WOODY LIVE EAST AND WEST / WOODY HERMAN AND THE SWINGIN' HERD
レギュラーのBIGBANDと言えば、ベイシーにエリントンが両横綱。
次にくるのは、やはりWOODY HERMANであろう。
ファーストハードといわれた、第一期のオーケストラが活躍したのが40年代の半ば。
スタンゲッツやズートシムスをすえた黄金のサックスセクションが有名なセカンドハードが47年。
そしてモダンなサウンドを売りにした50年代のサードハードと、途中途切れることなくバンドを続けてきたのは両横綱以外他にはないだろう。
60年代になって低迷が続くBIG BANDの世界で活躍を続けたのは立派の一言。
これはメンバーに若手を起用して昔からの十八番の演奏に加え、時代の流れに合わせて常に新しいレパートリー、演奏スタイルも加えていったからであろう。
70年代に入ってからもロックの流れもうまく取り入れ、晩年まで元気に演奏を続けていた。今も、ハーマンの意志を次いでThundering herdオーケストラは今でも存続してそのサウンドを引き継いでいる。
新しい、サドメルとかピアソン、そしてバディーリッチなどのBIG BANDが生まれてレコードデビューしたのが1966~7年。
この年、HERMANオーケストラも元気に全米をツアーしている。
このアルバムは、そのツアーの様子を西海岸と東海岸のライブ演奏から1枚のアルバムにしたもの。それで、LIVE EAST AND WESTのタイトルがついている。
両方でメンバーはほとんど違うが、演奏はどちらも素晴らしい。
やはりオーケストラはライブが俄然楽しくていい。
一曲目からピアノのロングソロが延々続くが、徐々にウォーミングアップされてから、フルバンドが炸裂する。最初の曲としては最高。
ライブならではの、合いの手や掛け声が入る雰囲気もいい感じだ。
続く、お馴染みのI REMENBER CLIFFORDは当然トランペットをフィーチャーするが。ここはダスコ ゴイコビッチ。彼自身のアレンジだ。これがまたなかなかいい。
この曲は、色々なバンドで色々なプレーヤーが主役になっているが聞き較べも面白いかも。
お馴染みの、FOUR BROTHERSは、テーマソングのようなもの。
様々な時代の色々な演奏があるが、ハーマンはやはりこれが出ないと終われない。
テーマソングではないが、エリントンのTAKE THE A TRAINやベイシーのONE O’CLOCK JUMPのようなものだろう。
この頃、ハーマンのバンドは、まだロック系のアレンジはまだやっていない。
反対にファーストハードの時代を思い起こさせる、「PREACHER」は、HERMANのクラリネットが登場。バラードの「MAKE SOMEONE HAPPY」では、アルトに持ち替えていつもの「ねちっこい」プレーを。
ハーマンのプレー自体にはあまり共感を覚えないが、これも一度は出てこないと、やはりハーマンオーケストラではないかもしれない。
やはり、HAERMANも、他にはない「ONLY ONE」のオーケストラだ。
TOMORROW’S BLUES TODAY (1)
I REMEMBER CLLIFORD (2)
COUSINS (1)
FOUR BROTHERS (1)
FREE AGAIN (1)
THE PREACHER (2)
MAKE SOMEONE HAPPY (1)
WALTZ FOR A HUNG-UP BALLET MISTRESS (2)
BIG BANDはメンバーを見るのも楽しみのひとつ。
録音が後のWESTのメンバーは、Sal NisticoやBill Chaseのように、以前からのレギュラーメンバーが多い。ピアノはNat pierceが座っている。
EASTのメンバーは、New Yorkのメンバーで編成されたものなのかもしれない。Steve Marcus、Bill Watrousの名前が目に付く。
<SESSION 1>
Woody Herman (cl,as)
Al Gibbons, Bob Pierson(flute),Steve Marcus,(ts)
Joe Temperley (bs)
Lloyd Michaels, Lynn Bivaino, Dick Ruedebusch, Bill Byrne, John Crews (tp)
Jim Foy, Mel Wanzo, Bill Watrous (tb)
Mike Alterman (b)
Ron Zito (ds)
Recorded on March 25, 1967 “Riverboat Room ,New York City”
<SESSION2>
Woody Herman(cl,as,ss)
Gary Klein, Sal Nistico, Andy McGhee(ts)
Tom Anastas (bs)
Bill Chase, Gerry Lamy, Bob Shew, Don Rader, Dusko Goykovich (tp)
Don Doane, Frank Tesinsky, Henry Southhall (tb)
Nat Pierce (p)
Tony Leonardi (b)
Ron Zito (ds)
