旅ごころ

「旅」をキーワードとして、イエローな脳細胞を駆使して生活を愉しむ。

やはり行って良かった有馬温泉♨️

2018-04-26 06:31:13 | 神戸
有馬温泉、亡き父が戦争直後若い頃蛮行をしたせいらしい(男女関係らしい)?。兎に角彼にとって嫌なことがあったせいか生きている間私にここのマイナスイメージを与え続けた。仕方なく過去行っていなかったが、時期があるのかやはり行って良かった。江戸時代後期の温泉番付の大関は東が草津、西が有馬である。とにかく誰もが期待する関西の奥座敷。4月中頃の平日の曇天の1日に初めての訪問であった。
行きは神戸から入る。三ノ宮駅から地下鉄(北新電鉄)そして神戸電鉄と計2回乗り継ぎ有馬温泉駅へ。30分で着けるのは良いけどね(中京地区のマナカカードが使えて便利)。素朴な疑問は「直行の有馬温泉行きの電車って神戸から出てないの?」である。歩くのがやや苦手の妻のブースカピイ。それに私は家内の分含め小型スーツケース二つ抱えての移動でありツライ!でもその日泊まるホテル「メルヴェール有馬」は駅から歩いて5分以内で救われた。
問題は別のところにあった。チェックインタイム午後3時の1時間前に着いたことだ。ここは外国ではない融通が利かない日本だ。時間を持て余し温泉街まで散歩することに。このホテルを選択した理由は温泉街から少しだけ離れてるけど、駅から特に近いうえベッド派の夫婦にとってありがたいことに洋室が中心なこと。部屋は気持ち狭いが4階窓からの眺めはまあまあで温泉街の著名なホテルと比べ宿泊費がとてもリーズナブル。
温泉街を散策。大阪の黒門市場同様ここも中国人が訪問時は多かった。有馬川特に太閤橋付近はリバーサイドが綺麗で中国人が写真撮影してた。ソメイヨシノはもう終わっていたが、川を挟んで愛妻のねね像が秀吉像を見守るなか秀吉像の前だけ枝垂れ桜が見事に咲いていた。
温泉町では太閤さんではないが醍醐の花見ばりに華やいだ芸妓さんにでもに会いたいくなる。例えば遊びは無理として芸妓さんがおられるお店「芸妓カフェ一糸(いと)」に寄れたのに。温泉のイベントや祭りの時期でなくても情緒が味わえるはず。まあ、この日は大切な連れ合いがいたせいもあり、うっかり失念しパスしてしまいましたが…。

まあ、でも温泉街の急坂はしっかり歩きました。レトロな商店の他金湯や銀湯があり面白いと思います。
ホテルに両湯ともあるので名所でもある日帰り温泉には入らなかった。温泉街で売られている名物「炭酸煎餅」は買いましたけど。
登山者のかたも見かけました。六甲の自然自体に興味あるかたは温泉街入口から15分程度歩くと六甲山ロープウェイ有馬温泉駅があり利用出来ます。山野草にも興味ある私は次回是非利用したいです。その折体力あればロープウェイのみならず六甲のトレッキングをしてみたい。
宿に帰ってから、ひとっ風呂浴びビールで喉を潤す。その後頼んでおいた取って置きの神戸牛含む懐石料理をいただき舌鼓。
お風呂は金泉と銀泉ある大浴場。そしておまけは野天風呂。ところで有馬の湯は混合湯みたいです。金泉は含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉。鉄分含む赤茶けたお湯は全国的にも珍しいです。銀泉は炭酸泉(外ではラドン泉もあるらしい)。炭酸煎餅のいわれですね。私たち夫婦は朝晩3回入りました。特に金湯は新鮮で確かに効能を感じました。
ちなみに翌日の帰りは行きを反省して温泉街入口の有馬温泉観光協会で相談。親切に対応していただけました。翌朝早い時間で大阪に出たかったので阪急高速バスの利用となりました(有馬温泉8時40分発)。バスは京都行きもあり便利。バスは温泉近くに高速道出入口(西宮山口南)があるので車窓からの風景が単調で電車(ある意味登山電車)ほど面白くない。1時間ばかりで大阪駅に着いた。
感想としては六甲に抱かれる有馬温泉は奥が深いです。一泊では足らない。正直もう一度行ってそのディープな世界を垣間見たい。あーあもっと花が見たかった⁈でも大阪も面白い経験させてもらった。次これについてもブログでアップしたい。お楽しみに。

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