A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

RICHのBIG BANDの演奏を、コーラスでやると。

2007-03-31 | MY FAVORITE ALBUM
MOOVIN’ UP / THE RITZ

JAZZの有名な演奏をボーカライズし、それをコーラスでやるのが「売り」だったのがLHR。3人の声の質の微妙な違いを生かし、それぞれの歌唱力と絶妙なハーモニーで過去のJAZZの名演をコーラスで再現していた。
一方で、マンハッタントランスファーが成功を収めると、それがきっかけになったのか、JAZZコーラスが一時注目された。

RITZもそんな中で活躍したグループのひとつ。

このグループが、BUDDY RICHの新生BIGBANDのデビューアルバム、「SWINGIN’ NEW BIG BAND」の中の曲、BAISICALY BLUESの演奏をボーカライズしている。
LHR顔負けの出来栄えだ。

このRITZは、前身のグループがこの当時もグループを引っ張っていたVOCALのシャロン・ハリス、グリル・ボスティールスなどを中心に82年にボストンで生まれている。
マントラは1972年生まれなので、マントラに遅れること10年で誕生。

87年に、2人のVOCALを加えてスケールアップして、名前も「THE RITZ」に。
この時加わった、VOCALの一番若手ボブ・マーチンは、リーダー格のシャロンが高校で音楽を教えていた時の生徒だったそうだ。
4人のコーラスとバックのプレーヤー3人のグループ。比較的、声の質が似ている者同士なので、LHRのコーラスとは少し色合いが違う。

このアルバムには、オリジナルが4曲、スタンダード曲がから6曲が収められているが。スタンダードの中には、他の演奏のボーカリーズあり、ラテンのリズムあり4ビートありと、バラエティーに富んでいる。

このアルバムでは、RICHの演奏をボーカリーズしたベイシカリブルースと、バラードのスタンダード曲、MY FOOLISH HEARTがお気に入り。

MOOVIN’ UP
MR.FLAT FIVE
SOUTH OF THE BORDER
MY FOOLISH HEART
PERDIDO
VINE STRET BAR & GRILL
BASHICALY BLUES
JERU
RYHTHM-A-MING
SHAKE.RATTLE N’ ROLL

(THE RITZ)
Darlry Bosteels (vo)
Sharon Harris (vo)
Melissa Hamilton (vo)
Bob Martin (vo)
Jeff Auger (p,keyboard)
Mary Ballou (b)
Les Harris Jr.(ds)

Bradon Fields(sax)
Lenny Castro (per)
Jerry Weber (keyboard Programing)

Recorded at Ocean Way Studio,Hollywood,California
May 27-31,1988

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1 コメント

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こんにちは (ズィロ)
2007-04-01 08:42:40
はじめまして(かな?)

私のブログで
ここの記事を紹介させていただきました。

紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/zero_20070304/archives/53467196.html
です。

よろしくお願いいたします。
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