演劇知

劇的考察譚

桜巡礼とは

2014-04-09 10:53:08 | Weblog
桜を巡礼しに各地を回る。桜の開花時期と自身の休みと天気が見事に合致した今年、回らない手はない。

桜の美しさもそうであるが、場所の方に重きがある。




手製の弁当持参。家族、カップル、宴会の中、手前弁当を独りで食べるというこの世に抗う姿勢、厭世観、いいじゃない。

野菜は100%自家製。いい出来だ。






散々探していた場所に桜が咲いていない。見事なシダレザクラが咲き誇っている記憶があるのだあ。あれ、おかしい、場所が違うのか。しかし地形はあっている。如何せん14年経っているので街が変わるのは当たり前。もうないのかもしれない。しかしそれでもどこかに残っているのではないかと思うのである。希望、期待。
一段落したかに思えた思い出の場所探し、来年も継続することに。残念な気もするがどこかほっとしているところもある。手が届きそうで、届かないこの感覚がよいのかも知れない。