4月中頃神戸有馬温泉に宿泊し、翌日大阪日本橋の「国立文楽劇場」に向かった。阪急バスで1時間ほどで到着後、JR大阪駅中央口に向かう。
先ずは電車旅なのでコインロッカーに観劇に余分な夫婦ふたりの小型スーツケース預ける。その支払いに中京地区の交通系カードマナカが利用できたことで少しだけ感激。
そして地下鉄御堂筋線梅田から乗車し、難波で乗り換え日本橋で下車する。
国立文楽劇場窓口で予約しておいたチケットと交換する。1等の前列4列目の席。演劇、ミュージカル同様にとても体で何かを感じ楽しめるいい位置である。
舞台の幕が上がって先ず最初に思い出したのは大昔の学生の頃、テレビ放送で見たNHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」。あの人形たちがなんと生き生きしてたことか!それが私の心に蘇った。「文楽」先ずは三味線に合わせての義太夫の語り。特に場面の見せ場ではそれはもう迫力ある大声。それに合わせ三人の人間遣いが複雑で素晴らしい動きをするのでしっかり惹きつけられる。これがホントにホントに良かった。
さらには悲劇と喜劇が私の心で交差し弾ける。人形に演じていただくと「安心して」人の悲劇の場面に接することが出来る。今回もむしろドロドロした情愛深いシーンなのに喜劇のようなオカシミを感じた。私は映画の心中シーンは絶対観たくないが、今回の作品にはなかったがこの人形で是非また観たい。
少々辛いのは時間の長さである。昼の部を鑑賞したのだが数度の休憩。昼食タイムありで弁当も売られており1個だけ試しに分けて食べました。昼休憩などを挟んで全て観たので4時間半。これに匹敵するのは欧米で妻と鑑賞したオペラである。正直言うとテンションを持続するのは困難でオペラ同様ついついウトウトしてしまう。まあ、これでもいいかな。義太夫の声が高まってくるから大事なシーンは必ず目覚めるからね!?
終わったのが午後3時半。やっぱり弁当半分では空腹だ。ひと月前大阪に来た時同様日本橋近くの人気の黒門市場に向かう。大阪名物の串物食べたかったので市場往復したが見当たらず。結局手っ取り早いたこ焼きでお腹を満たすことに。
中国人に混じり熱いうちに美味しく食べました。帰りのJR東海道線車中でも食べれないかと牛すじお好み焼きはおみやげにしてもらう。食後難波駅までぶらぶら歩いたが、家内が疲れたと言うので近くのタクシー乗り場で乗車し大阪駅に向かう。
青春18切符の悲しいところ。連れ合いの疲れがピークだが新幹線に切り替えは上手くできない。トイレ休憩の後仕方なく乗車した5時半初の米原行きに乗車でき運良く座れた。ただノンビリ出来るが臭いがきついお好み焼きを通勤車内で食べるわけには行かず、結局午後9時に自宅帰着まで我慢した。
今回ケチケチ&スロー旅行であったものの収穫は十分あった。特に神戸有馬温泉に加え大阪では文楽という大阪弁のような言葉ではなく仕草で語るという文化を再発見できました。お腹を満足させるのは上品な観劇弁当でなく、やっぱり大阪のソウルフードのたこ焼きだとも実感しました。いい旅でした。「来月も国内でいいから旅したいね。」と同伴者に言うと、その返事は「でも今後は鉄道それも鈍行旅は絶対止めてね。」トホホ…。
先ずは電車旅なのでコインロッカーに観劇に余分な夫婦ふたりの小型スーツケース預ける。その支払いに中京地区の交通系カードマナカが利用できたことで少しだけ感激。
そして地下鉄御堂筋線梅田から乗車し、難波で乗り換え日本橋で下車する。
国立文楽劇場窓口で予約しておいたチケットと交換する。1等の前列4列目の席。演劇、ミュージカル同様にとても体で何かを感じ楽しめるいい位置である。
舞台の幕が上がって先ず最初に思い出したのは大昔の学生の頃、テレビ放送で見たNHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」。あの人形たちがなんと生き生きしてたことか!それが私の心に蘇った。「文楽」先ずは三味線に合わせての義太夫の語り。特に場面の見せ場ではそれはもう迫力ある大声。それに合わせ三人の人間遣いが複雑で素晴らしい動きをするのでしっかり惹きつけられる。これがホントにホントに良かった。
さらには悲劇と喜劇が私の心で交差し弾ける。人形に演じていただくと「安心して」人の悲劇の場面に接することが出来る。今回もむしろドロドロした情愛深いシーンなのに喜劇のようなオカシミを感じた。私は映画の心中シーンは絶対観たくないが、今回の作品にはなかったがこの人形で是非また観たい。
少々辛いのは時間の長さである。昼の部を鑑賞したのだが数度の休憩。昼食タイムありで弁当も売られており1個だけ試しに分けて食べました。昼休憩などを挟んで全て観たので4時間半。これに匹敵するのは欧米で妻と鑑賞したオペラである。正直言うとテンションを持続するのは困難でオペラ同様ついついウトウトしてしまう。まあ、これでもいいかな。義太夫の声が高まってくるから大事なシーンは必ず目覚めるからね!?
終わったのが午後3時半。やっぱり弁当半分では空腹だ。ひと月前大阪に来た時同様日本橋近くの人気の黒門市場に向かう。大阪名物の串物食べたかったので市場往復したが見当たらず。結局手っ取り早いたこ焼きでお腹を満たすことに。
中国人に混じり熱いうちに美味しく食べました。帰りのJR東海道線車中でも食べれないかと牛すじお好み焼きはおみやげにしてもらう。食後難波駅までぶらぶら歩いたが、家内が疲れたと言うので近くのタクシー乗り場で乗車し大阪駅に向かう。
青春18切符の悲しいところ。連れ合いの疲れがピークだが新幹線に切り替えは上手くできない。トイレ休憩の後仕方なく乗車した5時半初の米原行きに乗車でき運良く座れた。ただノンビリ出来るが臭いがきついお好み焼きを通勤車内で食べるわけには行かず、結局午後9時に自宅帰着まで我慢した。
今回ケチケチ&スロー旅行であったものの収穫は十分あった。特に神戸有馬温泉に加え大阪では文楽という大阪弁のような言葉ではなく仕草で語るという文化を再発見できました。お腹を満足させるのは上品な観劇弁当でなく、やっぱり大阪のソウルフードのたこ焼きだとも実感しました。いい旅でした。「来月も国内でいいから旅したいね。」と同伴者に言うと、その返事は「でも今後は鉄道それも鈍行旅は絶対止めてね。」トホホ…。