Perk Up / Shelly Manne
SHELLY MANNE。
WEST COAST JAZZの第一人者。
このブログで紹介したアルバムで、Shelly Manneがプレーしているアルバムが数えてみたら15枚あった。
比率的には結構多い。どちらかというと自分の好みがWEST COAST派ということだろう。
当然、Concordレーベルがスタートして、この大御所が登場しないかなと思ったら、早々にL.A.4の一員として登場。それはそれとして、いつものマンのプレーはいつ聴けるのかと思っていたら、ようやく20作目にして、リーダーアルバムが登場。
と思いきや、早速針を落とすと少し様子が変だ。別に内容が悪いという訳ではないのだが。
前作のBud Shankのアルバムと同じ印象だった。
一言でいうと、全体のサウンドが現代風。
Concordレーベルの悪い点は、録音日のクレジットが無いこと。
JAZZのアルバムは、仔細に録音データが書かれているのが普通だが、何か理由があったのだろうか?
女性が年を誤魔化したがるのとは分けが違う。素性をはっきりさせて欲しいものだ。
ライナーノーツを読み進むと、実はこの録音は発売から10年近く前、何と1967年に録音されて「お蔵入りしていたものが日の目を見たもの」との記述が。
プロデュースもシェリーマン自身。
どうりで、Concordの「匂い」がしないわけだ。
67年というとConcordレーベルはまだ生まれていない。
Shelly Manneの自分のライブハウスもまだやっていた時なので、多分自分のグループもホームグラウンドで活躍していた時であろう。
もちろん、Concordで出すにあたってはJeffersonがOKを出したのだから、特別な理由があったのかもしれない。
当時は、皆コルトレーンの影響を多少なりとも受けていたとは思うが、フリーでもなく、ロックの影響があるわけでもなく。
演奏はその当時の主流そのもの。
曲も、スタンダードのYesterdaysを除けばメンバーのオリジナル。
当時のShelly Manneのグループが真正面から取り組んだ演奏が聴けたと思えば儲け物だ。
最初からそういってくれれば、誤解しなかったし、最初の印象も違ったかもしれない。
その後、Shelly ManneのリーダーアルバムがConcordから出ることは無かった。
発売されたときには、メンバーはそれぞれ自分の道を歩んでいた。その後のConcordと付き合いの深いメンバーはMONTY BUDWIG以外いない。
Concordの初期の歴史の中にはこんな一枚もあった。
1. Perk Up Rowles 5:41
2. I Married an Angel Rodgers, Hart 4:50
3. Seer Strozier 5:47
4. Come Back Strozier 4:49
5. Yesterdays Kern, Harbach 5:14
6. Drinkin' and Drivin' Rowles 6:42
7. Bleep Wofford 6:27
8. Bird of Paradise Wofford 4:39
FRANK STROGER (as&fl)
CONTE CANDOLI (tp)
MIKE WOFFORD (p)
MONTY BUDWIG (b)
SHELLY MANNE (ds)
Recorded in 1967
SHELLY MANNE。
WEST COAST JAZZの第一人者。
このブログで紹介したアルバムで、Shelly Manneがプレーしているアルバムが数えてみたら15枚あった。
比率的には結構多い。どちらかというと自分の好みがWEST COAST派ということだろう。
当然、Concordレーベルがスタートして、この大御所が登場しないかなと思ったら、早々にL.A.4の一員として登場。それはそれとして、いつものマンのプレーはいつ聴けるのかと思っていたら、ようやく20作目にして、リーダーアルバムが登場。
と思いきや、早速針を落とすと少し様子が変だ。別に内容が悪いという訳ではないのだが。
前作のBud Shankのアルバムと同じ印象だった。
一言でいうと、全体のサウンドが現代風。
Concordレーベルの悪い点は、録音日のクレジットが無いこと。
JAZZのアルバムは、仔細に録音データが書かれているのが普通だが、何か理由があったのだろうか?
女性が年を誤魔化したがるのとは分けが違う。素性をはっきりさせて欲しいものだ。
ライナーノーツを読み進むと、実はこの録音は発売から10年近く前、何と1967年に録音されて「お蔵入りしていたものが日の目を見たもの」との記述が。
プロデュースもシェリーマン自身。
どうりで、Concordの「匂い」がしないわけだ。
67年というとConcordレーベルはまだ生まれていない。
Shelly Manneの自分のライブハウスもまだやっていた時なので、多分自分のグループもホームグラウンドで活躍していた時であろう。
もちろん、Concordで出すにあたってはJeffersonがOKを出したのだから、特別な理由があったのかもしれない。
当時は、皆コルトレーンの影響を多少なりとも受けていたとは思うが、フリーでもなく、ロックの影響があるわけでもなく。
演奏はその当時の主流そのもの。
曲も、スタンダードのYesterdaysを除けばメンバーのオリジナル。
当時のShelly Manneのグループが真正面から取り組んだ演奏が聴けたと思えば儲け物だ。
最初からそういってくれれば、誤解しなかったし、最初の印象も違ったかもしれない。
その後、Shelly ManneのリーダーアルバムがConcordから出ることは無かった。
発売されたときには、メンバーはそれぞれ自分の道を歩んでいた。その後のConcordと付き合いの深いメンバーはMONTY BUDWIG以外いない。
Concordの初期の歴史の中にはこんな一枚もあった。
1. Perk Up Rowles 5:41
2. I Married an Angel Rodgers, Hart 4:50
3. Seer Strozier 5:47
4. Come Back Strozier 4:49
5. Yesterdays Kern, Harbach 5:14
6. Drinkin' and Drivin' Rowles 6:42
7. Bleep Wofford 6:27
8. Bird of Paradise Wofford 4:39
FRANK STROGER (as&fl)
CONTE CANDOLI (tp)
MIKE WOFFORD (p)
MONTY BUDWIG (b)
SHELLY MANNE (ds)
Recorded in 1967