老馬迷言の記(改題 2012.12.16)


 老いてふと感じたことを書いてみたい。
 愚痴にならなければいいが・・・

ラーメン談義

2016年06月27日 | Weblog
ラーメンは高校のころからよく食べた。
狸小路の行きつけのラーメン屋があって、そこの親父の作ったラーメンがうまかった。
大学時代は、学食の50円のラーメンを日常的に食べていたが、
やはり親父の作ったラーメンが恋しくて、狸小路まで出かけたものだ。
就職で札幌を離れても、札幌に帰った時には親父に会いに行きがてら、食べに行ったものである。
親父の話によると、
「ラーメンは塩に始まって塩に終わるもんだよ。醤油もあるし味噌もあるがね。
店をやっていて、お客さんに塩と言われるのが一番怖いもんだ。
塩は味にごまかしがきかないんだ」
よくそんな話を聞かされた。
今思えば、若い頃のラーーメンは塩しかなかった。
その後醤油ができ味噌もできた。
ひと時には味噌味が良くてずいぶん食べたが、
歳をとって気が付いたが、そういえばここ10年20年はほとんど塩しか食べていないことに気が付いた。
ふと親父の言葉を思い出すのである。

先日、所要があって近くの千歳空港に出かけた。
空港内にはラーメン店が十数件並んでいるが、
入口を入ると正面の「雪あかり」が行きつけのラーメン店である。



ここのラーメンは北海道産の小麦を使用して作っている西山ラーメンを使っている。
何件かほかのラーメン店を味わってみたが、わたし好みのラーメンなんだろう。
ラーメンほど「わたし好み」という傾向の強い食べ物はないだろう。
だから、人にあそこのラーメンは美味しかったなどと進めるものではないと思っている。



ところで、この西山ラーメンであるが、
西山製麺所で作っている「麺」と「タレ」がスーパーで売っている。
麺は2個入り、タレも2個入り。
300円でお釣りがくるほどの値段である。





これもわたし好みであるが、ちょっとした店のラーメンよりうまいと思っている。
埼玉にいる息子の家族もラーメン好きなので年に何回かこれを送って、
大変喜ばれているところである。
年寄りの悪い癖で、暇にまかせて長々と述べてしまいました。(*^_^*)