自転車と山歩き around 北摂

主に北摂周辺のサイクリングと山歩きの記録など

川西市郷土館

2015-03-31 | その他
休日、家族で川西市郷土館に出かけた。

ここには、旧平安家住宅、旧平賀家住宅、鉱山資料展示室、青木・平通両画伯記念館などの施設がある。

旧平安家住宅は、大正中後期に建てられた、この地方の伝統的民家の特徴と、明治以降広まった数寄屋風の造り、そして技術的な革新と近代性を備えた建物。




旧平賀家住宅は、イギリスの田園住宅の形式を極めて良く遵守した住宅。
ここに来て初めて知ったが、ここで「マッサン」の撮影が行われたらしい。


内部には、出演者のサインが展示されていた。


映画「繕い裁つ人」の撮影にも利用されたらしい。つい最近公開されて、結構評判の高っかった映画らしい。


なかなか雰囲気のある洋館だったので、また何かの撮影に使われるだろう。

その他にも、鉱山資料展示室、青木・平通両画伯記念館など見どころも多い。

日曜日なのに人もあまりいなくて、のんびりと楽しめた。





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富岡製糸場

2015-03-30 | その他
群馬の高崎近辺に所用で出張したので、時間を作って富岡製糸場に行ってみた。

高崎からは上信電鉄で40分ほど。往復切符と入場券がセットになった割引券を利用。

 のどかな電車に揺られながらのんびりしているといつの間にか眠ってしまい、気がつくと上州富岡駅。ここから約徒歩10分で富岡製糸場。なんと、今年の4月から入場料が倍の1,000円になるらしい。早目に来てよかった。


富岡製糸場では、ボランティアが無料で場内説明をしてくれる。着いた時には丁度13時からの説明に参加する事が出来た。

富岡製糸場では生糸を生産していたというよりも、ここで生糸の作り方を学んだ後、それぞれ各地方へ行ってその方法を伝える、いわば訓練所や学校みたいな場所だったらしい。

木骨レンガ造りの東繭倉庫。レンガはフランス積み。




繰糸場の内部。機械を設置するため、柱が少ないトラス構造となっている。




ブリュナ館。製糸場の建設指導者フランス人のポール・ブリュナと家族が暮らした建物で、後には工女のための寮や学習や娯楽の場として使用されたらしい。




東繭倉庫の内部。パネル展示室と土産物屋があった。


富岡製糸場の建物群のうち、内部見学できるのは、東繭倉庫野一部と繰糸場だけで、その他は外からの見学のみ。今回は乾燥場や西繭倉庫の周辺は工事中で、外観見学もできなかった。

もし、見学に行くなら、40~50分かかるがボランティアの解説を聞いた方が良いと思う。解説なしで独りで見学するだけなら、15分ほどで終わってしまう感じ。

富岡製糸場を後にして、ブラブラと駅前へ歩いて戻るつもりが、全く別な方角の場所に行きついてしまった。駅前の賑やかな雰囲気は全く無く、畑や民家ばかりの田舎道に出てしまった。

上州富岡駅からの電車出発まであと15分。焦ってあたふたしていると、たまたま選挙事務所っぽい建物から出て来たおじさんがいたので、駅の場所を訪ねた。ここからは随分遠いらしく、気の毒に思ったのか、車に乗せてくれて駅まで送ってくれた。車に乗っていると、駅は全然違う方向だった。歩けば駅まで確実に1時間近くかかっていただろう。

焦っていたので、どこの政党の何という候補者の選挙事務所かもわからなかったけど、大変感謝しています。ありがとうございました。

無事予定の電車で高崎に到着。みどりの窓口は混雑していたが、ギリギリで「Maxとき」の2階部分に乗車。上越新幹線の乗車は初めて。少し感動。

その後、東京からのぞみで大阪へ。21時ごろ帰宅。上州富岡駅で乗り遅れていたら、あと1時間は帰宅が遅くなったやろね。



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西宮市大谷記念美術館、西宮砲台

2015-03-16 | その他
 休日、昼近くになって、家族でどこかへ出かけようと言うことになり、いろいろ見ていると、阪神電車のフリーペーパーに西宮市大谷記念美術館の写真が載っており、庭が綺麗そうだったので出かけてみた。

