20数年前、少年団の卓球を指導していた頃、急激な動作によって起こる眼球出血が右目に起こり、黒い斑点が眼球に残り、視力を邪魔するようになった。医者によると手術も不可能で治療法がないそうである。
最近、その斑点が眼球全体に散ったのか霞んで視力が落ちた。物の形や色などは完全ではないが何とか見える。しかし、テレビの画面や文字、読書になると左の片目で見なければならないのである。両目で見ると全体的にぼやけて見えて大変見ずらいのである。
縁があって、ボランティアで目の不自由な方々とパソコンを通じて交流しているが、さぞかし、私以上に不便であり、不安な気持ちでおられることとあらためて思うことが多くなった。
私も、万一、正常な左の目に同じような眼球出血が起こることへの不安を感ずる日々である。歩くことも不自由、テレビも思うに任せない、生活の中の大部分を占めているパソコンも、好きな本も読めなくなるとなればどうしたらよいのか。
体が動かなくなったら、溜め込んだ本を、老後に読むのを楽しみにしているところである。
これができなくなると、老後の生活をどうすればいいのか考えあぐねることがある。今からこんな心配はしなくてもいいのだろうが・・・車も、もうここ2、3年かとついつい弱気になってしまう。なんとなく不安な日々である。
まあ、今のうち、生活を楽しむことにしようと思って入るのだが・・・