Recorded on June 29,1967 “Basin Street West”
レギュラーのBIGBANDと言えば、ベイシーにエリントンが両横綱。
次にくるのは、やはりWOODY HERMANであろう。
ファーストハードといわれた、第一期のオーケストラが活躍したのが40年代の半ば。
スタンゲッツやズートシムスをすえた黄金のサックスセクションが有名なセカンドハードが47年。
そしてモダンなサウンドを売りにした50年代のサードハードと、途中途切れることなくバンドを続けてきたのは両横綱以外他にはないだろう。
60年代になって低迷が続くBIG BANDの世界で活躍を続けたのは立派の一言。
これはメンバーに若手を起用して昔からの十八番の演奏に加え、時代の流れに合わせて常に新しいレパートリー、演奏スタイルも加えていったからであろう。
70年代に入ってからもロックの流れもうまく取り入れ、晩年まで元気に演奏を続けていた。今も、ハーマンの意志を次いでThundering herdオーケストラは今でも存続してそのサウンドを引き継いでいる。
新しい、サドメルとかピアソン、そしてバディーリッチなどのBIG BANDが生まれてレコードデビューしたのが1966~7年。
この年、HERMANオーケストラも元気に全米をツアーしている。
このアルバムは、そのツアーの様子を西海岸と東海岸のライブ演奏から1枚のアルバムにしたもの。それで、LIVE EAST AND WESTのタイトルがついている。
両方でメンバーはほとんど違うが、演奏はどちらも素晴らしい。
やはりオーケストラはライブが俄然楽しくていい。
一曲目からピアノのロングソロが延々続くが、徐々にウォーミングアップされてから、フルバンドが炸裂する。最初の曲としては最高。
ライブならではの、合いの手や掛け声が入る雰囲気もいい感じだ。
続く、お馴染みのI REMENBER CLIFFORDは当然トランペットをフィーチャーするが。ここはダスコ ゴイコビッチ。彼自身のアレンジだ。これがまたなかなかいい。
この曲は、色々なバンドで色々なプレーヤーが主役になっているが聞き較べも面白いかも。
お馴染みの、FOUR BROTHERSは、テーマソングのようなもの。
様々な時代の色々な演奏があるが、ハーマンはやはりこれが出ないと終われない。
テーマソングではないが、エリントンのTAKE THE A TRAINやベイシーのONE O’CLOCK JUMPのようなものだろう。
この頃、ハーマンのバンドは、まだロック系のアレンジはまだやっていない。
反対にファーストハードの時代を思い起こさせる、「PREACHER」は、HERMANのクラリネットが登場。バラードの「MAKE SOMEONE HAPPY」では、アルトに持ち替えていつもの「ねちっこい」プレーを。
ハーマンのプレー自体にはあまり共感を覚えないが、これも一度は出てこないと、やはりハーマンオーケストラではないかもしれない。
やはり、HAERMANも、他にはない「ONLY ONE」のオーケストラだ。
TOMORROW’S BLUES TODAY (1)
I REMEMBER CLLIFORD (2)
COUSINS (1)
FOUR BROTHERS (1)
FREE AGAIN (1)
THE PREACHER (2)
MAKE SOMEONE HAPPY (1)
WALTZ FOR A HUNG-UP BALLET MISTRESS (2)
BIG BANDはメンバーを見るのも楽しみのひとつ。
録音が後のWESTのメンバーは、Sal NisticoやBill Chaseのように、以前からのレギュラーメンバーが多い。ピアノはNat pierceが座っている。
EASTのメンバーは、New Yorkのメンバーで編成されたものなのかもしれない。Steve Marcus、Bill Watrousの名前が目に付く。
<SESSION 1>
Woody Herman (cl,as)
Al Gibbons, Bob Pierson(flute),Steve Marcus,(ts)
Joe Temperley (bs)
Lloyd Michaels, Lynn Bivaino, Dick Ruedebusch, Bill Byrne, John Crews (tp)
Jim Foy, Mel Wanzo, Bill Watrous (tb)
Mike Alterman (b)
Ron Zito (ds)
Recorded on March 25, 1967 “Riverboat Room ,New York City”
<SESSION2>
Woody Herman(cl,as,ss)
Gary Klein, Sal Nistico, Andy McGhee(ts)
Tom Anastas (bs)
Bill Chase, Gerry Lamy, Bob Shew, Don Rader, Dusko Goykovich (tp)
Don Doane, Frank Tesinsky, Henry Southhall (tb)
Nat Pierce (p)
Tony Leonardi (b)
Ron Zito (ds)
Recorded on June 29,1967 “Basin Street West”