 場所は阪神電車の香櫨園駅近く。高架下のカフェで昼食後、大谷記念美術館へ。


 まず庭を散策。綺麗に整備されていて気持ちが良い庭だった。この時期、クリスマスローズがたくさん咲いていた。


 庭を一周したところで、館内へ。どうやら庭だけの散策は無料のようだ。

 入り口で、「今日の展示は1室のみですが良いですか?」と聞かれたが、了承して入館。

 確かに展示は1室のみで、絵画が10点ほど。でも司馬遼太郎「街道をゆく」の挿絵で有名な須田剋太画伯の絵が何点か展示されていたので、興味深く観賞できた。

 その後、少し夙川を海沿いに下ったところにある葭原橋へ。村上春樹著の著書(ランゲルハンス島の午後)で、この橋が描写されているらしい。


 この頃からパラパラと雨が降ってきた。

 次に、西宮砲台。江戸後期に4年がかりで築かれたそうだが、使われずじまいだったらしい。


 砲台の前の御前浜公園を、少し海辺まで歩いてみた。ここは「火垂るの墓」のモデルとなったらしい。


 雨が止みそうにないので、早々に退散。

 

 帰宅後、またもやプライベートでのトラブル発生。半年間は我慢が必要かもしれないな。今年はちょっとしんどい春になりそう・・・

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八戸

2015-03-16 | その他
 出張で八戸市へ行った。東北へ来るのは、学生時代以来なので、もう25年ぶりぐらいか。

 三沢空港へ到着。戦闘機が離発着の訓練をしていた。


 業務を終えると、午後遅い時間だったが、市内中心部からバスで櫛引八幡宮へ。


 ここは鎌倉時代より南部藩の総鎮守として建立された神社。


 明治時代に建てられた八戸小学講堂が「明治記念館」として、櫛引八幡宮境内に移築されている。


 境内の国宝館には、国宝の赤糸威鎧・白糸威褄取鎧などが展示されていた。特に赤糸威鎧は立派な鎧で、春日大社の「赤糸威鎧」とならんで、現存甲冑の最高峰といわれる豪華さだ。

 この日の天気は雪で、時間も遅かったので、他に人はいない。ゆっくりと見学する事が出来た。

 神社の側には「萬榮堂」という和菓子屋さんがあり、ここの元祖鶴子まんじゅうは有名な菓子だそうだ。家にお土産に買って帰る。


 櫛引八幡宮から帰るころには吹雪になってきた。八戸市内も雪景色。


 翌朝、八戸城跡へ散歩。


 八戸城跡は、三八城公園(みやぎこうえん)となっていて、八戸の町が見渡せる。


 少し車で海岸方面へ異動し、蕪島へ。


 ここはウミネコの繁殖地。島での繁殖期には未だ時期は早かったが、海面にはウミネコの群が浮かんでいた。


 蕪島への階段途中には、津波が押し寄せた高さにプレートが貼られている。ここの津波は5.3mだったようだ。


 昼食は、海に面した食堂で。外観は単なる漁師小屋のようだったが、


 内部は海に突き出た部屋があり、眺めが良い席だった。


 帰路は三沢空港から。この日は地上のタラップから搭乗。


 帰路の機上で反対側の窓から富士山がきれいに見えるとのアナウンスがあった。覗き込むように見ていたら、スチュワーデスが「よろしければ写真を撮りましょうか?」と声をかけてくれたので、お願いした。


 この日は、JALの子会社のジェイ・エアの飛行機。飲み物サービスの他にもアメを配ったり絵葉書を配ったりと、とてもサービスが良かった。

 大阪に近づいて来て、地上を見ると、近畿道の東大阪ジャンクションが見えた。


 程なく伊丹空港へ無事着陸。

 この日は帰宅が早かったので、末っ子の幼稚園へお迎え。もうあと4日後に卒園式だね。








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奈良町、お水取り

2015-03-08 | その他
 奈良市内へ行く用事があり、ついでに奈良町にも寄ってみた。ここへは久しぶり。5年ぶりぐらいか。

 まず、気になっていた椿井市場へ。


 奈良で最も古い市場で、昔は相当な賑わいだったそうだが、今はとても寂れており、営業している店舗は入り口付近の4、5軒だけ。アーケードの奥の方は崩壊しかかっていて、年季を感じさせる看板が朽ちていた。




 次に奈良町へ。あまり時間も無かったので、施設には入らず散策だけ。古い街並みが良い。






 奈良町には営業しているいくつか銭湯があった。なんとなく懐かしい感じ。小さい頃は、自宅近くの銭湯に友達とよく行ったっけな。




 ちょっと時間があったので、元興寺塔跡へも行った。塔の基壇にいくつかの礎石が残されている。かなり大きな塔だったようだ。


 所用の後、晩はお水取り見学。これ見るのも8年ぶりぐらいかな。








 お水取りが終われば、もうすぐ春になる。

 最近、プライベートで色んなことがあって、精神的にしんどい状態。山にも行けてないし、自転車にも乗ってない。そういう気分になれない。でも、今日は少し気分転換ができた感じがする。

 色んな事が早く落ち着いてくれればいいな。








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