場を通りながら胡同で暮らす人たちの生活を見る)
→安平巷 →白塔寺西挟道 →東挟道(:赤い壁を眺めながら歴史に思いを巡らせる)→阜内大街 →太平橋大街
→ランチ〈湖南料理を予定〉


午後は城黄廟の見学


参加者は総勢20人ほど。


現在「北京情報」カテゴリーでブログ・ランキング一位の胡同窯変さんご夫妻にも
数年ぶりにお会いすることができたほか、


さまざまなメンバーの方とも知り合うことができ、
有意義な一日でした。


素晴らしい気配りで進行を取り仕切ってくださった幹事のOさん、Hさん、
本当にありがとうございました。





  


地下鉄「阜城門」で待ち合わせた後、しばらく歩いていると、
まもなく「魯迅博物館」が見えてきました。


北京市内は、数日前に降った雪がまだ残っています。
外の気温はマイナス10度くらいでしょうかねー。



相変わらず、寒い一日でしたー。



  






  



 題字は、建国の「十大元帥」と言われる葉剣英氏。





  




  




左の方に魯迅の故居があり、後で見学することになりますが、
ここに博物館ができたのは、どうやら先にこの故居ありき、その横の土地を立ち退かせて
博物館を建設し、セットで見学できるようにしたようです。




  



中は、近代的な様相。



  




最初のコーナーは、魯迅の故郷の紹興から。




  






  



清末の紹興の城郭図。




   



紹興の魯迅の実家とその周辺のジオラマ。
地元の大金持ちだった実家の様子がよくわかります。




・・・・と、胡同会の紹介は、今日一日のみの分といたします。
次回からは、再び清代のかごに関するエッセイに戻りますー。




というのも、写真をケチりたいからです(笑)。


あまりあちこちに出かけて写真を撮らなくなったわりに
頑張って文章中心のブログは更新するようになったので、
写真のネタ不足になっていることは、以前にもたびたびお伝えしているとおり(爆)。


これから北京に関するブログを更新していく過程で、
1枚1枚、ケチりながらアップして行きたいと思いますー。


今回は活動自体の簡単なご報告のみということでしたー。





ほかのブロガーの皆さんのお写真を拝見していて、
一眼レフで撮ったとおぼしきお写真は、素晴らしい映り!!と
感心することしきりです。。。。


そんな刺激を受け、
この日は久しぶりに埃をかぶっていた一眼レフを引っ張り出してきました。


きれいに撮れるのは、よく心得ていつつも、
なんと言ってもずっしりと重いので、ついつい億劫になっていましたが、
一念発起でございます(笑)。



すると中には、なんと2011年に撮影した東北遼寧省、ヌルハチの故郷の新賓県への旅の写真が
まだパソコンにも落とされずに残っておりました。。。(汗)




この数年間、何をして過ごしていたのでしょう。。。。
ううう・・・。



2011年からこれまでに3回も引っ越しをしているので、
備品の所在も記憶が曖昧です。。。。


今回、パソコンに落とすにも、あちこちをひっくり返して
ようやく接続コードを見つけ出しました(爆)。




まあ。
その割には、写真の出来がよろしくなく、
まだまだ露出やシチュエーションの設定など、
お勉強しなければならないことがたくさん。。。。



精進あるのみですな。






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お世話になりました。 (胡同窯変)
2015-12-03 00:53:51
胡同会では、お世話になり、ありがとうございました。
魯迅故居へは二十数年前に行ったことがあるのですが、博物館は初めてでした。

紹興の古地図を見て、まだ東京にいる頃に訪れた紹興を一挙に想い出しました。
魯迅の南方独特の造りの生家や記念館もよかったですが、魯迅が子供の頃に通った三味書屋が素敵でした。王義之の蘭亭、ちょっと奥に行くと流れている小川で女性が食器を洗っている姿が印象的でした。南方らしく材料がほとんど竹でできた鄙びた茶屋があり、客が誰もいないそのお茶屋ですぐ前にあった池を見ながらお茶をご馳走になったことが、いまでも忘れられませんね。それから、大う陵や会稽山。そして、何と言っても、手と足を使って漕ぐ「烏蓬船」に乗ったこと。
船から見た運河沿いにある民家の白壁と薄い瓦、素晴らしかったです。

紹興はこじんまりとした、落ち着いた風格のある街。東京にいる頃、住んでみたい場所でした。今はもう、すっかり変わってしまっているでしょう、たぶん。
ちょっと紹興について書きすぎました、すみません。

博物館に「紹興会館」と書かれた扁額の掛かった大門の写真があったのですが、米市胡同の近くにある紹興会館だと勝手に思い、感激しました。

楽しい記事をありがとうございました。
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生き生きとした紹興 (いーちんたん)
2015-12-03 01:00:51
紹興の生き生きとした描写をありがとうございます。。

それはまだかなり古きよき紹興が残っていた時代ですね。。。
私が訪れたのは、2000年だった記憶がありますが、
もうかなりグロテスクな近代化と古い町並みの破壊の最中でした。。。
返信する
一念発起で・・ (炎のクリエイター)
2015-12-03 09:36:14
おはようです。(*⌒ー⌒*)ゞ

北京胡同会って活動されておられるんですね?
いいもんです。
ただ、やや霞んで見えるのはPM2.5のせいなんでしょうか?
今朝も日本のモーニングワイドショーでは、
PM2.5の話題で持ちきりです。
本日こちら関西圏にも飛んでくるってことで、
マスク準備中です。

一念発起で一眼レフ・・・良いことですね?
そう言えば「箕面」ブログの使用カメラに
一眼を書き忘れていました。
いつもありがとうです。(^_-)-☆ぽち!
返信する
炎のクリエイターさんへ (いーちんたん)
2015-12-03 11:14:12
おはようございますー。

はいー。
この日は、すさまじいスモッグでした!

昨日今日と晴れ渡っていますが、
それは世界中のマスコミの槍玉に上がったことを受け、
国内2000ヶ所の工場の操業を停止させたからだと思います(笑)。

APECブルーならぬ、世界のマスコミ騒ぎすぎブルー(爆)。
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