ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ヤマサナエ 2022<6月>

2022-06-12 | サナエトンボ科アジアサナエ属

<6.9>

梅雨の晴れ間

6日に関東で梅雨入り宣言。以後3日間は曇天で20℃に届かず、やっと日射しが出て気温が上がる予報です。
天候不安定で遠方は避け、10日ぶりにヤマサナエの産卵撮影に行きました。最高気温24℃、現地は22℃。
異常な程、♂が活発に行動していましたが、それでも3♀の産卵を目撃。悪天候明けで長い産卵も見られました。
終盤のダビドサナエは、名残の短い産卵が続いていて3♀を目撃、うち1♀はヤマサナエに捕食されました。

11時15分頃、♂が不在の時間帯に最初の♀が飛来して約4分間産卵しました。午前中の目撃は初めてです。
15秒程で高度を上げ、♂を警戒してか水面から3m近くまで上昇しました。崖の上から撮影しています。

♀ 産卵 高く上がって卵塊形成を始める


打水して再び上昇して卵塊形成


2分経過して水面際を飛び始める


卵塊を形成して打水前


12時30分頃、次の♀が飛来し広範囲を飛んで約3分間産卵。この♀も高度を上げて卵塊を形成しました。

水面際に急降下




13時15分頃、3頭目の♀が低く入って水面際で1分半の産卵。3m程離れて縄張していた♂は気付きません。

低空飛行して狭い範囲で何度も打水


打水の撮影はすべて失敗 打水直後の流れる卵


打水後




最後の卵塊形成




水辺に飛来する♂は4、5頭。常時占拠しているわけではありませんが、他の♂が侵入すると激しく争います。

♂ 縄張り行動


珍しく近くに止まった2♂は異なる方向で♀を待機 このとおり♀がどこから入るのか予測不能


♂ 飛翔 争いが絶えず臨戦態勢




水面に入れず、林縁にいる♂ 過去に見ない数の♂が水面外で待機



2022.6.9 神奈川県


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