カシミールだけでは、やはり使い勝手が良くないので、eTrex20へヤフー地図と
国土地理院地形図を取り込むことにした。
eTrex20で地図を見るためには、ヤフー地図はymapjnx、地形図はgsijnx02という
フリーソフトで、eTrex20閲覧用の地図データに加工する必要がある。
両ソフトはPython2.7というプログラム言語で書かれているので、そのプログラム
言語の翻訳のために、PILというソフトが必要になるらしい。
要は、ymapjnx、gsijnx02、Python2.7、2.7用のPILという4つのフリーソフトの
ファイルを用意すればよいみたいだ。
日本語化の際にお世話になったサイトを参考にして、手順通りに進めていく。
ymapjnx、gsijnx02は何も問題なくインストール完了。
Python2.7とPILのダウンロード元は英語のサイトであり、またPILについては
修正が必要だったが、これも手順どおりに実施してインストール完了。
ここで、実際にgsijnx02を起動させてみる。
フォルダ内のgsi_config.txtというファイルに、地図の緯度経度の値を入力して
地図範囲を決め、地図の体裁の調整(これも何も考えずにサイトの指示通り)を
してファイルを上書き保存し、フォルダ内のgsi_start.batをクリックすると
Dos窓が開いて、無事変換が始まった。
あまり広い範囲で地図作成すると、とてつもなく時間がかかるらしいので、今回は
狭い範囲でテスト作成してみた。
30分程度で作業が終わったようで、○○○.jnxというファイルがgsijnx02フォルダ内に
出来ていた。
この○○○.jnxファイルを、eTrex20に取り付けたmicroSDカードのBirdseyeフォルダ
にコピー。
eTrex20を起動させると、画面に「無効なJNXファイルです」。
地図も表示されず・・・なぜ?
ここから数時間、設定をやり直してみたり、サイトの手順を見なおしてみたりしたが、
改善されず・・・
「無効なJNXファイルです」でググったところ、RGN_Tool.exeというフリーソフトで
バージョンアップすると、同様の症状が改善したとの情報があった。
でもそのサイトには詳細な手順が載っていなかったので、ここまでのeTrex20のファイルの
バックアップをとり、いろいろ試してみた。
今のeTrex20のバージョンが3.00のはずだから、3.01にすれば良いらしい。
そこで、RGN_Tool.exeを起動して、一番上のSW Versionにチェックを入れ、横の入力スペースに
(デフォルトは250)に301と入力して保存。
eTrex20のフォルダ内のGUPDATE.GCDというファイルを、RGN_Tool.exeの
アイコンにドラッグして出来た新たなGUPDATE.GCDをeTrex20に戻して起動すると・・・
ようやく出来た。作成した地図がeTrex20に表示された。
(確か上記手順だったと思うが、疲れて意識朦朧とした時の作業だったので、本当にそんな
やり方だったかの確信は持てないが)
その後の試行錯誤の結果、ヤフー地図は8キロ~300メートルはヤフー地図に設定した。
200メートル以下は国土地理院地形図の表示に切り替わるようにセッティング完了。
結局、GPS購入から丸一週間もかかったが、自分のような素人でもなんとか想定通りの地図表示
ができた。
暇な時期だったから良かったけど、時間が無ければ素直に地図ソフトを買うべきやったかも。
(セッティングが上手く行かない時はイライラしてしまったし)
今後はポタリングや山歩きで、ルート登録やトラックログの記録などの機能を使いこなして
いきたい。